「原作者が女性だったことに驚きました。」先生の白い嘘 邦画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
原作者が女性だったことに驚きました。
原作者が女性だってことを知って驚きました。内容が男目線で男の都合の良い「ネタ」コミックのような気がしたからです。友人の婚約者にレイプされ破瓜したヒロインは、その後も男に執拗に呼び出されては凌辱されます。「嫌よ嫌よも好きのうち」という男目線で都合のいい女です。どうして拒否することができないのか?ってことは・・・という本当に身勝手な男の性のはけ口となっているわけです。
ただ、男との関係を続けていくうちに、心の病に落ち、精神科にも通うほどの体の変調をきたしているのも事実で、たまらなく嫌なのに、呼び出されては抱かれてしまうこと自体も「支配」されているのか、友人に悪いと思いながらも、逆に男を「支配」しているとも言えます。男女の関係は当事者同士にしかわからないのも事実です。
ネタバレにはなりますが、男との本当の別れをするために、友人のルージュを借りて化粧をし、ラブホにて男と対峙した際に、自分の指で触ったその指はしとどに濡れていました・・・この点でR15かもしれません(爆)だって長々と指のアップのカットが続いてましたし。嫌な男と別れるための覚悟なのに、なんでそんなに興奮してるの?別れの口上を考えてる時から?って、すごく男目線のカットでした。
ヒロイン役が奈緒ということで、全く期待(?)はしていませんでしたが、友人役の三吉彩花も含め、数回ある性交シーンはブラつけたままでした(爆)TOPが見えていないのに
R15指定っていうのは、伊東美咲主演の「海猫」もそうでしたが(笑)
最低男役の風間俊介はほんとに嫌なやつで、彼の演技力の確かさに感心しましたが、暴力シーンはきつかったです。凌辱シーンはOKだけど(爆)
あ・・・奈緒と生徒役猪狩クンとのラブロマンスについて触れてなかった。
ラストシーンで今後の二人が予感できてよかったです。