劇場公開日 2024年6月28日

ルックバックのレビュー・感想・評価

全764件中、1~20件目を表示

4.0君の笑顔を見たいから

2025年2月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作で号泣した人間なので、映画化は不安でいっぱいだったのですが、、、思い切って観に行ってよかった。
声優、音楽、動きともに脳内のイメージと大きく変わらない。いやあ、なかなかないよ、そういうの。
どちらが良かったか?と問われれば、そこはコミックの方になる。ただ先に出会った方がどうしてもインパクトあるので厳密に比較することはできない。逆だったら、この映画の方だった可能性も高い。というか、比較することに意味はない。言いたいのはそれぐらい原作コミックの「間」「行間」「雰囲気」をうまく掬い取っていた映画だということ。

二人の協同作業のシーンが眩しい。

「だいたい漫画ってさあ…私描くのはまったく好きじゃないんだよね。楽しくないしメンドクくさいだけだし、超地味だし。一日中ずーっと描いてても全然完成しないんだよ。読むだけにしといたほうがいいね。描くもんじゃないよ。」

「じゃあ、藤野ちゃんはなんで描いてるの?」

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momokichi

4.0この作品が「アニメ化をして良かった」と思える理由。

2024年12月24日
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すっかん

5.0友達は要らない。共に戦う仲間を集え。

2024年9月23日
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猿田猿太郎

4.5描く理由と喜びと、そしてレクイエム

2024年6月29日
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ニコ

5.0反語的に「前を向こう」と励ます、心の友のような大傑作

2024年11月14日
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泣ける

楽しい

幸せ

Prime Videoでの鑑賞となったが、劇場公開と同じ年に出会えたことに感謝したい。アニメシリーズ「チェンソーマン」は大のお気に入りとはいえ、藤本タツキについてはその原作者としてしか知らなかったが、自身の半生と現実の事件をこんなふうに投影し紡ぎ合わせて力強いフィクションを創作できるのかと驚嘆し、今さらながら敬服。原作未読だが、脚本も担った押山清高監督の仕事も的確だったに違いない。キャラクターたちの画としての魅力、アニメーションのダイナミックな動きの面白さと繊細な変化の情感、そしてストーリーの味わい深さが完璧に凝縮された奇跡のような本編58分。(なおアマプラでの視聴だとエンドロールが始まった途端に「次のエピソード」とか表示が出て放っておくと数秒で自動的に飛ばされてしまうのだけど、あれは本当に余計なお世話! 藤野がひとり向かうデスクの前の窓に映る街の景色がエンドロール数分の間にゆっくりと夜景に変化するまでが作品であり、繊細な描写と余韻を味わう豊かな時間なのに)

鑑賞後、原作漫画についての考察記事やWikipediaの項などを読んで、オアシスの代表曲「Don't Look Back in Anger」や映画「バタフライ・エフェクト」などからの影響やオマージュが指摘されているのを知り、そういえば「バタフライ~」のエンディングにはやはりオアシスの「Stop Crying Your Heart Out」が流れていていい感じだったなとか、関連して思い出したこともいくつかあった。考えてみると「バタフライ~」のラストでの主人公の選択と、この「ルックバック」での終盤に展開する「あり得たかもしれないもう一つの世界線」は近いものがあるが、具体的に書くと両作品のネタバレになるのでここまでにとどめておく。

オアシスの「Don't Look Back in Anger」の題がデヴィッド・ボウイとブライアン・イーノの共作「Look Back in Anger」への返歌的につけられたこともWikipediaで知った。オアシスの2曲と「ルックバック」(look backを直訳するなら、後ろを見ろ、振り返れ)に共通するのは、過去の選択を悔み続けたり、起きてしまった悲劇に怒りや恨みを抱き続けたりしても何も変わらない、きちんと受け止めたうえで、前を向いて将来のため自分にできることをやっていこう、というポジティブなメッセージ。その意味で、「ルックバック」は反語的に「前を向こう」と私たちを励ましてくれる、心の友のような大傑作なのだ。

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高森 郁哉

5.0絵は人の心を動かす

2024年6月30日
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いきなり手描きの背景動画で魅せてくれる。最近は3DCGで背景を動かすことが多いけれど、手で動かす背動をあえてやることが、この作品の映画化には必要だった。手で描くことがこの作品には重要。絵を描く二人の軌跡を手で描くことにこだわることがこの作品には必要だった。それによって、物語には収まらない「絵描き」に対する賛美があふれることになった。
漫画は絵で構成される、アニメも絵で構成される。しかし、絵の上手さとマンガの上手さは異なる。京本は絵が上手い。藤野はマンガが上手い。藤野のマンガの上手さに京本は心を動かされる。京本の絵の上手さに一度心が折れかける藤野は京本との共同作業でマンガへの情熱を取り戻す。絵の上手さとマンガの上手さが共鳴しあって、二人は駆け上っていく。
そういう物語をものすごく上手いアニメーション映像で描くことで、絵の上手さとマンガの上手さにアニメの上手さが重なり共鳴しあう、多層的な作品として完成している。
「絵による映像」であることに徹底的に自覚的な作り方をしており、その快楽が全編にみなぎっている。絵は人の心を動かす。

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杉本穂高

3.5尺は短いけど心に沁みる良作

2025年2月13日
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これは京都アニメーションの放火事件をモチーフにしているのでしょうか。

物静かに流れる悲しげな音楽とセリフのない暗い画が、希望に満ちた若者が不条理に散った様を、的確に表現していたと思います。

レビューに希望のない終わり方と言う意見も散見されますが、きっと、突然大切な人を失った悲しみの矛先をどこへ向けていいのか解らず、立ち止まっているのではないでしょうか。せめてできることと言えばその友の思いを忘れないことだけなんじゃないかと思います。

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ちゆう

5.0大いなる人間讃歌を感じる話

2025年2月13日
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感想

大評判の作品。気になっていたがやっと観れたー。
だけど私はアニメファンではない。ただの映画好きだ。しかし、

人が想いを馳せその先の目標に向う姿。

さらにひたむきに何かに取り組む姿。

一心不乱にのめり込む。

絵が上手くなりたい一心で描き続ける。

描き続ける。描き続ける。描き続ける。

描き続ける。

とにかく描く。それでも描く。描き続ける。

描き続ける。

描き続けるー。

一つのことをやり続ける事。どんな事でもやり続け、その事を極めた者だけが見ることの出来るその先の景色。

真摯に真面目に取り組んで創るからこそ、そこには人が感動する何かが必ず生まれる。

真摯に真面目に。悶え這いつくばりながらー。
それでも描き続ける。

一心不乱に取り組んでいるからこそ、生きる意味を意識し、喜び、悲しみ、苦しみを実感することが出来る。そこから搾り出された様々な想いが作品として反映され素晴らしい絵になり、漫画となり、更にアニメーションになり、そして映画という総合芸術作品となっていく。

その最も基本的で重要な、且つ熱量を持って創造する事の意味ときっかけとなる原点を再び思い出させてくれる作品がこのルックバックであると感じた。

原作・演出・脚本・音楽全てがバランス良く配合され其々が素晴らしい作用をもたらしている。本質論をダイレクトにかまされた感じで鑑賞後清々しい程に気持ちが良い。手塚作品以来久しぶりに見るカットなしで手描きにこだわりを見せたオープニングの夜景全景から天地逆となり上空から地上の建物へ俯瞰される多次元的なシーンや机上の4コマ漫画へのズームシーン、そして(秋田鳥海山?)季節毎の変わりゆく美しい風景。藤野歓喜の躍動と激走など数々のシーンに制作者の真摯で真面目な気持ちが伝わってきて素直に驚き感動した。

また、藤野と京本双方がお互いを思い遣る気持ちが二人が初めて出会った場所(京本の部屋の入口の扉)に於いて現在の世界線とは別の(世界線って複数あるのか)世界線で生きる京本へ繋がるワームホールポイントである話が亡くなってしまった者へもう一度会いたいという気持ちが強くあるのだという事を観るものに印象深く感じさせ涙を誘う。京本の部屋の中で後を振り返ると藤野が初めてサインをした褞袍が!

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私自身は今までノールッキンバックの精神で人生を生きてきた。その生涯も半ばを過ぎる頃には様々な社会的、身体的ハプニングが起きたりして、時間的停滞による生活の変化や気持ちの変化が現れて迷いを生じさせることもあった。しかし人生をルックバックすることで自分の原点は何だったのか、置いてきた大切なものはないか、忘れていることはないか。を本当に今一度再確認する事も悪くない!と本作を夜中にひとりで観て力を与えられたような気持ちになり感動し、人間の行動の素晴らしさを大いに賛美しその登場人物達に自分の人生を重ねて共感したのだ。

制作者の皆様へ、素晴らしい作品を創造していただきありがとうございました。本作を鑑賞して素直に生きる希望を与えられた気持ちになりました。ありがとうございます。

歴史的大傑作の予感 ⭐️5

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Moi

4.0死だけが この世から消えてしまう訳では無い 誰にも想われなければ死...

2025年2月12日
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悲しい

死だけが
この世から消えてしまう訳では無い

誰にも想われなければ死に等しい

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いのしし

4.0食わず嫌いは勿体無い

2025年2月12日
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アニメ見ない、興味ないという人にも是非すすめたい作品。
1時間だし軽く観れるかなと思いきや、中身はぜんぜん軽くなかった。
とても濃厚な1時間だと感じた。

声優を務めたお二人も良かった。
河合優実さんが出演する作品って本当に良い。
私の中では今のところハズレなし。

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きり

5.0テンションが上がる

2025年2月11日
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作った人らが、オタク文化が好きなのが伝わってきて、観ててテンションが上がる。
こういう映画好き。

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とろろうどん

5.0ヒーローとルックバック

2025年2月8日
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ダッケ

5.0あぁなんという素晴らしい映画を

2025年2月6日
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私は今まで見ずにほったらかしていたのか。この映画に携わったすべての方に謝りたい。

小学生の藤野、7歳児の姪っ子の話し方とまったく同じ。私が気づいたのはそれだけだけど、きっと他にもこれと同じように気づく人は気づくこだわりが山ほど詰まっているのでしょう。それに直接は気づかなくても心に響く作用をしているのでしょう。こんなに丁寧な映画はなかなかない。

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三毛猫泣太郎

4.52時間以上に感じる58分

2025年2月2日
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本作はめちゃくちゃ素晴らしい映画です。
本作を見た人のほとんどは長く感じ、たった58分の映画とは思えなかったと思います。
何故実際は短い映画なのに長く感じるかと言うと、映画内での時間の経過の表現の仕方が非常に上手いからです。
ただブツ切りに時間を経過させるのでは無くて視聴者も一緒に作中人物と一緒に時間経過した気にさせるからです。
こんな映画は他には無いです。

キャラクターの表情も素晴らしいです、他の映画だと登場人物の感情を分かりやすくセリフで表現しがちですが、この映画は表情だけでも痛いぐらいその感情が伝わってきます。
スティーブンスピルバーグは「面白い映画は音声を消しても面白い」と言っていましたが、この映画は実際に音声を消しても面白かったです。

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みる

5.0抽象的だけど甘酸っぱい物語。

2025年2月2日
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泣ける

悲しい

幸せ

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にくづめピーマン

3.0京アニ事件、だから何?

2025年2月2日
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ライブラ

4.5未来と現在、決して元には戻れないからこその決断の重要性を教えてくれる

2025年1月29日
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泣ける

悲しい

幸せ

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中野祐治

4.0画のタッチが素敵

2025年1月26日
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アニメには詳しくないですが、珍しい手書き風の絵のタッチがテーマとよく合っていて作品の良さを倍増させている感じでした。
田んぼを駆けるコミカルな走り方、四コマ漫画を動画にしたときのアンバランスなタッチ、シリアスなシーンとのギャップ、、、色々なシーンでアニメの素晴らしさを教えてくれる本当に素敵な作品です。

映画としては1時間という短さでも満足感はありますが、ストーリーとしてはあと一歩何か踏み込んだところが欲しかったなというのが正直な感想です。

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ぞの

4.0良いです。

2025年1月26日
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Norman

5.0藤野歩

2025年1月23日
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泣ける

悲しい

幸せ

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へなすけ