「鑑賞動機:藤本タツキ10割」ルックバック なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞動機:藤本タツキ10割
原作読んでません。が、入場者特典のストーリーボードもらった、わーい。
向こうを向いて机に座って貧乏ゆすりしてると、『耳をすませば』を連想する。
カメラの動かし方(というべきかわからないけど)好き。雨の中帰るところとかね。無音のシーンもとても効果的に使われている。
自分の全てを投げ打ってのめり込む原初的な衝動が迸る。思いの強さ、年月の重ね方を画で見せる見せ方とか、細かいところまで気を配られている、と思った。あ、アレ『チェンソーマン』の表紙でしょ、パワーちゃんでしょ。
途中でこのままハッピーエンドになったら、それはちょっと違うんじゃないかと思ったが。どこか違う世界でそんなことがあるかもしれないけど、この世界で起こってしまったことはなかったことにはできない。それがどんなに苦しくても、自分の中でカタをつけて前に進んで生きていかなきゃいけない。そんな強い決意を感じとった。
「生きることについての物語」という点では直前に観た、『九十歳。何がめでたい』と共通しているなあ、と妄想した。
久々にパンフレット買う気になったが…売り切れって…。公開3日目でお高めの価格設定されてたのに…くっ。
2回目。
『時をかける少年』はまあわかりやすいとしても、『ビッグ・ウナギ』(??うーん『ビッグ・リボウスキ』あるいは『ビッグ・フィッシュ』?)、タイトル書いてないがベンチと少女のデザインのやつは直感的には『フォレスト・ガンプ』なんだけど。まあどうなんですかね。
オーディオコメンタリー聞きつつ3回目。とはいえBGM大きめのところは全然聞き取れず。あんまり音量上げると音漏れしても困るし。
貧乏ゆすりの他にもお腹かいたり色々と…なるほどね。
目、床、その他映り込みに、教室や職員室、2人の部屋&スケッチブックなど細部の作り込みも、言われてみるととんでもないです。タメになるなあ。
ああ、確かに『バタフライ・エフェクト』っぽいレイアウトのポスターあるね。