劇場公開日 2024年7月5日

先生の白い嘘のレビュー・感想・評価

全150件中、81~100件目を表示

3.5評価以上のボディーブロー

2024年7月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

えげつな映画だった。トラウマ級。

確かに、観る人を選ぶ。

何本かブッ刺さった気がするが、それも特に
BGMがデカいメイン所より何個か手前の
1番ないと思ってた美奈子の唯一の暴言※に
眼と心と涙腺全部
持っていかれそうになった。

 ※癖とかではなくて、子を持つ母の、
  わりとまっすぐな愛憎として

狂気とその隣にある純粋に
こうも安堵の感情を貰うものか。

いちばん怖いのは、いちばん抱えてなさそうな
薄っぺらそうに見える分かりやすいバカの
内に秘めた想いと魂のこもる言葉やね。

そいつがいちばん、グッときた。

ゲス役はゲスらしく、ヤバ(主)役は本当にヤバく
純くんはピュアピュアで、
陽キャ役はちゃんと幸せ陽キャを劇中も演じ切った
上での、アレですから。まさかそこでグッと来るとは。

いやぁ、ヤバいわホンマ。

平日の仕事帰りに観るような映画ぢゃあねぇ。

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ハラマスコイ

3.0こころ凍結しました

2024年7月9日
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hkr21

4.0難しい映画

2024年7月9日
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怖い

知的

難しい

調べてみたら『快楽に溺れて』というストーリー解説が物議をかもしたようですね。

う〜ん。難しいね。

人間って白黒つかない理解不能なものを併せ持つ生き物。

脅しと恐怖により逃げられなかったも真実なら、自分から逃げる勇気を持てずに快楽を目的と自分に言い聞かせて本当の自分を押しこめてしまった。。ともとれるんじゃないですか。

性、この問題をえぐる作品。

おれも性ってトラウマある。

わかんないんだよね。

男の性、女の性も違うと思うしね。

俺はおとこ。

あまりストーリーと関係ないとこで、印象に残ったのは、三吉さんの濡れ場での身体。すごいボーンって。やばいと思いました。

あと奈緒さんは体当たり演技だなあ。
ボコボコになぐる風間俊介くそ。風間俊介はたまにクソ役をするんだけど、悪い役が似合うんです。ごめんなさい。あんなクソ、死んでしまえば良かったのに、助けるんですよね。

人間は理解不能、摩訶不思議。

ああ、奈緒を助けた高校生。救いが会って良かった。ハッピーエンドかや。

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新れいすけ(木村れい)

2.5噂は取り敢えず置いといて

2024年7月9日
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鑑賞方法:映画館

色々騒がれてるこの作品。まぁ、作品としてはどうか?頭を白くして観ました。

結果、問題には真摯に向き合ってるとは思いましたが、良い作品かと問われると、うーん。
正直、ストーリーや展開には違和感だらけでした。

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naichin

3.0最終盤の

2024年7月9日
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興奮

トンデモ展開、女気溢れる三吉彩花(肉体派)さんに気分が良くなりましたが、そこまでが・・ミンミンミーンとかほんわかBGMとかもう定型過ぎ。胸糞キャラよりそっちの未熟さにイライラした。
インティマシーコーディネーターを外部の人と言ってしまう所が考えが足りませんね。

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トミー

3.0もっと激しくて凄いのかと思ってたけども。

2024年7月8日
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悲しい

怖い

難しい

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The silk sky

3.0黒と白はオセロのように表裏一体

2024年7月8日
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悲しい

怖い

難しい

主人公が冒頭、二つに割った割り箸を喩えに
人間の不平等について語るシーンがある。

必ずどちらかの取り分が多いと
(彼女は)感じており、
その最たるものが男女の差だと言う。

勿論、男性が多く女性は少ないとの
「性の不平等」や「性の格差」の問題に繋げるのだが、
こと本作に於いては
限りなく個人の問題に収斂するように感じられて仕方がない。

そういう彼女は教職に就き、
日々教壇から年下の生徒たちに教える立場にある。

観方を変えれば不平等。
が、果たして映画版の『美鈴(奈緒)』は
そのことに気づいているだろうか
(おっと、自分が小~中~高と、
教師に対してほぼほぼ良い記憶がないものだから、
つい辛辣な書きようになってしまった・・・・)。

とりわけ『美鈴』が男女の差を意識するのは、
親友の婚約者から暴行を受け、
脅されることで今でもその関係が続いているから。

そのくせ、教え子の『新妻(猪狩蒼弥)』が
人妻に無理やり童貞を奪われた告白をした時には、
下心の有無や体力差を例に挙げ糾弾する。

彼の体験は自身の体験と鏡像なのを
思い至りもせず。

『美鈴』を暴行した『早藤(風間俊介)』は
殺人こそ犯さぬものの、
シリアルキラーに近い性格付け。

怯える女性でなければ
行為ができぬとの犯罪者もどきの性癖。

これが最後まで首尾一貫していれば納得感があるものの、
突然の弱々しい変容には納得が行かぬ。

彼の婚約者『美奈子(三吉彩花)』にしても
『早藤』の性癖や親友との関係に薄々勘付いていながら、
婚約を解消しようとはしない。

まるでDVに遭う人がこぞって言いつのる
「彼(彼女)は自分が居ないと駄目だから」と今にも口にしそう。

ことほど左様に、主だった登場人物のほぼほぼに
共感できる要素が皆無との造形。

とりわけ『美鈴』は、時として『早藤』との関係を
カラダが受け入れてしまったり、
精神科にかかりながらも自分が精神分析まがいを施したり、
あまつさえ聖母もどきのシーンでは
観ていてかなりひいてしまった。

作中唯一ブレが無いのは
主人公が最初に厳しく当たった『新妻』だけなのは
なんとも皮肉。

黒い嘘は誰かを傷つける、偽りと知りながらつく嘘。
白い嘘はその逆で、誰かを傷つけないようにつく嘘。

これが世間の理らしい。

では『美鈴』が『美奈子』や『新妻』についたのは、
果たして「白い嘘」なのか?

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ジュン一

4.0これな🤣

2024年7月8日
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悲しい

メチャクチャ良作やんけ🥳

監督のあの発言があるかないかで、女性の目線に寄り添った発言ができるかできないかで、レビューが2点台にもなれば4点近くにも化けた作品だと思うのでメチャクチャもったいないです😓

奈緒さん、風間俊介さん、三吉彩花さんの熱演に長友佑都のブラボー(人によっては引いちゃうブラボーって意味)です😅

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おたか

5.0三吉彩花に衝撃!性を知る貴重な作品

2024年7月8日
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興奮

知的

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ゆきとう

3.0傷にかさぶた。

2024年7月8日
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SAKURAI

4.5肉体と精神、限界突破

2024年7月8日
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泣ける

怖い

美鈴(奈緒)は高校の教師。生徒の新妻が問題をおこし美鈴に精神と肉体の矛盾の話をするとおとなしめな美鈴が男を敵対視する態度で強い言葉を新妻に放つ。冒頭のシーンにおいて美鈴がなにか問題をはらんでいると見る者に感じさせる。
 六年前にさかのぼる。美鈴は親友の美奈子の引越しの手伝いをしていたとき美奈子の彼氏、早藤に犯されてしまう。美鈴は男の力に屈してしまった。早藤への嫌悪感が男を敵対視する美鈴の心の底にあることが明らかにされる。しかし美鈴が最も許せないのは自分自身だ。
 美鈴は新妻を精神では嫌悪しているが肉体、情欲は求めてしまう。人間の理性だけでは対処できない矛盾性が浮かびあがる。美鈴は嫌悪する早藤と六年にわたり関係を続ける。そして自分自身がコントロールできないことから自分が嫌いということを隠すために男を敵対視する。かなりきわどい性描写があるが、矛盾の狭間に揺れる奈緒の演技は素晴らしい。
 美鈴の精神を平穏にしてくれたのは新妻だった。新妻の精神は先生を守りたいの一心だ。この新妻の真心が美鈴の精神に平衡を取り戻していく。この先生と生徒という関係、年の差があるのに二人のふわっと優しい空気感が心地よく演出されている。
 新妻との関係から美鈴は変わる。今まで言いなりであった早藤に反抗するのだ。この反抗は自分との闘いであり早藤との闘いでもあった。それは美鈴が自分が決めていた限界を突破することだった。新妻も先生を苦しめている早藤に会いに行く。彼なりに自分がまだ子供という限界を突破した行動だ。
 限界突破した美鈴、奈緒の演技は壮絶だった。何も恐れない、怖がらない、自分の主張をはっきりと早藤に言い放つ。精神が穏やかになる愛こそが自分が決めた限界を解き放つのだ。この美鈴の限界突破を発端に美奈子も早藤も激変する。身籠の美奈子の激烈な早藤への態度と言葉、それを聞き茫然とする早藤の姿、そして彼が弱々しく発する言葉が二人の限界突破であった。現状から跳躍する安達奈緒子の緻密さと力のこもった脚本、役者の本質をさらけだし限界を突き抜けさせた三木康一朗の演出は秀逸であった。

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かな

3.0痛い

2024年7月8日
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ふわり

3.0風間くんはクズ役も似合う

2024年7月8日
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みき

4.0性被害にあった女教師と男子生徒がお互い助けあいながら自分の殻を破って行く感じの作品。 本年度ベスト級。

2024年7月8日
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イゲ

4.5演者に脱帽

2024年7月7日
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悲しい

映画は観たいものを選んで観たら良いし
感想は老若男女と違うのも当たり前だから
その中で、難題を映画化されそれを懸命に
演じた奈緒さんを筆頭に演者に脱帽だった
観て良かった。
人の痛みを考えて行動をする、そんな人でありたいと私も思いました。

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舞雪

0.5共感できるところが一つもない

2024年7月7日
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alias

3.5作品以外の不協和音が低評価の原因か?

2024年7月7日
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題材としては人間ドラマとしては面白いと思う
当然人として肯定はできないが、映画だからこそこういうドロドロは許される
ただ、性被害で苦しんでいる人は見ない方がいい

風間俊介さんは朝の顔でもあり爽やかなイメージを持たれがちだが、今回の役こそが彼の地だと思うくらい適役

超満員の座席で注目は高かったのに、公開前の悪いイメージやそれに輪をかける舞台挨拶
明らかに監督と主演女優とのコミュニケーションエラーを感じる
それを裏付けるような遠慮がちな作品での描写
本当に勿体ない気がした

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ダルメシアン07

4.0救いのない話ですが、、、

2024年7月7日
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おでん

4.5単純に映画として面白い、奈緒さん最高

2024年7月7日
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悲しい

怖い

幸せ

いろいろニュースになっていますが、単純に映画として面白いです。
胸糞悪いキャラも多く、特に前半は、もしかして全員嫌いかも。とも思いました。
白、、、黒、、、赤、、、ちょっと直視が厳しい表現もありますね。
コトリンゴの優しい音楽が、絶妙。優しい音楽と病みストーリーのギャップが怖い。スイカに塩みたいな。
奈緒さんもとても良かった。弱さと強さと気持ち悪さ(俳優として褒めています)。

女性の弱さと強さのストーリーなので、ニュースで問題になっているような、インティマシーコーデネーター?を入れなかったことは問題視されるのも分かりますしら奈緒さんが問題だと思えば公開を中止しても良いレベルかも知れません。原作者もその権利があるような気もします。

ただ、奈緒さんが(本当に)そう思っていないのであれば、それを理由に映画作品が低評価になるのは、やっぱり違うと思います。

映画のメインテーマが、女性の権利?差別?なので、より一層気を使う必要があったはずですが。

ちなみに、性表現の部分では、私の価値観ではまったく問題ないと思いますね。監督から見れば、これなら問題なし!と思ったのかもしれませんが、そういう事でもないですよね。

それでも、差別!問題!も声を上げることも、逆に問題になることもあるのだと思います。
女優、奈緒さんが望んでいるのは、恐らくできるだけ多くの人に見て欲しいってことじゃないですかね?

同時に、そもそもプロモーションのために、ニュースになっているのかな?とも勘ぐってしまった。
公開映画館が少ないので、観るか迷っていましたが、ニュースがあったので観たのも事実。

映画としてはとても良かったです。

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だるまん

3.5良かった

2024年7月7日
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知的

難しい

原作のストーリーを尊重しつつ、よりリアリティのある言葉運び、会話の順番と場面転換になっていた。映画サイズによくまとまってる。
脚本がとても秀逸なのだと思う。
監督が大ヤラカシしたけど、脚本、音楽、役者、映像など全体的にクオリティが高いと思ったので、監督が"わかってない"だけなのかな、と。
放映前に悪評大拡散で、見ないで批判されるのも仕方ないところはあるけど、役者と監督以外の制作陣が不憫だなと思う。多くの人が誠意と熱意を持って向き合ったのだろうなと思える出来だから。

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のこ