劇場公開日 2024年7月5日

先生の白い嘘のレビュー・感想・評価

全141件中、81~100件目を表示

3.0傷にかさぶた。

2024年7月8日
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SAKURAI

4.5肉体と精神、限界突破

2024年7月8日
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泣ける

怖い

美鈴(奈緒)は高校の教師。生徒の新妻が問題をおこし美鈴に精神と肉体の矛盾の話をするとおとなしめな美鈴が男を敵対視する態度で強い言葉を新妻に放つ。冒頭のシーンにおいて美鈴がなにか問題をはらんでいると見る者に感じさせる。
 六年前にさかのぼる。美鈴は親友の美奈子の引越しの手伝いをしていたとき美奈子の彼氏、早藤に犯されてしまう。美鈴は男の力に屈してしまった。早藤への嫌悪感が男を敵対視する美鈴の心の底にあることが明らかにされる。しかし美鈴が最も許せないのは自分自身だ。
 美鈴は新妻を精神では嫌悪しているが肉体、情欲は求めてしまう。人間の理性だけでは対処できない矛盾性が浮かびあがる。美鈴は嫌悪する早藤と六年にわたり関係を続ける。そして自分自身がコントロールできないことから自分が嫌いということを隠すために男を敵対視する。かなりきわどい性描写があるが、矛盾の狭間に揺れる奈緒の演技は素晴らしい。
 美鈴の精神を平穏にしてくれたのは新妻だった。新妻の精神は先生を守りたいの一心だ。この新妻の真心が美鈴の精神に平衡を取り戻していく。この先生と生徒という関係、年の差があるのに二人のふわっと優しい空気感が心地よく演出されている。
 新妻との関係から美鈴は変わる。今まで言いなりであった早藤に反抗するのだ。この反抗は自分との闘いであり早藤との闘いでもあった。それは美鈴が自分が決めていた限界を突破することだった。新妻も先生を苦しめている早藤に会いに行く。彼なりに自分がまだ子供という限界を突破した行動だ。
 限界突破した美鈴、奈緒の演技は壮絶だった。何も恐れない、怖がらない、自分の主張をはっきりと早藤に言い放つ。精神が穏やかになる愛こそが自分が決めた限界を解き放つのだ。この美鈴の限界突破を発端に美奈子も早藤も激変する。身籠の美奈子の激烈な早藤への態度と言葉、それを聞き茫然とする早藤の姿、そして彼が弱々しく発する言葉が二人の限界突破であった。現状から跳躍する安達奈緒子の緻密さと力のこもった脚本、役者の本質をさらけだし限界を突き抜けさせた三木康一朗の演出は秀逸であった。

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かな

3.0痛い

2024年7月8日
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ふわり

3.0風間くんはクズ役も似合う

2024年7月8日
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みき

4.0性被害にあった女教師と男子生徒がお互い助けあいながら自分の殻を破って行く感じの作品。 本年度ベスト級。

2024年7月8日
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イゲ

4.5演者に脱帽

2024年7月7日
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悲しい

映画は観たいものを選んで観たら良いし
感想は老若男女と違うのも当たり前だから
その中で、難題を映画化されそれを懸命に
演じた奈緒さんを筆頭に演者に脱帽だった
観て良かった。
人の痛みを考えて行動をする、そんな人でありたいと私も思いました。

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舞雪

0.5共感できるところが一つもない

2024年7月7日
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alias

3.5作品以外の不協和音が低評価の原因か?

2024年7月7日
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題材としては人間ドラマとしては面白いと思う
当然人として肯定はできないが、映画だからこそこういうドロドロは許される
ただ、性被害で苦しんでいる人は見ない方がいい

風間俊介さんは朝の顔でもあり爽やかなイメージを持たれがちだが、今回の役こそが彼の地だと思うくらい適役

超満員の座席で注目は高かったのに、公開前の悪いイメージやそれに輪をかける舞台挨拶
明らかに監督と主演女優とのコミュニケーションエラーを感じる
それを裏付けるような遠慮がちな作品での描写
本当に勿体ない気がした

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ダルメシアン07

4.0救いのない話ですが、、、

2024年7月7日
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おでん

4.5単純に映画として面白い、奈緒さん最高

2024年7月7日
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悲しい

怖い

幸せ

いろいろニュースになっていますが、単純に映画として面白いです。
胸糞悪いキャラも多く、特に前半は、もしかして全員嫌いかも。とも思いました。
白、、、黒、、、赤、、、ちょっと直視が厳しい表現もありますね。
コトリンゴの優しい音楽が、絶妙。優しい音楽と病みストーリーのギャップが怖い。スイカに塩みたいな。
奈緒さんもとても良かった。弱さと強さと気持ち悪さ(俳優として褒めています)。

女性の弱さと強さのストーリーなので、ニュースで問題になっているような、インティマシーコーデネーター?を入れなかったことは問題視されるのも分かりますしら奈緒さんが問題だと思えば公開を中止しても良いレベルかも知れません。原作者もその権利があるような気もします。

ただ、奈緒さんが(本当に)そう思っていないのであれば、それを理由に映画作品が低評価になるのは、やっぱり違うと思います。

映画のメインテーマが、女性の権利?差別?なので、より一層気を使う必要があったはずですが。

ちなみに、性表現の部分では、私の価値観ではまったく問題ないと思いますね。監督から見れば、これなら問題なし!と思ったのかもしれませんが、そういう事でもないですよね。

それでも、差別!問題!も声を上げることも、逆に問題になることもあるのだと思います。
女優、奈緒さんが望んでいるのは、恐らくできるだけ多くの人に見て欲しいってことじゃないですかね?

同時に、そもそもプロモーションのために、ニュースになっているのかな?とも勘ぐってしまった。
公開映画館が少ないので、観るか迷っていましたが、ニュースがあったので観たのも事実。

映画としてはとても良かったです。

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だるまん

3.5良かった

2024年7月7日
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知的

難しい

原作のストーリーを尊重しつつ、よりリアリティのある言葉運び、会話の順番と場面転換になっていた。映画サイズによくまとまってる。
脚本がとても秀逸なのだと思う。
監督が大ヤラカシしたけど、脚本、音楽、役者、映像など全体的にクオリティが高いと思ったので、監督が"わかってない"だけなのかな、と。
放映前に悪評大拡散で、見ないで批判されるのも仕方ないところはあるけど、役者と監督以外の制作陣が不憫だなと思う。多くの人が誠意と熱意を持って向き合ったのだろうなと思える出来だから。

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のこ

3.0主役

2024年7月7日
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ごっとん

4.0色んな意味で話題作ですが

2024年7月7日
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良かったですよ。
女なら感じた事あるんじゃないかな。
女に生まれた辛さ。生きにくさ。どうしようもなさ。
力でねじ伏せられて、抗うことも諦めてしまう。
何で?逃げればいい。って思う人もいるんだろうけど、できない人もいる。
奈緒の演技は本当に素晴らしかったですよ。
早藤くんもクソでしたね。傷を抱えていようがクソはクソです。
こんな形で話題になってしまって、勿体無い。
ちゃんと俳優やスタッフを大事にすることも監督の仕事ですよね。
最後の方の学校の先生たちとのシーン。今回の騒動の奈緒と重なってしまったな。
おそらく濡れ場を期待して見に来たような、派手な若者男性たちが終わるとすぐに出て行ったのが印象的。
女が男のせいで苦しめられてるの見て、耳が痛くなってしまったんだろうな。
原先生には幸せになって欲しい。

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みさこ

1.0興味本位で見るにしては刺激の強すぎる作品です。

2024年7月7日
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悲しい

怖い

難しい

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Dramaship

2.0微妙でした

2024年7月7日
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難しい

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よこ

3.5認識…

2024年7月7日
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インティマシーコーディネーターの件で観ないつもりだったが、主演の奈緒の前向きとも取れるコメントを受けて観ることに。
結果…
1. この内容で(激しく陵辱される奈緒だけでなく三吉彩花や生徒役の田辺桃子にもインティマシーシーンあり)出演者にコーディネーターを付けることを要求されてそれを断るというのは大変な認識不足であり、それだけでもこの作品を手掛けるに相応しくないスタッフだったのでは?というのが第一印象。監督の過去作もこうした作品に相応しいフィルモグラフィとは思えない。
2. そういう認識のスタッフが手掛けたせいか、シーンのショッキングさの割にどういう視点で描いているのか意図が伝わってこない。ただスキャンダラスな描き方をしたいようにしか見えなかった。奈緒の取り組みには本気を感じたが、それがドラマのドライブ感にどのように活きているかはちょっと疑問…
3. そもそも原作者も女性であり、これほど女性の女性たる屈託を描いている作品を男性監督がディレクションしていること自体が疑問。それが上記のような違和感の源ではないかと思った。
4. いっぽうで、役者陣とくに奈緒の取り組みには驚くべきものがあった。が、三吉彩花と風間俊介の組み合わせは身長差もあり、劇中のような関係性を見せる構図としては少し違和感を感じた。(原作でも美奈子の方が高身長なのかもしれないが…)

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ぱんちょ

観て良かった

2024年7月7日
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泣ける

知的

難しい

俳優さんたちの心のきびが、響いて来て
最後泣いてしまいました
人には、途中で引き返せない事があり、それでも立ち向かう人々の姿に勇気をもらいました
世の中には、色々な思いで生きている方がいる事、改めて感じました、制作に関わった全ての皆さんに、感謝致します

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珈琲ソフト

5.0平均⭐︎よりはいい

2024年7月7日
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自分の生きてる世界では非現実なストーリーだが、実際にはある悲惨な現実なんだろうと思うと恐ろしい
風間俊介はこういう裏のある顔の役ではかなり地位を固めてきたと思う
全然予備情報入れずに奈緒だからって観たのでビックリ映画でした

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卵かけご飯

3.5こんなやつおらへんやろう…みたいな…

2024年7月7日
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原作漫画を見てないのでその比較はできません
役者は頑張っていたと思いますがキャストはこれで良かったのか?
原作者が女性ということもあり女性目線のようです。
私は共感することは無かったかな…
仕方がないね…とも思わなかった…
何を伝えたいのか色々考えながら観てました…
カメラワークが最高で見飽きない感じです
気になる方は観てください

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883HT

3.5胸が締め付けられる

2024年7月7日
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難しい

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ショカタロウ