劇場公開日 2024年6月28日

ルックバックのレビュー・感想・評価

全791件中、21~40件目を表示

5.02人で過ごした時間が愛おしい!

2025年3月29日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

なんて悲しい結末なんだろう。だからこそ、出会い、作品作り、別れ…2人が過ごした時間がとても引き立つ。

それぞれが「彼女のように書けるようになりたい!」と、姿見えぬライバルを目標に、必死に絵の練習した小学時代。春も夏も秋も冬も、無我夢中に描き続け、ヒット作を生み出した中高生時代。

ずっとこんな幸せな時間が続くかと思いきや…引きこもり京本が美大に進むことを告げる。これからデビューなのに…良いパートナーなのに…ショックすぎて、暴言を吐いてしまう藤野。痛いほど、彼女の気持ちがわかる。

ケンカ別れをした後、悲しい事件が起こる。いろんな後悔が頭の中を駆け巡ったんだろう。藤野の気持ちが痛いほどに伝わってきて、涙が止まらなかった。

大量のスケッチブック、藤野のサインが入った半纏、出会いのきっかけとなった4コマ漫画…「もし会わなかったら、こんなことは起こらなかったかも」という気持ちがよぎるものの、本棚に並ぶ藤野のコミックを見ると、別れた後も京本が応援してくていたことが見てとれる。

2人で紡いできた過去があり、今がある。辛く悲しい出来事を胸に、また描き続ける。きっと京本は、側で見続けている、彼女に自慢できる作品を作ろう、と。

シンプルなストーリー展開、セリフではなく描写で真意を語る描き方…だからこそ、登場人物の気持ちがよくわかる。久しぶりに素晴らしい映画に出会ったわ。

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うさぎ

2.5温かい良い映画だと思ったけど一転して切なく

2025年3月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

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ねこたま

3.0味わい深い話だった

2025年3月26日
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学校新聞の4コマ漫画のクオリティじゃ、さすがに上手いってならんだろ、とか
田舎だとはいえ勝手に家入るんか?
とか
斜に構えて観てた序盤の印象を覆す、
味わい深い話だったわ。
辛い‥切ない‥

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やふたろう

5.0ちょっと言葉にならない。

2025年3月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

青春のすべてを捧げることが出来るのなかった自分には羨ましくて輝いて見えてこんな素敵な時代にしたかったと嫉妬すら覚えそうな2人。
日本アカデミー賞の最優秀アニメ取るわな。本当に素晴らしい作品。
ディズニーでもジブリでもなくこれこそたくさんの人に観てほしいなぁ。

あの事件のような凄惨な箇所がちょっと⋯⋯キツイな。うん。

でもこの作品が夢に向かってがんばっている人のエールとなっているのが良いです。

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すけちゃん

5.0普段アニメ観ないけど

2025年3月23日
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okaachan

4.0雨のシーンは形は違えど誰もが何かしら経験したことがあるのではないの...

2025年3月22日
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雨のシーンは形は違えど誰もが何かしら経験したことがあるのではないのだろうか
誰かに認められるというのが何よりも心地いいというもの
そして時に人生を変えてしまうほどの呪いにも近いのかなと

藤本タツキさんのデザインは、人間の機微が繊細に感じ取れていいですね
それでも前に進むしかない。日々生きるしかない。そんな心持にしてくれる素敵な作品

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山下プレデリカ

5.0感謝

2025年3月22日
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鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

楽しい

とても丁寧に、原作を大切に制作されたことが伝わってくる作品でした。

温かみのある絵柄、じわじわ気持ちが高揚していくピアノ音楽、
ストーリーの良さは言わずもがな。

終盤、藤野が京本との思い出を思い返すシーンはキラキラと美しく、悲しく、思いがけず号泣してしまいました(映画館で観なくて良かった)

この映画を観られたことが幸せです。

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雑穀

5.0それでも生きる

2025年3月21日
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鑑賞方法:その他、VOD

泣ける

悲しい

映画の最中、見終わっても涙が溢れて止まらない
2人の感情のどこかに重なる、自分の思い

きっと誰もが何かを抱えて、でも生きていかねばならない

作品内の言葉はきっとそんなに多くなくて、絵に書かれていることもそれほどなくて、でもしっかりと色んな想いが見てる人に訴えてくる

私も、それでも生きていく
素敵な作品でした

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さちこ

4.0凝縮されたストーリーに好感が持てた

2025年3月20日
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原作未読。
無駄のない作品でとても好印象だった。藤野の育ってきた背景からはじまり、京本と出会い仲良くなっていく様子やふたりの関係性が明確に描かれており迷いなくストーリーを楽しめた。

良かった点として、言葉で語らず描写で表す場面が全編とおして多くよかった。藤野の本棚が話が進むにつれて変化していく様子は胸が熱くなりました。

気になった点として、アマプラで視聴していたが故か挿入曲が入るシーンで音量がバッと大きくなるのが3回ほどあり音量をその度に下げていたため評価下げてしまったが、映画館では逆に相乗効果として高評価になるのかな。ほんとに無駄なストーリーがまるでなく気分よく見られる作品でした。

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ぽん

4.5『ルックバック』したことで気づく絆と成長

2025年3月19日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

2025日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品に輝いた本作。小学校時代から、漫画家を目指してきた2人の少女の青春群像劇。自分の娘も漫画家をしており、高校時代からいろいろな作品投稿をし認められ、集英社からこれまでにも何冊かコミックも出している。しかし、コロナ禍となり、思うように絵が描けなくなり、一時は挫折し、この世界の光と影を味わってきた。今は、背景アシスタントをやりながら、復活を目指して頑張っている。

そんなことで、本作に登場する漫画家を目指す藤野と京本2人の、漫画にかける想いだけでなく、様々なシーンがオーバーラップしてきた。絵を描く部屋や同じスケッチブックが積み重なった様子、当初は、ペンで描いていた原画を今はパソコンで描いている作業、そして美術大学進学か漫画家の選択等、実際に娘の成長を通して、目の当たりにしてきたことである為、より感情移入ができた作品でもあった。

原作は未読だが、『チェーンソーマン』の藤本タツキの作品と言うこと。きっと彼も漫画家を目指した頃の思いが、この2人の姿に投影されているのだと思う。個人的には、京本から「藤本先生の大ファンでした」と告られた後、雨の中、泥水も気にせずに、小躍りしながら家に向かうシーンは、藤野が気持ちの高揚を抑えられない様が、見事に伝わってくる描写だった。また、ジャンプの賞発表を、雪のコンビニに藤野が京本の手を引いて向かい、自分達の名前が掲載されていた時のシーンは、派手な喜びではないが、確実に嬉しさが染み渡るシーンだと感じた。

そんな中、連載が決った時、京本が美術大学進学を選んだ理由として、引きこもりだった京本が、これからの人生を自分で切り開き「藤野に頼らなくても生きていきたい」という、切実な思いが込められていたように思う。一方、京本の才能に最初から気づいていた藤野だからこそ、これまで常にマウントを取っていないと不安だったが、京本の大学進学が、藤野を漫画家として独り立ちさせる後押しになったとも感じた。

ラストには、意外とも言える悲しい結末が待っており、そこで初めてタイトルの『ルックバック』(回想・振り返り)の意味合いの重みも増してきた。そして、卒業式のあの日、藤野が何気なく描いた4コマ漫画が、バタフライ・エフェクトとして、その後の2人の人生に、大きく左右する発端である事が意味づけられる展開は、作者のストーリーテラーとしての巧みさを感じた。

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bunmei21

5.0泣くしかない、だけど進むしかない

2025年3月15日
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小学生の頃を思い出した。

好きな道を見つけたこと
学年にライバルがいること
一生懸命になれたこと
雨だって構わないこと

物語になぞるように思いだした。

物語の彼らも悩み喜び
だんだんと知って行った
繊細でアイディアに満ちた
創作の世界の素晴らしさ。

小学生の小さな世界から
もっと広い世界に出た時
大変で、辛くて、苦しくて
それでも好きな世界が有ること

後悔もあるし
泣くしかない

だけど進むしかない。

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星組

5.0映画館で見ればよかった

2025年3月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

正直、原作読んだ時は理解力が足りず何が起きたかわからなかったのです。
だから映画化されても興味がなく、後日評判になってから配信で見ました。
泣いた。
映画では私でも理解できるようにしてくれたし背景がとても綺麗で
すごくいい映画です。
感動しました。

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肉

4.5歩み

2025年2月28日
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U-3153

5.0こういう展開にならない世界線も観てみたかった。と思ったら

2025年2月24日
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泣ける

幸せ

のどかな日常が描かれている前半。

学生時分に置き換えてみると好きで打ち込むものに干渉する親・姉妹・同級生。
これあるよね‥
どの選択をするかは本人次第だから一度、横道に逸れても良いので違うものに触れてみる。
これも大事。

喜びを分かち合う二人、微笑ましかったです。
ステキな友達だ。

物語が進む先の「あの出来事」は物語を動かすトリガーになってしまっている気がして「こういう展開にならない物語も観てみたかった」と‥起きてしまったときに思っていたのが率直なところ

無言で・ココロで色々感じながら画面を観ることになる60分ほどの作品なので観てみてください!

演技をしすぎてない藤野、京本の芝居も素晴らしかったです。

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ノリ

3.5尺は短いけど心に沁みる良作

2025年2月13日
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これは京都アニメーションの放火事件をモチーフにしているのでしょうか。

物静かに流れる悲しげな音楽とセリフのない暗い画が、希望に満ちた若者が不条理に散った様を、的確に表現していたと思います。

レビューに希望のない終わり方と言う意見も散見されますが、きっと、突然大切な人を失った悲しみの矛先をどこへ向けていいのか解らず、立ち止まっているのではないでしょうか。せめてできることと言えばその友の思いを忘れないことだけなんじゃないかと思います。

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ちゆう

5.0大いなる人間讃歌を感じる話

2025年2月13日
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感想

大評判の作品。気になっていたがやっと観れたー。
だけど私はアニメファンではない。ただの映画好きだ。しかし、

人が想いを馳せその先の目標に向う姿。

さらにひたむきに何かに取り組む姿。

一心不乱にのめり込む。

絵が上手くなりたい一心で描き続ける。

描き続ける。描き続ける。描き続ける。

描き続ける。

とにかく描く。それでも描く。描き続ける。

描き続ける。

描き続けるー。

一つのことをやり続ける事。どんな事でもやり続け、その事を極めた者だけが見ることの出来るその先の景色。

真摯に真面目に取り組んで創るからこそ、そこには人が感動する何かが必ず生まれる。

真摯に真面目に。悶え這いつくばりながらー。
それでも描き続ける。

一心不乱に取り組んでいるからこそ、生きる意味を意識し、喜び、悲しみ、苦しみを実感することが出来る。そこから搾り出された様々な想いが作品として反映され素晴らしい絵になり、漫画となり、更にアニメーションになり、そして映画という総合芸術作品となっていく。

その最も基本的で重要な、且つ熱量を持って創造する事の意味ときっかけとなる原点を再び思い出させてくれる作品がこのルックバックであると感じた。

原作・演出・脚本・音楽全てがバランス良く配合され其々が素晴らしい作用をもたらしている。本質論をダイレクトにかまされた感じで鑑賞後清々しい程に気持ちが良い。手塚作品以来久しぶりに見るカットなしロングで手描きにこだわりを見せたオープニングの夜景全景から天地逆となり上空から地上の建物へ俯瞰される多次元的なシーンや机上の4コマ漫画へのズームシーン、そして(秋田鳥海山?)季節毎の変わりゆく美しい風景。藤野歓喜の躍動と激走など数々のシーンに制作者の真摯で真面目な気持ちが伝わってきて素直に驚き感動した。

また、藤野と京本双方がお互いを思い遣る気持ちが二人が初めて出会った場所(京本の部屋の入口の扉)に於いて現在の世界線とは別の(世界線って複数あるのか)世界線で生きる京本へ繋がるワームホールポイントである話が亡くなってしまった者へもう一度会いたいという気持ちが強くあるのだという事を観るものに印象深く感じさせ涙を誘う。京本の部屋の中で後を振り返ると藤野が初めてサインをした褞袍が!

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私自身は今までノールッキンバックの精神で人生を生きてきた。その生涯も半ばを過ぎる頃には様々な社会的、身体的ハプニングが起きたりして、時間的停滞による生活の変化や気持ちの変化が現れて迷いを生じさせることもあった。しかし人生をルックバックすることで自分の原点は何だったのか、置いてきた大切なものはないか、忘れていることはないか。を本当に今一度再確認する事も悪くない!と本作を夜中にひとりで観て力を与えられたような気持ちになり感動し、人間の行動の素晴らしさを大いに賛美しその登場人物達に自分の人生を重ねて共感したのだ。

制作者の皆様へ、素晴らしい作品を創造していただきありがとうございました。本作を鑑賞して素直に生きる希望を与えられた気持ちになりました。ありがとうございます。

歴史的大傑作の予感 ⭐️5

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Moi

4.0死だけが この世から消えてしまう訳では無い 誰にも想われなければ死...

2025年2月12日
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悲しい

死だけが
この世から消えてしまう訳では無い

誰にも想われなければ死に等しい

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いのしし

4.0食わず嫌いは勿体無い

2025年2月12日
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アニメ見ない、興味ないという人にも是非すすめたい作品。
1時間だし軽く観れるかなと思いきや、中身はぜんぜん軽くなかった。
とても濃厚な1時間だと感じた。

声優を務めたお二人も良かった。
河合優実さんが出演する作品って本当に良い。
私の中では今のところハズレなし。

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きり

5.0テンションが上がる

2025年2月11日
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作った人らが、オタク文化が好きなのが伝わってきて、観ててテンションが上がる。
こういう映画好き。

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とろろうどん

5.0ヒーローとルックバック

2025年2月8日
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ダッケ