「もっと激しくて凄いのかと思ってたけども。」先生の白い嘘 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
もっと激しくて凄いのかと思ってたけども。
未だ明けない、早め渡しのクリプレと今年の梅雨。
連日、めっちゃあっちゅい (;´∀`) 40℃超え~
こんな時は、涼みに行こう映画館!!
そんなこんなで、今日は噂の「先生の白い嘘」観に行って参りました。
この映画、俳優陣からインティマシー・コーディネーター(IC)の希望要求があったが入れなかったとの事で批判を浴びてるんですが。そう言うレベルなの?
確かに レイプシーン、激しそうなHシーンは有りました。しかし暴行的レイプ場面は別としても、H場面はソフトAV程度以下と感じます。終盤の顔面殴打は酷い場面ですが、海外ではまぁまぁ在るレベル。
勿論IC要求が有れば応ずるのが現場の責任者(監督)な訳ですから。入れなかったの判断はダメだとは思いますね。
しかし、ICの手腕に依ると思いますけども、結局どれもパッとしない絵づら作品に成ってしまう傾向も同時に孕むと感じます。
つまり作品のより優れた特徴の一つを構成する部分が損なわれてしまう恐れは十分にありますね。だから ICを入れたくは無かったのであろうと考えます。
※この判断は作品に依るでしょうから難しい点でしょうね。
今作を、各俳優陣が相談し話し合って場面を創った点(解決)は素晴らしい事だと思います。
本作の役のオファ-断りが続いたのも納得で、誰も遣りたがらないですね。
特に早藤役(風間さん)を良く引き受けたと思いますわ。
他作品で 前に殺人鬼をやった阿部サダヲさんの事も心配でしたが、彼もあの作品の以降 立続けに固定観念払拭の為に何作かイイ人役取りましたからね。
風間さんも同じ事をやらないと、旅先案内MCは無理な感じします。
原作漫画:鳥飼茜氏
監督:三木康一郎氏
-----MC
原美鈴(主 高校教師):奈緒さん
早藤雅巳(変態性癖野郎):風間俊介さん
渕野美奈子(主の友人 早藤の婚約者):三吉彩花さん
新妻祐希(主の担当クラス生徒):猪狩蒼弥さん
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冴えない真面目な銀縁メガネの高校国語教師っていう、恋愛対象とは程遠い存在を出して来て、友人の彼氏(しかも婚約者)に普通に暴行レイプされるって言う話。
この男は単なる快楽のレイプ魔(婦女暴行魔)ですね。
この場面だけを見たら、そりゃ ほとんどの女性は拒絶反応で評価★1以下でしょう。実際女性評価は低い。男性は何故か高めに思う。(この違いは感じる)
こんなけ酷い事があったのに、警察沙汰(他の機関に相談等)に何故しない?先生だから? 友人の彼氏だから? だから何? 我慢しろと?
アフォですか この女性教師は。国語以外では何を生徒に教えてるの?
じゃあ、友人はこんな酷い男と一緒になっても良いと?
友人はどうなっても良いと? 何もしない事 それが友人にすべき事なの?
早藤の脅迫で何度もホテルに誘われて行く点。
益々、どアフォですね。被害者面してますが、
これは快楽が自分にも有ったと判断されてしまう点だと思います。
非常に情けない。
自己意識を完全に彼にコントロ-ルされてしまう性格なんですね。
(そう言う人間を、彼は性奴隷に仕立て様としているんですけども)
早藤と美鈴の終盤の対決。
早藤を完全に見限る美鈴に対して、顔面殴打して来る早藤。
あの場面やけど。 確かに酷い場面に魅せてるが、血のり口から吐くの早いよ。
演出するなら、まずは美鈴の髪をグッと握って 床に何度も後頭部を打ち付けないといけないな。それで脳震盪(白目むく)そして 頭を引き上げては げんこつで殴打。これを幾度か繰り返して口から血を出さすのよ。
これ位をやった方が エグさ倍増。
確かに顔は腫れてたけど、まだまだ緩いなと思う。
(そうなると、早藤をメッタ刺しに殺して良いと 観ている側は思うでしょ)
早藤よ、何故シッカリと死なない。なぜ美奈子は助ける。
折角、自殺しようと頑張ったのに。なぜ手緩いクロ-ゼット自殺を図る?
もっと豪快にベランダにロープ縛って、首に巻いてベランダから飛んで首を吊れ。
彼女にあわよくば助けて貰おうと? 情けない。
1秒足りとも生きてる資格が無いな。そう思う。
美奈子は会社の令嬢でしょう? 親も直ぐに離婚を薦めるはず。
生まれた子供の事を思ってかも知れないが、何とか更生させようと願ってるのは分からないでも無いが。あれは多分無理だな。更生しないな。
性的暴力を起こす奴は、その一時の快楽が麻薬に似ていて治る事は無いと思う。
日本の刑期は緩すぎる。海外的に見直す方が良い。
結局、男と女で性的な損得勘定の話してたけど。全くどうでも良いと思ったな。
自分自身が生まれてから、他人から心ある愛(恋愛)に触れた事が無かっただけだと思う。そりゃ初めが肝心で。誰も教えてくれないし、それがこんな性的暴行なら尚更ですよ。そう成ったのは自分の責任だとか、男女のと性的違い(損得)だとか言ってるけど、頭でっかちだから そう思い込んだんだと思う。
今の時代、男女パワ-は逆転してると思うけどね。
そんな作品でした。
あんまり 女性にはオススメ出来ないけど
興味ある方は 劇場へ。