「(考察)映画の見方が180度変わる!?「化け猫あんずちゃん」の衝撃的真実?」化け猫あんずちゃん ぴさんの映画レビュー(感想・評価)
(考察)映画の見方が180度変わる!?「化け猫あんずちゃん」の衝撃的真実?
はじめにこの映画を見たときは、そもそもかりんちゃんを連れてきたあんずちゃんが戦犯なのに、お母さんが罪をただただ被った、お母さん目線報われないバッドエンドな映画だと思っていました。お母さんが閻魔に詰められているときは怖すぎて、まじで泣きました。
ですが映画の謎について考えたり化け猫について調べていくうちに、実はこうなんじゃないか?なかなかハートフルでハッピーな映画だったんじゃないか?と思って来たので、その考察です。
結論からいうと、
地獄から連れだしていた母親の正体は、実はかりんちゃんのためにあんずちゃんが操っていた別の人の死体で、死体を化かして「幻でもいいから、お母さんに会いたい」っていうかりんちゃんの願いを、あんずちゃんがこんな形で叶えちゃったのかなと思いました。
なので、最後のほうの閻魔のお母さんへのセリフは、実はあんずちゃんへのセリフで、付け加えると「お前、かりんちゃんのためだろうと死体をもてあそぶようなことするのはまじやばいからな?ほんと覚悟しとけよ」みたいな、だからこそかりんちゃんが最後に、とんでもない覚悟で頑張ってくれていたあんずちゃんと一緒に住むことを選んだのは、あんずちゃんも報われるちゃんとしたハッピーエンドだったのかなと思います。
なかなか変なことを言ってると思われてそうですが、一応根拠のある考察だと思っています。
・一般的に化け猫は人に化けたり、死体を操ったりができるらしい、手ぬぐいを頭に巻くのも好きらしい。(映画のなかで手ぬぐいを頭に巻く描写もあるので、作者も化け猫感は大事にしてそう)
・久しぶりにあった時のお母さんの行動は、あんずちゃんでも再現できそう(かりんちゃんが逆立ちを頑張っていたことも知っていた、お母さんの顔写真も一度見ている)
・お母さんとかりんちゃんが会ったとき、かりんちゃんの頭をお母さんが唐突にペロッと舐める。(あんずちゃんが操っているのでつい猫っぽさがでちゃった)
・地獄で謎にあんずちゃんが普通の猫になる。(実はこのとき、貧乏神にあんずちゃんが化けていてみんなを誘導していたんじゃないか、貧乏神はそもそもかりんちゃんに見えていないわけだし、どこまで本当だったか分からない)
・地獄の入り口の近くは、葬儀場?みたいなところだったと思うので、死体を用意することは可能そう。
・閻魔がお母さんたちを一回逃したときに「死体のにおいはすぐ分かる」みたいな意味深なセリフ(死体をあんずちゃんが化かして操っていたから)
ここまでが本当なら、最初はひっそりとバレないようにお母さんと合わせるだけのつもりが、まさかのかりんちゃんがお母さんを連れ出しちゃって、大事になっちゃったけど、かりんちゃんのため閻魔の脅しにも屈せず最後までそれを貫き通した。あんずちゃんの優しさあふれる泣ける映画なのかもと思いました。
本当に長文すみません。でもどんなですか?この考察ならけっこー救われませんか?✨