先生の白い嘘のレビュー・感想・評価
全99件中、41~60件目を表示
もろもろ違和感
重苦しいテーマだった…
そこまで考えたことないなぁ…というのが大半の人の感想なのかも知れないけど、それは、そういう経験がない人が大半だからか?
いずれにしても、重いテーマでしんどかった。
たくさん違和感があって、それは他の方も書かれているので、別の視点から…
最後に「あなたのせいで戦えた」というセリフがあったけど、それはわざと?
どう考えても「あなたのお陰で」なんだけどなぁ…
そして、左目に眼帯している人が左側から振り向くのは、人間の動きから考えて違和感があり過ぎだった(眼帯を強調させるための演出?)
まあ、本質ではない意見かな…
そして、何が白い嘘だったのか解らず…
これは読解力不足か?
映画は良かった 最後も好き けどみんな、女はどうとか男はどうとか、...
映画は良かった
最後も好き
けどみんな、女はどうとか男はどうとか、
こんなに性別のこと考えて生きてるのかな?
って思った
風間俊介はよくこの役引き受けたな
見た後検索してたら出てきた中で、
制作者側がパワハラと言われても仕方のないことしてたみたいだったけど、
それでも役を降りず、
試写会で上映後に出てきて、
見終わった直後の観客の心情を察して、
「みなさん、大丈夫ですか?」と声をかける奈緒はすごい
しかも「私は大丈夫です」と続けたのも、気づかう優しさ
なんかこれ書いてたら泣けてきた
兼末健次郎登場
2時間苦痛でしかなかった
奈緒を初めてじっくり観たのはTVドラマ“ファーストペンギン!”。それ以前も脇役として観たことはあったが、(女優の中では)さほどキレイではないし、興味を持っていなかった。 が、このドラマを観たとき、「意外に華があるな」と思った。俺はドラマでも映画でも、脇役には演技力が必要で、主役には華が不可欠と思っているので、それ以来奈緒主演作品は興味を持つようになった。本作はシネコンに掛からないような地味な作品だが、奈緒主演ということで興味を持って小さな映画館に足を運んで観賞。
【物語】
高校教師の美鈴(奈緒)は、親友美奈子(三吉彩花)に婚約の報告を受けるが、相手は以前密かな関係を持っていた早藤(風間 俊介)だった。動揺を抑えて教壇に立ち続けていたある日、担任する男子生徒・新妻が「人妻とホテルから出て来た」という噂が校内に広まる。無視できなくなった教職員達は担任の美鈴に新妻から事情を聞くように求める。 仕方なく2人きりで話をしたときに新妻の女性観に対して美鈴が激しく反論したことをきっかけに2人は微妙な関係になって行く。
一方、美奈子からの婚約報告で再会した早藤は昔のような関係を何度も強要されるが、美鈴は拒むことができなかった。彼女は自身の内に潜むゆがんだ感情に向き合う。
【感想】
観賞前の予備知識としては、作品紹介のあらすじと公開直前の監督のインティマシーコーディネーター発言騒動。双方からぼんやりと作品イメージは持っていたが、想像していたより暗かった、と言うより陰湿だったと言うべきか。最初から重苦しさ、いやもっとストレートに言うと不快感を覚えたが、最後まで晴れること無く、後半になると観続けることが苦痛になって来た。
1つには性加害者となる早藤がカス過ぎて序盤から嫌悪感が湧くのだが、最後まで観続けると俺がそれ以上に受け容れらなかったのは美鈴だ。冒頭に書いたように、俺が作品の主役に求めるは華。男が主役でもそう思うが、ヒロインはなおさら。しかし、美鈴は“華”の対極にあるキャラクター。作品イメージからして、今回は奈緒に常時キラキラした華は期待しなかったものの、随所に男を惹きつけるものは観られるだろうと期待していたが、最初から最後まで皆無だった。むしろ(性被害事件という側面ではこういうことを言うと批判されてしまうが)ここまで早藤に酷い目に遇わされるのは「美鈴も悪い」と思えて、彼女の心の叫びに共感することは無く、嫌悪感さえ湧いた。
ここまで“華”を封印できる奈緒もある意味凄い。しかし、封印し過ぎていて、特異な嗜好者である早藤は別にしても、普通の男子生徒がこの教師に惹かれるなんて、あり得ないと思ってしまった。これは奈緒が悪いと言うより、演出の問題だろう。
社会派ドラマ、あるいは他人には理解しがたい人の奥底の心理を描くドラマと言えるのかも知れないが、残念ながら俺には色々なことを感じたり、考えたりする前に苦痛しか感じられない作品だった。
共演者にも恵まれない奈緒が不憫
とにかく奈緒は非常に良かった。
体当たりなんてチープな言葉では片付けられませんね。
男性陣はよろしくないですね。
早藤役の方は、ちょこちょこ悪い役やるっぽいですが、こなれ感があり過ぎて…。
あー見たことあるやつだなとなりますね。
あとまあ、圧倒的なフィジカル不足。
これでは三吉彩花と相対するのも、奈緒にあのような振る舞いするのもなんか説得力ないですね。
最後も少年の過ち感なんすよね。鈴木亮平で見たかったな。あれぐらいの大人が崩れてほしいですね。
新妻役の方はシンプルにまだまだ上手くないですね。脚色もあるでしょうけど弱々しすぎますね。なんかちょっと似てる奥平大兼だったら、オラついた感じも上手くできたとおもいます。
惜しかったですが、これまでの報じ方からすると製作陣が奈緒の『体当り』演技だけに頼ったんですかね。残念。
私の観たい性とは少し違った。
性被害を受けた女性の恐怖、気狂ってしまった男の恐さ、をこれまでの観た映画やドラマ、コアな成人向けビデオ以上に感じる作品でした。
男1人で気楽に観に行きましたが、正直なかなか重い内容。怖さもありますが、汚い、という表現がどうにも当てはまってしまう内容。
まー、それを求めて観たのですが。
若い女性の方などにはなかなか辛い光景が多いのではと、勝手ながら上映中何度も周りの方々が心配になってしまいました笑
R15指定ってこんなに過酷なんですね笑
この世は男と女、平等なのか、どちらが強いのか、と言った問いかけが序盤からありますが、強い者が弱い者を守る、というのが一般的な心理であって、
個人的には、「あの異常に狂った男さえいなければ全てうまく行く」というのが私の感想でした。
観終わってみれば結構スッキリしている自分がいますが、目のやり場に困る悲惨なレイプシーンの数々、終盤のグロいシーンなど、
他のお客さんもおられるスクリーンではなく、家で音量小さめで観たいなと感じました。
ヒロイン役、セクシー女優さんなどでも良かったのでは?という個人的な意見でした。
男性思考の作品になってしまった感
ICの件や、監督の言葉などなどいろんな話題で見に行くのやめようと思ってましたが、もともと原作も気になる漫画だったこともあり、とりあえず見に行くことに。
映画の感想としては・・これは男性目線というか男性思考による映画なのかと思いました。
原作者(女性)のコメントや原作の内容からして、映画の紹介コメントから削除された「快楽に溺れ」につきる気がしました。
性描写としては露出もすくなく、暴力的ではあるがAV的な見せ方とは白線をひいてる気がしましたが、わざわざ性被害をうけて心に傷を負ってる女性になんども「快楽」という言葉を言わせている。そこにすこぶる違和感がありました。
女性でも男性でも暴力的な性搾取に「快楽」なんてないのでは。
呼出に応じるのは恐怖とこの現実から逃れたいという現実逃避や
自分ではどうにもできない虚無感などいろいろな感情や状態からくるもので
そこから抜け出すには大変な思いや助けなどが必要になってくるものではないのだろうか。
原作を既読されている多くの方が「快楽に溺れて呼出に応じているには違和感がある」とコメントされていましたが、私は未読でありましたが、映画でもすごくそこには違和感がありました。
すこぶる男性思考の男性が陵虐した女性をなんども呼びつける際にその女性が「快楽に溺れている」と思っているという理解にほかならないと感じました。
監督さんが結局主人公「美鈴」の気持ちは最後までわからないといっていましたが、男性思考でこの作品を描きたかったとするならばそうなるのではないかと思いました。
原作者の鳥飼先生が先日コメントで「映画撮影中にいろいろあきらめてしまったことに後悔している」とコメントされていましたが、解釈の相違はうまらなかった結果の映画だと思いました。
映画単体としてみればそれなりにまとまった、俳優さんたちががんばった作品だと思いますが、原作ある作品として、テーマ、解釈としては違和感の残る作品になってしまった気がします。
#14 原作よりテーマが明確に
原作だと早藤クンのクソ人間ぶりばかり目について性のテーマがわかりにくかったけど、実写になってセリフで聞くとわかりやすかった。
それにしても主要3人はよくこの役引き受けたなあと感心。特に早藤クン役。もうちょっと好感度低い人がやったほうが良かった気もするけど、風間さんの演技が光りました。
原作よりもミナコのキャラがブレてた感じがしたのは気のせい?原作では早藤クンより自分自身のことのほうが好きな感じがしたけど。
18禁でもいいのでは?
まずは救急車呼びましょう。タクシー呼びましょう。
観た劇場が問題。作品の感想てはないな。
鑑賞プライオリティでは低かったが、あまりに不評なので怖いもの見たさ。あと特別料金の『3面ライブスクリーン』上映の見物でもある。まあ本作がこのプラットフォームに相応しい作品かどうかは別だ。僕らの時代『昭和』では、シネラマや70ミリが、スペシャル感満点な巨大画面のウリだったな。ともあれ、旗艦館の丸の内ピカデリーに仮設の3面スクリーンは違和感満点だ。
で、見終わったが、3面マルチを前提とした作品らしく、シーンのフレーム構成を、3面強調したくだりも。でも、この『普通の人間ドラマ作品』でいいのか?というと違うだろう。普通に考えて、スポーツものや、音楽ものがピッタリと合うのだろう。となると、日本映画にはこのジャンルは不得意な分野だ。というわけで、この新機軸の『松竹の投資』は、劇場に人を呼びたい、という意欲の空回り。始めたので後に引けなかったであろう、日本の古い会社の体質の徒花だろう。BSチャンネルもそうだが、どうも斜め上にしか向かっていない気がする。大丈夫か?松竹!
人を選ぶ内容
予告すら見ることなく、原作があることすら知らず、タイトルの「白い嘘」ってなんだろなーってくらいで鑑賞。
性的なもの含め暴力描写がなかなかなので、結構人を選ぶ作品。
「女性教師と男子高校生」
性に対してトラウマや問題を抱える女性教師と男子高校生の男性とは?女性とは?そこにある優劣のような話はなかなか聞き応えがあり、そう言う考え方や捉え方もあるか…と考えさせられる内容だった。
教師と生徒という上下がありつつ、物理的な力の差という意味ではそれが逆転する上下関係の中、微妙なバランスのやり取りがとてもソワソワもするし、緊張感?もありなんだかとても良かった。
「風間くん演じる早藤」
今では朝の顔であり専らディズニー関連の紹介ばっかりやっている印象故にギャップが凄まじかった。
彼は彼で生きづらさを抱えている感じで、ただのサイコパスみたいな扱いはちょっと違うのかもって感じもした。
でも急に何するかわからない怖さみたいなのは素晴らしい演技だったし、やっぱサイコパス的なやつなのかなぁとも思ったり…
「美奈子の幸せとは…」
彼女が早藤と結婚、一緒にいる意味ってのが1番理解し難かった気がする。
究極のダメ男好きみたいな感じなのかな?
自分がいなきゃあの人はダメ的な感じだったし。
とりあえずホテルで倒れてる美鈴見つけた時は謝ったりとかより何より先に救急車呼んで欲しかったね。
自殺未遂の夫見つけた時もとりあえず救急車呼んで欲しいし、その直後破水したとは言えさっきまで首吊ってた夫にスマホ渡してタクシー呼んではなかなかハードでは…
「男性と女性、そして幸せとは…」
男女での優劣のような話しから、気がつけば幸せってなんだろなー的な感じになってた気がする。まぁ幸せなんて勝手に各々決めたらいいじゃないと思うけど…
男女平等になってもやはり完全に平等にはならないよね。そりゃそうよね。
なんなら同じ性別であっても全てが平等でもないし。
題材的には今やるにはチャレンジな内容な気もしたけど、今だからそこなのかなとも思った。
ここがラストかと思ったらまだ続くんだって感じが何度かあった印象で、少しずつ答えを出して進んでいく感じの進行だった。
その反面で結局のところなんなんだ?って感じもあったかも。
扱う内容がセンシティブな内容ということもありなかなかメッセージを受け取るのも難しかったかも。
なんとなくわかったような…わからないような…
なんというか生きていくことが何より大事って事でいいのかなぁ。
インティマシーコーディネーターの件を他のレビューであとから知った。
男女で力の差があるとかそういうパワーバランスについても触れる作品をつくる上で監督が女優の希望を拒否してしまうというのは…
そこにも圧力のようなものを感じてしまうし、ましてこの作品を撮る人がその判断で良いのかとは思わされた。
評価以上のボディーブロー
えげつな映画だった。トラウマ級。
確かに、観る人を選ぶ。
何本かブッ刺さった気がするが、それも特に
BGMがデカいメイン所より何個か手前の
1番ないと思ってた美奈子の唯一の暴言※に
眼と心と涙腺全部
持っていかれそうになった。
※癖とかではなくて、子を持つ母の、
わりとまっすぐな愛憎として
狂気とその隣にある純粋に
こうも安堵の感情を貰うものか。
いちばん怖いのは、いちばん抱えてなさそうな
薄っぺらそうに見える分かりやすいバカの
内に秘めた想いと魂のこもる言葉やね。
そいつがいちばん、グッときた。
ゲス役はゲスらしく、ヤバ(主)役は本当にヤバく
純くんはピュアピュアで、
陽キャ役はちゃんと幸せ陽キャを劇中も演じ切った
上での、アレですから。まさかそこでグッと来るとは。
いやぁ、ヤバいわホンマ。
平日の仕事帰りに観るような映画ぢゃあねぇ。
難しい映画
調べてみたら『快楽に溺れて』というストーリー解説が物議をかもしたようですね。
う〜ん。難しいね。
人間って白黒つかない理解不能なものを併せ持つ生き物。
脅しと恐怖により逃げられなかったも真実なら、自分から逃げる勇気を持てずに快楽を目的と自分に言い聞かせて本当の自分を押しこめてしまった。。ともとれるんじゃないですか。
性、この問題をえぐる作品。
おれも性ってトラウマある。
わかんないんだよね。
男の性、女の性も違うと思うしね。
俺はおとこ。
あまりストーリーと関係ないとこで、印象に残ったのは、三吉さんの濡れ場での身体。すごいボーンって。やばいと思いました。
あと奈緒さんは体当たり演技だなあ。
ボコボコになぐる風間俊介くそ。風間俊介はたまにクソ役をするんだけど、悪い役が似合うんです。ごめんなさい。あんなクソ、死んでしまえば良かったのに、助けるんですよね。
人間は理解不能、摩訶不思議。
ああ、奈緒を助けた高校生。救いが会って良かった。ハッピーエンドかや。
噂は取り敢えず置いといて
全99件中、41~60件目を表示