ドライブアウェイ・ドールズのレビュー・感想・評価
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なにこれ〜くっさ〜納豆みたいな映画
コーエン兄弟の作品は、
人生を変えるような衝撃作や、
オールタイムベストに常に君臨する傑作があるわけではない。
本作も独特な魅力を持つコーエン兄弟映画の魅力の一端を味わえる作品にはなるのかもしれないが、もちろん名作傑作ではない。
その魅力を一言で表すのは難しい。
まるで最高級のグダグダ感を堪能できる探偵映画史上最高のデロデロ作品『ビッグ・リボウスキ』のように、何も解決しないストーリーライン、
そもそも人生に解決策なんて必要ないという皮肉に満ちたテーマも別にテーマでもなく、
ダラダラ進むスーパーソフトボイルド映画。
本作も世界観にどっぷりハマってしまう中毒性を持っている。
イーサン・コーエン単独作。
理解に苦しむ奇妙な絵画も、
豪華な額縁と適切なタイトル、キャプションを添えることで、
見る者の興味を惹きつけるように、「ドライブアウェイ・ドールズ」は不思議な魅力で観客を惹きつける。
レズビアンロードムービー、LGBTQバディ映画といったカテゴリーに収まりきらない自由奔放なストーリー展開は、まさにイーサン単独の手腕が光る。
勝手な想像だが、
グダグダの探偵映画のように、
本作はレズCOPスーキーの視点で描かれる予定だったのかもしれない。
アタッシュケースの中身は映画史上、見たことのない、マネーやゴールドではない最高なモノ・・・何にしよう・・・。
そんな始まりだったのかもしれない・・・。
その結果生まれたのが、
彼らの他の作品同様、
型破りな魅力に満ちた「ドライブアウェイドールズ」なのかもしれない。
しらんけど
突き抜けるチン味😁なガールズムービー
石膏の形
何も知らずに視聴。
レズビアン女友達二人、自由&真面目コンビが車の配送も兼ねて旅行へ。
車の中には危ない奴らが狙うヤバいぶつが。
そっちのぶつなのかww。
くだらないが何度も吹き出して笑うシーンが。
二人がレズだから会話がほぼ下ネタ。
お下劣なシーン満載。
イカれた人物も入り乱れるロードムービー。
ビーニー・フェルドスタインはキレキレ
だった。口が悪い警官だったが逞しい。
追って側のバディも面白い。
差別主義者の上院議員役のマッドデイモン
も。ああいう役柄もする彼は良いよね。
はちゃめちゃ下ネタコメディ。
付き合い立てのお二人にはお勧めは
出来ないがサクッと笑いたい人は
覚悟を決めて観て下さい。
どうもピンとこなかった
四つ目屋
ずっとコーエン兄弟としてタッグを組んできたイーサンが単独で監督した作品ということで、兄のジョエルも近年単独で「マクベス」を発表しているし、ノエルとリアムのギャラガー兄弟みたいに袂を分かったのでなければいいが。心配だ。それぞれの単独作は硬軟両極端の印象だが、パスタもオリーブオイルと茹で汁を混ぜて乳化させた方がおいしいように、従来の共同作に比べて今ひとつ味わいが足りないように思う。
主演の二人の女優はなかなか魅力的だし、キャッチーなBGMも相まって物語のテンポも悪くない。のだが、いかんせん全編下ネタに振り切っているので、観客を選びそう(って言いながらレイティングPG12でいいのか?)。
時折インサートされるピーター・マックス調のサイケデリック・アートは意味不明。
共同で脚本を書いたイーサンのオクサンのトリシア・クックは、レズビアンを自認しているとのこと(二人の間にはお子さんもいます)。あと2本同系統の映画を撮る予定らしい。
石膏ならモザイクなしで良いんだ!やったあ!
裸ブーツ
思いがけずヤバい物を手にしてしまい、ヤバいヤツらに狙われる、定番ながら大好きなパターン。
…と思ったら、コメディを期待してた分量をレズシーンが埋めるという珍作品でした。
とりあえず生首を運ぶ理由が分からないし、度々入るサイケデリックなインサートも意味不明。
これまた細切れに差し込まれるマリアンの“性への目醒め(?)”シーンも特に活きず。
主役ふたりが小さな諍いを繰り返しながらドライブを続ける裏で、組織が行方を追う流れ。
道中はひたすらレズビアン・バーを巡るだけなのでロードムービー感はナシ。
やっと“荷物”に気付いたと思いきや、調子に乗って使ったカードの履歴で即バレ、即監禁。
さぁどうなる、と思ったら、勝手に仲間割れし、残った一人は何処かへ消えてしまう。
拘束をアッサリ自力で解いたと思ったら、性懲りもなく議員を強請り、素顔丸出しで取引へ。
案の定危険が及ぶも、居合わせたスーキーが返り討ちにしてくれて解決。
う〜ん、ご都合主義満載で盛り上がりも何もない。
そもそも『議員の“アレ”』を謳った商品が出たとして、ホンモノかどうか誰が分かるんでしょう。
スーキーが警察なら、さっさと相談しろよ。
とりあえずジェイミーとマリアンが互いを唯一のパートナーとしたことで、変化と成長は一応アリ。
普通のドタバタコメディが観たかったなぁ。
Fox
お下劣な「テルマ&ルイーズ」というだいぶ曲解した情報頼りに鑑賞。
休み明けの夕方とはいえ新作が自分含め3,4人というのは寂しいところ…。
清々しいくらいのお下劣ムービーで、レズビアンという題材を扱いながらも、基本的におふざけ全振りという珍しさと上映時間の短さも相まってサクッと観れる作品に仕上がっていました。
序盤の殺し(だいぶコメディ寄り)には意表を突かれましたが、その後はあらすじ通りのものが続いていきます。
今作に出てくる女性のほとんどがレズビアンという世界で、どこでもあそこでもコトに発展しまくるので、いきなり体を重ねたりとぶっ飛ばしまくっていきます。
ドライブアウェイという事でざっくり運び屋みたいなもんだなーと劇中思いながら観ていましたが、運ぶものが男性のナニだったり、それを実際のプレイに使ってみたり、結構寄り道しまくるので、ストレートに行ったらめっちゃ早く終わっただろうなと思いましたが、そこは映画。しっかりドッタンバッタンしていました。
ホテル寄ってエッチしてホテル寄ってエッチして、基本的にはその間に誰かが死んでの繰り返しなので飽き自体は早い段階で来てしまったのは惜しかったです。
終わり方もあっさりしてたなーくらいの印象だったのも残念でした。
メッセージ性とかはガン無視。
やりたい事詰めたい放題のエロエロコメディでした。
たまにはこういう作品も大事なので、たまーに摂取していきたいです。
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 16:15〜17:45
座席 F-7
バカな映画見たいときもあるよね
ただただ品がないだけ…?
20世紀末のレズビアン珍道中
くっだらねぇ(笑)
下ネタコメディ(女性版)
クライムコメディというよりレズビアンを用いた18禁コメディ。といっても肝心な箇所は出てこない。ここでは評価がえらく低くて驚くが、女性の下ネタをここまで露骨に描くことが不快なのでは。それ自体この国の多様性の底が知れて笑かす。たしかにどっちか言うとサブスク配信映画っぽい感じはするが。J.ローレンス主演「マディのおしごと」よりは絶対マシ。
ビーニー・スタインフェルドは毎度安定の役柄だけどマーガレット・クアリーがこんな役も演じるなんて、頑張ってる。歯を見せて笑うとお母さんソックリなのに。ペドロ・パスカルもコールマン・ドミンゴもマット・デイモンも面白かった。
男根と生首
タランティーノ『デス・プルーフinグラインドハウス』やP・T・アンダーソンの『インヒアレント・ヴァイス』みたいなLookで『テルマ&ルイーズ』の雰囲気を期待しながらコーエン兄弟の弟が満を持して単独で、とにかく単純明快な物語がクダらなくて飽きてくる過程で刺激的な描写と映像にしょうもないサプライズや下ネタに笑えながら、この映画の最大の魅力はジェイミーを演じたマーガレット・クアリーのキュートな存在感と大胆なエロ描写の台無し感が効果絶大、脇役ながら目立ちまくりなビーニー・フェルドスタインが好演、看板だけの友情出演かと思いきやマット・デイモンは生理的に受け付けない役者ながらこんな感じで出演されると好感でしかない、これ名もない監督が撮っていたらそれなりに評価されても、しかし、コーエン兄弟の弟であるイーサンが、もっと頑張れたデショ!?
兄ジョエルの『マクベス』は印象が薄れ本作の方がパンチはあるにしてもやはり兄弟仲良く手を取り合い協力して映画を撮るベシ!!
カジュアルレズコメディ男子禁制
アメリカでは地方の街にもレズバーがどこにでもあり、いつでも相手に出会えるようだ。
ホンマかいな?
男が女の子を可愛いと思うように、
レズは女の子が女の子を可愛いと思うのと同じかなぁ
それと、男の子同士が小便の飛ばし合いこして悪ふざけをしたような、
女の子同士が赤裸々にセックスに本音を飛ばしているところをコミカルにジョークしているのだろうが日本のオッサンには分からん。
結局、女の子がデッカい男根を選択するって言うのもジョークにしておこう。
まあ、おっちゃんや紳士は、
見ては行けないものを横入りしたような気まずさであった。
男子禁制映画と言うジャンルにしておこう。
(^○^)
ドライブアウェイ・ドールズ
劇場公開日:2024年6月7日 85分
兄ジョエル・コーエンと「ファーゴ」「ノーカントリー」など数多くの作品を手がけてきたイーサン・コーエンの初単独監督作品。
ドライブに出かけた2人の女性が、謎のスーツケースをめぐってさまざまな事件に巻き込まれるコメディドラマ。
日々の生活に行き詰まりを感じたジェイミーとマリアンは、車の配送(=ドライブアウェイ)をしながらアメリカ縦断のドライブに出かける。
しかし、配送会社が手配した車のトランクに謎のスーツケースがあるのを見つけ、その中に思わぬブツが入っていたことから、スーツケースを取り戻そうとするギャングたちから追われるはめに。
さらにジェイミーの元カノの警察官や上院議員までも巻き込み、事態は思わぬ方向へと発展していく。
ジェイミー役を「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のマーガレット・クアリー、
マリアン役は「ブロークン・ハート・ギャラリー」「ハラ」などで主演を務めてきたジェラルディン・ビスワナサンが演じた。
そのほか、ビーニー・フェルドスタイン、ペドロ・パスカル、マット・デイモン、マイリー・サイラスらが顔をそろえる。
ドライブアウェイ・ドールズ
劇場公開日:2024年6月7日 85分
性欲全開⁉レスビアンのロードムービー
開けっぴろげな感情と、性欲を全開にしたレスビアンによるロードムービー。
出て来る女性のほとんどがレズビアン設定なんて珍しい。
主演の二人がいい加減で奔放な性格の女の子と、生真面目で臆病な女の子の凸凹コンビ。
奔放なキャラの性欲がフルスロットル、ノリが全てで、いい加減。
真面目で臆病なキャラは、ひたすら妄想…
下品だとか、細かなコトにうだうだ言わない。
そんなノリについていけたら、楽しめます。
これほど包み隠さずレズビアンを謳歌しまくっている映画って珍しいかも。
エブエブとの二者択一しかないのなら、こちらを勧めます
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