「名作に動きがついて、また違った味わいに」ルックバック むさんの映画レビュー(感想・評価)
名作に動きがついて、また違った味わいに
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読み切り作品という比較的短い原作を一本の映画にするということで不安でしたが、すばらしい映画になっていました。
漫画のコマとコマの間に動きや間が入ることで、例えば卒業証書を渡したあとの藤野先生の感情の高まりなど、より登場人物の感情が理解しやすくなっていました。
また、最後のシーンは漫画では一コマで表されていてこれはこれで良かったのですが、親友を失ってほんとに読んでほしい相手がいなくなってもそれでも親友のために描き続けていくんだ、という気もちの強さが、鮮明に感じ取れました
原作を読んでいても読んでいなくても、おすすめです。
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