劇場公開日 2024年4月13日

日日芸術のレビュー・感想・評価

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2.0星野源!

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

白熱のジャズ演奏は内なる狂気の音による解放だし、逆にカフカの作品は冷め切った印象を与える。いずれにせよアートの表現者は鑑賞者のかわりに日常から逸脱してくれているように見える。この作品の登場人物達が見せる様々な逸脱も、アートが香るものから目を背けたくなるものまで様々だ。ではアート・非アートの境界線は何処に?極端な例かもしれないが、内臓のはみ出した動物の死体をどんと置いて「これが俺のゲージュツだ」と宣言されたら我々はそれを「鑑賞」しなければならないのか?
キーワードは恐らく「洗練」だろうと思うけど違うかなぁ。
また、各自がそれぞれ自分の踊り方で踊る社会って本当にユートピアか?あるいは、作品自体をそっちのけで背景因子(◯年かけて作ったとか心身のハンディを乗り越えてとか)を賞賛するような態度はかえって表現を蔑ろにする事にならないか?…と色々な事を考えさせてもらった。
ところで、あの眼鏡はイケないお薬のメタファー、ではないよな。

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ひろちゃんのカレシ

1.5自分の踊り方

2024年4月13日
Androidアプリから投稿

単純

知的

掛けると世界がアーティスティックにみえる不思議なメガネを手にした俳優・富田望生が様々なアートをみてまわる話。

町を歩いている時に見慣れない喫茶店をみつけて立ち寄ったら、セロハンテープで作った不思議なメガネを掛ける様に促され始まって行く。

発達障害や双極性障害の方々がつくるアートを紹介するドキュメントで、富田望生が案内人役的に繋いで行く感じですね。

ということでストーリーという程のものがある訳ではなく、紹介された方や作品は悪くないけれど自分が映画に期待するものはなかったし、何なら途中から富田望生は?で余計な寸劇いらない様な…。

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Bacchus