「日本の漫画、アニメがなぜ世界を動かすのか」ルックバック MR POPOさんの映画レビュー(感想・評価)
日本の漫画、アニメがなぜ世界を動かすのか
私は原作も未読でアニメや漫画をそんなに読まないですが、勧められた作品はかじる程度の人間としての感想です。
この作品も他人の勧めにより鑑賞。
いやぁ震えましたわ。
あまりこういうアニメや漫画に疎い人こそ見てほしい作品。
静止画の画力、写真では写らないモノがありました。絵が演技してるというか。
そして躍動感のあるアニメーション。心や一瞬一瞬の時や匂いまで再現するかのような演出。
何でもないシーンになぜか感情が揺さぶられ、ただただ美しいと思いました。
その背景であり、漫画やアニメなどの道を歩いてる人、歩いた人の背中を見せてもらったように思います。
エンドロールでは一人一人の製作者らの名前がいつもの違って見えました。体験した事のない感覚。私、オレ、僕、俺たち、私たち、まるで声が聞こえるようなそんなエンドロールでした。
このカルチャーはもはや日本の伝統になる過程にあり、多くの方が時間と生命、全てを捧げてここまできたんだなと部外者である私は感じました。
そしてらそれはハリウッドが映画界のトップであるのとおなじように、日本がアニメと漫画界の不動のトップであり続ける理由でもある様に思います。
「道」をこれからも楽しみにしてます。
大変感銘をうけました。
海外の方にもぜひ観てもらいたい作品です。
毎回、誰と観にくか?を最後に書くのですが、今回は日本人全員にオススメです!
私達が見下しや反発や偏見や誤解、希望や憧れや嫉妬、熱狂や救い、多くの時を経て私達の文化は何を産んだか。
普段あんまりこういうのを見ない方に特にオススメです。
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