「『四方八方肘鉄砲』も聴きたい」劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 uzさんの映画レビュー(感想・評価)
『四方八方肘鉄砲』も聴きたい
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アニメはやってれば見たくらいで、原作は20巻程(不破と鉢屋がギリ)しか知りません。
しかし原作は何度も何度も読み返し、沢山の笑いと感動と知識をもらった。
筆を置かれたと知った際、「最終巻だけは」と発売日に購入したくらいには大好きな作品です。
子供向けでもやむなしと思っていたが、楽しかった。
土井先生の失踪から、いつもと違う授業風景などが描かれる。
この辺の会話もちゃんと後から効いてくるあたり、脚本はなかなかに侮れない。
定番の聞き間違えギャグもキレよく笑える。
序盤の土井先生vs尊奈門、中盤の六年生vs天鬼などのアクションは、サスガ劇場版という出来でよく動く。
そして、八方斎らの謎ダンスも。笑
天鬼の正体は最もシンプルなものだったが、それ故にきり丸やは組との関係性が見えて良かった。
五•六年生をはじめ知らないキャラもいるが、性格はすぐ掴めるし、あまり気にならない。
利吉さんやドクタケ側の主要キャラも絡んで賑やかながら、混乱はナシ。
くノ一は難しかった(シナ先生はチラッと映った)が、滝夜叉丸がちょっと出たのは嬉しかった。
は組の個性があまり活かされず、なのに喜三太のナメクジ要素などで序盤のテンポがイマイチなのは残念。
Cパートもあまり必要性を感じなかった。
だったらきり丸と土井先生のドラマをもっと見たい。
だが土井先生の過去や山田家との繋がりなど知らなかったことも知れて、また興味が湧いた。
そういう意味で、自分には懐かしさだけでなく新鮮さもあり、笑えてちょっと涙腺が緩む、素敵な作品。
ってか土井先生、あんなに強かったのね…
漫画、読み返したいなぁ。
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