劇場公開日 2024年7月5日

先生の白い嘘のレビュー・感想・評価

全141件中、121~140件目を表示

2.5コトリンゴの美しい旋律とは違った意味のお花畑

2024年7月6日
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鑑賞方法:映画館

 『脳内がお花畑』というセリフが登場するが、まさに脳内がお花畑の人が作ったとしか思えないファンタジーな物語。(性については、自分勝手な妄想レベル)
 フロイト心理学を先鋭化したような異性嫌悪をベースとしているので、誰にも共感できない。
 共感できないところか、お前、そこでその行動取るの? と、逆にビックリするシーンがある。さらに進んでいくと、コントですか? と、歪んだ笑いをしたくなる場面に遭遇する。

 コトリンゴの美しい旋律とは違った意味のお花畑でございます。

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bion

0.5インティマシーコーディネーター

2024年7月6日
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監督のインタビューで、主演女優からインティマシーコーディネーターを付けるよう頼まれても断ったというエピソードがありました。
内容はどうあれ、無自覚に、人の尊厳を傷つける可能性があることを行う人は、表現者としては失格のように思います。

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fm_gibbon

3.0物語の展開に説得力が感じられず、登場人物に共感することもできなかった。

2024年7月5日
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tomato

2.5もったいないやつ

2024年7月5日
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またぞう

2.0場外戦も勃発したけど、作品そのものも散らかっていたような・・・

2024年7月5日
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鑑賞方法:映画館

撮影の際に、主演の奈緒がインティマシー・コーディネーターをいれるよう申し出たものの、三木康一郎監督が断ったことが報じられ、公開初日から場外戦が繰り広げられてしまった本作でしたが、公開初日に観に行って来ました。

インティマシー・コーディネーターの件はまずは脇に置くとして、内容的には疑問符がたくさん付くお話でした。その疑問符の最大のものは、主要登場人物のキャラクター設定やその内心が謎というもので、特に奈緒演じる美鈴をレイプし続ける早藤の位置づけが、本当に理解できませんでした。本作の売り文句としては、「男女の性の不条理に切り込む衝撃作」ということのようですが、レイプにより最終的に塀の向こうに行くことになる早藤という人物を男性の代表選手に起用されても、「はいそうですか」と簡単に同意できるものではありません。

もちろん塀の向こうに行かずとも、強引に性交渉を迫る男は腐るほどいるとは思いますが、そうは言ってもみんながみんな塀の向こうまで行く訳ではありません。そんな中で、塀の向こうまで行ってしまうような人物を「性の不条理」という普遍的なテーマを扱う作品に登場させた理由を、もっと説明して欲しかったなと感じたところです。彼が何ゆえに嫌がる女を犯すことしか考えていないのか、その動機とかなんなら彼の生い立ちに潜む事情などを、もう少し掘り下げて貰わないと、早藤というキャラクターは単なるモンスターにしかなりえないと思います。

ところが、少なくとも作中においては、美鈴は早藤に対して、「あなたを許す」と発言していたし、彼の妻になった美奈子に至っては、「私がいないと彼はダメなの」とまで発言させていました。親友に対して、レイプどころか暴行まで働き、下手したら殺していたかもしれないような人物を愛し続けられる理由も、単に子供がいるからということだけでは説明できないように感じました。

以上、早藤のキャラクター設定が理解できず、結果作品全体に納得感を得られないお話でしたが、もう一つ気になったことがありました。それは美鈴の教え子である新妻にまつわる話。彼は作中、バイト先の花屋の奥さんとラブホテルに行ったところを目撃され、それをクラスで暴露されました。さらに彼が美鈴の自宅を訪問した際に、美鈴とキスをしたところを写真に撮られ、これまた学校内で写真が出回りました。一回だけの話ならいざ知らず。二回も下ネタが目撃されて学校でみんなが知るところになるとなると、彼にはパパラッチが付いているのでしょうか?彼にまつわるこの二回のエピソードが、いずれも美鈴の人生を左右する出来事になっており、話の設定上そうしたのかも知れませんが、ちょっとご都合主義が過ぎるのではないかなと感じたところでした。

最後にインティマシー・コーディネーターの件。このような職業があることを知ったのは今年の初め頃だったか。確かテレビのニュースで紹介があったように記憶しているのですが、その時の解説では、”今後の”映画界では性的描写があるような映画を制作する場合、インティマシー・コーディネーターが必須になって行くだろうというような取り上げ方をしていました。
一方本作でインティマシー・コーディネーターをいれるかいれないかという話になったのは2年前だそうで、その時点ではまだ日本においては一般化されていなかったものと言うことも出来ます。だとすると、インティマシー・コーディネーターをいれなかった三木監督の判断には、情状酌量の余地が十分にあるような気もするのですが、どうもネット記事を読む限りバッシングが主流になっているようです。まあ現時点で判断すれば、間違いなくインティマシー・コーディネーターを起用しておいた方が、あらゆる意味でリスクヘッジになったと思いますが、覆水盆に返らずなので、今回の一件を、映画界全体として今後に活かして欲しいと思った次第です。

そんな訳で、作品外でいろいろと議論を生む”話題作”となった作品ですが、作品そのものを観ると疑問点が多かったことから、本作の評価は★2とします。

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鶏

5.0邦画にこういうテーマの映画ができるとは!

2024年7月5日
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フェミニズムまでは言えないかもしれないですが、まさか邦画でもこういうテーマのものができると感動してます。それだけで満点取れます。
男性の方には不快と感じるでしょうが……

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tutubird

3.5男女間の性の格差がテーマだが、かなりかったるい映画だ

2024年7月5日
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男女間の性の格差がテーマで、奈緒がR15映画の難役に挑んでいる。
不快なシーンが多く、後半、観念的な長台詞がかなりあったりもして、かったるい映画だ。
アラサーにもかかわらず、先生役より生徒の方が似合いそうな奈緒には、こういう役はやってほしくなかった。
奈緒は好演。風間俊介も、よくもまあこの役を頑張ったものだ。

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ファランドル

5.0メッチャ面白い‼️

2024年7月5日
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興奮

萌える

これは久しぶりに予定通り!面白そう→面白い、当たり。
奈緒って感じの作品でしたね。ハマり役。HiHi Jetsの猪狩君も良かったし、風間君は怖っ😱
言い方は変だが男子はちょっと興奮しながら観てしまうストーリーでした。精神的なやり取りには理解できないけど、純愛も混ざっていて、行けー!幸せになれーって応援モードでした。
最後は、ネタバレになるんで秘密。
いやー、興奮とキュンのミックス映画でした。
大満足

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ノブ様

0.5話が破綻している

2024年7月5日
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難しい

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かぁくぅ

2.5ソテツじゃないけれどカナシーですか?

2024年7月5日
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悲しい

怖い

幸せ

自分の弱さを男女格差のせいにする高校教師の女性が、親友と婚約したドSセフレの呪縛に抗う話。

教え子の不倫疑惑を問うために面談したら、つい本音を吐露してしまう流れから、自分と向き合う様になったというところかな…。

メインの2人はもちろんのこと、自分の幸せの為に黒を白とする親友然り、女性のアソコが怖いと宣う生徒然り、取りあえず出てくる人たちみんなまともじゃないけれど…。

時々突拍子もないリアクションで思わず苦笑するところもあったものの、なかなかショッキングな展開にはなるしそれなりに面白くはあったけれど、ヴァイオレンスな部分も情慾の部分も死生の部分も何だか寸止めで行くところまでいかない感じというか…結局みんな弱いんです!からの一応みんなまともな方向を向こうとした感じということでハッピーエンドなんですかね。

個人的にはこの流れならどこかにとてつもないハッピーかとてつもないバッドが欲しかった。

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Bacchus

4.0問題作・・・痛い!!不可解で不快!!謎だわ‼️

2024年7月5日
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琥珀糖

2.5早藤!

2024年7月5日
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あらじん

3.0原さんの不幸

2024年7月5日
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性の虐待

始めても侵され、その後も友人のフィアンセに侵され。

自殺未遂にはビックリ。

生徒のことが好きになり結ばれなかったけど、ラストはいい再会でした。

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完

2.5奈緒の幸薄そうな役柄が印象的

2024年7月5日
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いやー、この映画は評価がすごく難しいです。
内容的にはドロドロ文学的官能映画?なんでしょうが、とにかく早藤がクズすぎますね。
男は強くて女は弱いという考え方も今となってはちょっと古いかな。

自分は男なんで女性の考え方は良く分からないのですが、いやだったら自分から誰かに助けを求めたり、逃げることもできるはず。でも結局は早藤を受け入れてしまうのは正直良く分からないです。
もしかしたら生徒との肉体関係もあるのかな?と結構期待していたのですが、さすがにそれはなかったみたいです。
本作品の俳優さんは演じるのが相当キツかっただろうな。

自分からお茶を入れておいて、「本当に飲むんですか?」のセリフのところは思わず吹いてしまいました。

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canghuixing

5.0自分にはない考え方をまた一つ知りました。

2024年7月5日
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難しい

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けちゃっぷ

3.5怖かった、軽い気持ちで見に行かない方がいい

2024年7月5日
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悲しい

怖い

難しい

原作ファンですが、短い時間の中でうまくまとまっていたと思います。
俳優の方々の演技が原作のイメージそのままで違和感がなかったです。特に風間俊介さん演じる早藤は目がほら穴のように暗くて自身の持った闇でみすず先生を飲み込もうとしている感じが本当に怖かったです。

演技がリアルなぶん、トラウマがある方はフラッシュバックしやすそうで気を付けた方がいいと思います。特にトラウマがない私でも見終わった後ときどき思い出して気分が悪くなっています。軽々しく見に行っていい映画ではないです。

残念だったのはみすず先生と新妻くんの恋愛模様をもう少し丁寧に描いてほしかったことと三郷佳奈があまり出てこなかったことですが、2時間しかないのですから仕方ないのかなと思います。

そしてネットで炎上していたインティマシー・コーディネーターの件ですが、やっぱり必要だったんじゃないかと実際に見て思いました。この作品に出てくる性行為は暴力としてのもので通常とは異なりますし、丁寧に撮影を進めないと奈緒さんも風間俊介さんもトラウマになりかねないと感じました。

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椿

2.0何を伝えたかったのでしょう?

2024年7月5日
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自分が、この映画で言う、存在自体が悪の「男」だからわからないのかも知れないですが、何を伝えたかったのか? よくわからないまま、観終わってしましました。

知人に暴力を振るわれて泣き寝入りすることはあるでしょう。自分が弱い立場だったからと思うことも、恐怖もあると思いますが、暴力を振るった相手が、友達の彼氏って・・・ それ、友達に言うこともなく、ズルズルと関係を続けてしまったら、ダメですよ。まして、そのまま友達が婚約しちゃって、子供まで出来て・・・

悪いのはもちろん、DV男だけど、言えなかったために、友達も、生まれてきた子供も不幸にしてしまったことについては、どうなの? さらっと流しちゃっていいの?

ついでに言うと、その友達も、友達のご両親も、DV男のどこが良くて結婚することになったのか、認めたのか、全然わからない。職場ではすごく優秀だったのでしょうか? 社名入りの車で、堂々と、さぼってるのに?

もう一つ、事情はどうであれ、生徒を巻き込んではいけません。さらに、その生徒と話して、勇気をもらって、一人で、DV男に対決を挑むって・・・ 無茶です。話が通じない相手でも、自分が言いたいことを一方的に言えば、勇気を出しきった自分に満足っていうこと?

繰り返しますが、悪いのはすべてDV男ですが、主人公の、その強引な行動の結果として、友達はさらに不幸になりました。それについては、どうなの? モヤモヤだけが残りました。その友達の態度にもモヤモヤですし・・・

最後に、風間俊介さんのDV男は、どこまでクズっぷりが出ていて良かったです。

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GF

3.5幼稚な傲慢男の哀れな行く末

2024年7月5日
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悲しい

萌える

奈緒ちゃんも三吉彩花ちゃんも好みの俳優なので観る事にした作品。風間くんがゲス過ぎて笑うしかないというのが率直な感想。良い人キャラの豹変ぶりがぶっ飛んでいて逆に新鮮でした。
先生と生徒の関係についてはもう少し掘り下げて欲しかった。エンディングにもあったとおり唯一の救いだったはず。惜しい😅
まあ仕方ないですがR指定の割には平凡な描写だったような?

77

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タイガー力石

3.5「男なんて」「女なんて」という前に

2024年7月5日
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局地・戦術的に勝った気にさせて貰えても戦略的に男は女に敵わんなあ…という見方もあるだろう。しかし、相手の事を知ろうとしない早藤や、こいつのせいで知る機会を奪われた美鈴に比べて相手を知り尽くした美奈子の強さを見ると、性別ではなく「敵」を知ったもの勝ちという情報戦みたいにも見える。新妻くんは物凄く苦い経験を通じて若くして相手を知る機会を得たのだから、この情報戦の勝者として相手と自分が並んで歩ける道を見つけるだろう。

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ひろちゃんのカレシ

愛を暴力にしない方法

2024年7月5日
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泣ける

怖い

知的

得体のしれないモノに向き合う話

原作未読で、復讐系サスペンスかなと思いながら比較的軽い気持ちで鑑賞したのだが…
久しぶりに風間君の悪役が見れるぞー、なんてウキウキしていた自分を殴りたい。
重いよ、めちゃくちゃ重いテーマと内容だよ(泣)

風間君や奈緒さん他、俳優陣の演技凄かった、表現力や言葉にできない感情の表し方、目をそむけたくなるほどのシーンも目が離せない怪演でしたね。

登場人物の感情や考え方、生き方が自分にはあまり無くて、いかに平和で安全に生きてこれたのか痛感した。
性被害の事件は記事やニュースで目にすることはあったけれど、自分は事件の内容しか捉えずにいたんだな。被害者が告発する勇気や加害者の卑劣さはある程度想像できるけれど、「暴力の裏側にある愛」「愛の裏側にある暴力」まではなかなか考えが至らなかった。考えを改めねば。

しっかしまぁ「愛は素晴らしい愛は最強!」なんて映画や物語で語りつくされたと思っていたけれどこんな形で愛の力を表現するとは…。
作者さんの発想力と熱量に感服です。

報復の手段としての「許し」に関しても、自分は今までピンときてなかったんだけれど、本作で「許し」がいかに相手にダメージを与えるかやっと理解できた。
「許し」が通じない無敵の人もいるかもだけれど…

感情揺さぶられぱっなしの2時間でした。
この作品は批判や賛同、それこそ立場によって色んな見方や意見が有ると思う。
怒りや憎しみ、希望や絶望、その先にある愛について「自分」が感じ考える事、愛に向き合う映画なのではないだろうか。

許すのか許さないのか、争うのか手を取り合うのか、答えを探しながら得体のしれないモノと生きるしかない。

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劇中セリフより

「先生、これは暴力ですか?」

傷つける事も癒す事もできる「愛」とは生命が獲得した最強の感情なのかも知れない。
「愛」って渡すのも受け取るのも怖いね。

「取扱注意」「天地無用」「割れ物注意」「水濡注意」ステッカーが貼れればいいのに。

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フリント