愛に乱暴のレビュー・感想・評価
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江口のりこ
が僕は好きだ。
だけど、ヌードシーンを観ても勃起はしなかった。
つまり役者江口のりこが好きなのだ。
朴訥と、根暗な印象も
チェーンソーで柱を切る時の難しい笑顔も
この役者さんだから演じられるんだろうな。
と感心するばかりだった◎
なお、ストーリーそのものは
現代社会の日本で当たり前のように横行する
無関心と自己押し殺しにより
突発暴発し起こりうる恐怖を描いているように感じ
同時に当たり前のようで当たり前にできなくなった
日本人と他国人の対比のようなものがあり
納得感ひとしおだったことを記載しておこう(^^)
レザーフェイス…なわけないか
日常のストレスを溜め込んだ主婦が夫の不倫で暴走し始める話。
ちゃんとしていないと嫌な主婦がゴミ捨て場のルール違反や汚れた様子にイライラしたり、夫のや義母との感覚のズレにストレスを溜めていく感じだけれど、なんだか自己評価が高くて、自分や現実を受け入れられない人にもみえる。
そして夫のカミングアウトで爆発かと思いきや、1人で暴走し始めて…えっ?そんな過去(゚д゚)!?あーそういう人たちね…。
なんで家知ってるの?とか、どうやって埋めたの?とか、そういえば放火もあるし…と一瞬解離性障害?とか過ったけれど、そんな難しい話しにもならず。
そして大暴走にも大勝利にもならずなんだかモヤッと終わってしまった印象。
無関心さと無意識の圧。
義母照子から無意識な言葉の圧を受け、無関心な夫マモルの浮気を察し、夫の浮気相手三宅奈央のSNSをチェックしながら状況把握し日常を過ごす初瀬桃子の話。
夫マモルの実家の敷地内の離れに住む義母照子、日常生活で受けるストレスや圧を感じながらも気丈に振る舞う桃子だったが…、夫の浮気相手の妊娠を知り…。
何を話しても無関心で心ここにあらずな感じの真守と、真守の食生活の事で照子から圧を受けたり…、乗ったバスでは赤ん坊を抱いたママに気づかいながらと見せていくけど。
普段の生活で空回りだったり噛み合わない人とのやりとりのなか石鹸教室の講師をしながら自分のバランスを保ちつつ生活を送っていたけれど、浮気相手の妊娠知ってからバランス崩れ、それを機に講師の仕事、元職場から再雇用が駄目になったりのなか購入したチェンソー!?それで殺っちゃう!?
…が頭によぎったりするなかで、過去に駄目になってしまってた子供の傷が癒えてない桃子と、実は不利関係からの妊娠で籍を入れた桃子と真守の関係性が分かりながらも、ちょっと踏んだり蹴ったりな重たいテーマだったけど楽しめた。
ただ本作のストーリーってリアルな日常でも受けるストレスや圧だったりするので、このストーリーにリンクする女性の方は観ててキツかったりするのかも。とりあえず桃子を演じた江口のりこさんの照子にキレる顔とラストの放火現場から逃げる顔怖っ!(笑)
片言の日本語で言われた「ありがとう」で泣き崩れた桃子だったけれど、たったその一言で救われる事もあると思う。
地味だけど、面白かった!
どこにでもある日常なのに
ずっと引き込まれて。
最初から最後までとても良い映画でした。
あまりにもどこにでもいる主婦。
あまりにも普通の日常。
なのになんなんだろうこの映画の面白さは。
ルール通り、ルールを破らずに真面目に日常を過ごす。
よくいると思うんです、こういう方。
でもね、ルール通りってつまらないんです。
ルールを破ると面白いんです。そんなもんです人生。
観る人の立場によって様々な感想がある映画だと思います。
これ、くそ真面目な主婦が買い物の途中にちょっとサボって映画館に入ってこの映画観たら、どんな感想になるんだろうか。
ちょいちょいサボりながらストレス解消しながら生きましょうね。溜めたらいけません。
「楽しそうなお前がつまらない」そんな主婦を見事に演じきった江口のりこさん、さすが完璧です。
しかし酷いこと言うなぁ。。
子供がいたらママの味方だったんだろうと思います。
いろいろなみかたができるのでおススメ。
今年310本目(合計1,402本目/今月(2024年8月度)35本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
今日は天気もよくなく映画館に行けなかった方も多いと思うのでネタバレは薄目で。
自分にとって何かどうしてもうまくいかない「時」というのはどうしてもあるもので、それが続くとイライラしたり、また起きたことがまた「自分のせい」と思ったりと追い込まれることってありますよね。それを扱った映画です。
ただ、このストーリーでは主人公(女性の方)を「微妙に」怒らせるよな発言や言動ほかが結構多い一方、「こういうことをしてほしくはない」ということを言っていない(言ってたっけ?)あたり、「好き嫌いの伝え方のうまい下手」の論点もありますが、ここで夫婦となると法的(民法)上平等で上限関係がないとしても特にこうした状況で女性である妻から色々いうのは実際難しい場合もまた存在するので(もちろん、男性→女性で言いにくい状況も少数ながら発生しうる)、こうした部分も込みで描いているのだろうといったところです。
要は「意見を言うことが苦手な女性がもっと苦しんでしまうお話」と一言で書けばそうなりますでしょうか。
東京テアトル系列の作品の中では比較的展開や述べたいことがわかりやすいストーリーでもあるので迷ったらおススメです。台風が来ていろいろ大変なこの8月5週ですが、迷ったら本作品は押せるところです。
採点に関しては特に気になる点までないのでフルスコアです。
ほとんどの場面に圧巻の江口のりこ!
とにかく江口のりこの圧巻の演技に脱帽です。
終始画面の暗さが不穏な空気感をつくりだしていて、
平穏な出だしかと思いきや、既に何となくズレを感じ、徐々に不穏感が増すというよりも
最初からなんだなと思いましたね。
自分がやってきたこと(不倫)が
自分にかえってくるというのが話の軸ですが、
最初から桃子は夫である真守が怪しいことは
わかっていて、それが明るみになるにつれ
感情が暴走を始めるという、
実に人間的であり、その異常ともとれる行動も
ちゃんと背景があるので、納得感がありました。
その異常性ともとれる行動にちょっぴり笑えてしまう
ところも良かったです。
例えば、チェンソーの刃のにおいを恍惚とした表情で
嗅ぐシーンとか。
ホラー映画のちょっと笑える感じにも似ていて。
ラストは桃子の日々の善行が少し報われた気がして
桃子も少しホッとしたんじゃないでしょうか。
江口のりこの表情や所作どれをとっても
感情や意味を感じとることができ、
あらためて凄い俳優だなと感じました。
江口のりこが主演じゃなかったら、2をつけていたと
思います。
喪失の恐怖が、いつもの日常を支える。
息苦しさが伝染してくる
江口さん、小泉さん、風吹さん、キャストの皆さんの演技が素晴らしく物語に引き込まれていきました。
日々の夫婦生活、姑との関係、近隣住人との関係、
噛み合わないストレスが少しづつ、少しづつ、
蓄積されていく、ずっといつ爆発してもおかしくない爆弾をかかえてるようななんともいえない緊張と重苦しさが画面全体を覆い、その息苦しさが見ている側にも伝染してくるような映画でした。
各所に散りばめられた伏線が徐々に繋がってくる演出は上手いなぁと思いました。
そして普段から人に「ありがとう」を伝えることの大切さを改めて再認識させられました。この言葉ひとつで、日々の中で実は色々なことが大事に至らず解決されてるコトって山程あるじゃないかとさえ思いました。
雄弁なポーカーフェイスにしてやられた!
徐々に真実が明かされる度に、それまでのシーンを誤解していたことに気づき、心が揺さぶられまくりでした!
ミスリードも巧みで、確かにサスペンスですが、濃厚なヒューマンドラマとしても、女性や家の問題に言及した社会派ドラマとしても奥深い。
登場人物たちの細やかな心理描写が素晴らしい。
本音を出さないように表面上は取り繕っているけど、ちょっとした態度や仕草から心の声が漏れ出ちゃってますから。
そんな心の声たちに、イラ立ち、傷つき、共感しました。
小泉孝太郎さんのダメダメ夫も素晴らしい。笑
夫婦の会話が絶妙!
適度にモテる感じがするし、母親のことは桃子まかせだし、自分本位のお坊ちゃん。
トドメのセリフには開いた口が塞がりませんでしたが、あれは桃子へ対する誠意だったのかも。
言わずともがな。風吹ジュンさま最高です。
微妙に嫌な感じが素晴らしい。笑
電話の声だけでも裏側の心理を感じ取れる。
桃子への感謝が薄いところは“この親にしてこの子あり”と思わせるけど…
なんだかんだ息子が可愛いんだなぁ。
でも真守は絶対肉派よね。
母親と息子の距離感も絶妙。
とにかく江口のりこさんの雄弁なポーカーフェイスに騙されます!
ガラス戸に向かって「おかぁさーん」と呼びかける声のトーンもたまらない。苛立ちを抑えて明るく聞こえるギリギリの声。
自分の中の“正しくはこうあるべき”を貫き、社会的な属性にこだわる、桃子心理が手に取るようにわかる…
と思っていたら、不意に足元を掬われます。
漏れ出ている桃子の心の声をわかった気になっていた自分が恥ずかしい。
じゃあ、あのシーンは“正しくはこうあるべき”だけじゃなかったのか。。。
サティの名曲『お前が欲しい』が切なくて胸を締め付けられました。
驚きのラストには、見た方それぞれの感想があるでしょうが
私は桃子が社会的な肩書きから解放されて、自分の存在意義を見出すことができたと感じました。
きっと桃子はリフォームした家のオーブンでスペアリブを焼くことだろう。
クスッと笑えるシーンも大好き。
会社の元上司が戻って来ない気まんまん。
急かされたのに相手が遅れてくる。とか笑えました。
この寂しさは誰にでもあるかもしれない
原作を未読のまま鑑賞。
吉田修一原作の映画化作品、本当に最近多いなと思うけど、今回のお話は特別な誰かではなく、本当にごく普通の常識人に見える桃子に起こった出来事のお話。
一つ歯車が狂うと連鎖してに噛み合わなくなっていくのは誰でも経験があるのではないかと思う。
↓以下感想
意外な人がくれた、当たり前の、でも彼女がずっと渇望していた言葉。スカスカになった彼女の心に、じゅわじゅわ嬉しさと悲しさが沁みていくのが見えて、私も一緒に浸ってしまった。
物語はありふれた日常を淡々と進む中、繋がる関係も場所もあるのに、ずっと独りぼっちの彼女の寂しさがひしひしと伝わってしんどい。
一緒にいても1人を感じるなら、1人の方が幸せなんじゃないかと何度も思ったけど、桃子の気質では奥さんを演じる方が正解だったのだろうか。
色々考えてしまう。
多分、彼女はどこにでもいる誰か。
この寂しさが特異なものではない現代社会が悲しい。
床下にあるのはまさかの…でした。
リアル
タイトルなし
舞台挨拶ありの完成披露上映会で観ました。
舞台挨拶では 観るだけではわからない裏話なども聞けました。
江口のりこさんが「原作よりも映画の方がシンプルになっている」みたいなことを言われていて、原作も読みたくなりました。
確かに、この映画のストーリーからして、もっと深いところでいろいろあるんだろうな…とも思えてきます。
やはり原作もマストだなと(個人的に)
ヒューマンサスペンスとなっていますが、そのわりには少し軽めの気持ちで観られる作品かもしれません。
映画自体は江口のりこさん演じる桃子が、夫との溝が深まることで追い詰められてだんだん壊れていくお話です。
とは言っても、数々の突拍子のない桃子の行動に(声は出さずとも)かすかにクスっとなってしまう感じがありました。
チェンソーって(笑)
そこが映画を重すぎなくしている印象でした。
桃子は、江口のりこさん以外に誰が演じられよう という感じでしたね。
登場人物が少ない映画でしたが、俳優さん皆さんがとても役にハマっていて良かったです!
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