「広げてはみたものの」ブリンダーヴァナム 恋の輪舞 LaStradaさんの映画レビュー(感想・評価)
広げてはみたものの
「結婚をせかせる両親を騙す為に偽の恋人になって」と頼むなんてのは吉本新喜劇の古典的ベタ設定で、その後の展開も予想できるのですが、情熱的な歌とダンスをふんだんに盛り込みここまで発展させるのはさすがインド映画です。巨悪に挑むスパイ戦や王国物語ばかりのインド映画に食傷気味だったのでこれは楽しい。
ただ、話の大風呂敷を広げ過ぎてしまって「どうまとめてよいか分からくなってしまった~」とエンディングを投げ出したのは残念です。そこはしっかり〆て欲しかったな。
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