「ディエゴ・ベラスケスの 『ラス・メニーナス』みたいな感じで始まった...」ルックバック マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ディエゴ・ベラスケスの 『ラス・メニーナス』みたいな感じで始まった...
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ディエゴ・ベラスケスの
『ラス・メニーナス』みたいな感じで始まった。4コマ漫画と言う事で、手塚治虫先生のある街角の物語の中のポスターの様なタッチが変化するアニメかと期待したら、別の方へ暴走したようだ。
閑話休題
『バック』をどの視点で解釈するかと言う事だが『振り返る』とか『背中を見る』とかだと思う。確かにそれも含まれていると思うが、少なくともこのアニメでは『背景』をさしていると感じた。
つまり、楽屋落ち的な内容だと思う。
背景とは非常に地味な部分で日頃日の目が当たらない。作者は『そこを見て』って言ってんじゃないかなぁ?
しかし、反面、日本のアニメの素晴らしさは背景にあると思う。それは世界的にも群を抜いて凄いものがあると僕は思っている。
つまり、このアニメはその自己主張とあの事件で命を落とした人達への鎮魂と思われる。
次回作に期待したい。
LGBTな解釈はどうしても男目線な所がある。全体的にも男目線だ。小学校六年から中学校の第二成長期が女性にとってどんな時期かを全く無視している。物理的に男には絶対に分からない神秘的な時期なんだと思う。
とにかく、次回作に期待する。
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ひなさんのコメント
2024年12月21日
When I am 75さま
コメントありがとうございます。
『ルックバック』の意味、ずっと考えていました。
「振り返る」と「背中を見る」に、「アニメの背景」もあると思いました。