「ノスタルジー」ルックバック Tonさんの映画レビュー(感想・評価)
ノスタルジー
忙しくてレビュー投稿できてなかったけれど、備忘録的に。
作画が良かった。原作よりも小学生の幼さや柔らかさがよく表現されていた。スキップのシーンは秀逸。
声優が良かった。間が良かった。藤野役の河合優実さん。こまっしゃくれながらも幼さを残す話し方が可愛らしく、作画ととても良く合っていた。京本の吉田美月喜さん。ああ、京本らしいな。それがまた最後の悲しさを演出する。
音楽が良かった。この作品にはharuka nakamuraさんしかいないだろう、と思わせるぐらいストーリーにあった劇伴と流れていく曲達。
最後のワンスアポンタイム的なもう一つの世界線がゆっくりと涙腺を滲ませる。この世界線があったのか、幻想なのか。どちらともつかず、言葉にできないもの悲しさが余韻として今も残っている。
見終わった後の心地いい切なさや悲しさとノスタルジー。いい作品でした。
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