劇場公開日 2025年1月17日

室町無頼のレビュー・感想・評価

全432件中、221~240件目を表示

2.0ダラダラと

2025年1月19日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

寝られる

ストーリーが流れる感じ。
特にストーリー的に盛り上がる場面はないので、
映像的に盛り上がる終盤まではランチ後ということもあって何度か意識が飛んだzzz

一応史実?なのだろうが、室町時代の一揆などほぼ史料はあるまい。
あっても著名人は出てこないので、歴史物としての興味には乏しい。
では、蓮田兵衛なる人物がアウトサイダーとして魅力的かというとさほどでもなく、
才蔵やその他の人物と心揺さぶられる交流があるかというとどれもが浅い。
圧政や飢饉に苦しむ人々と蓮田兵衛らの落差にも違和感ありまくり。
蓮田より才蔵がメイン?と思える展開はどっちつかずで中途半端。
ジャッキーの◯拳のようなものを意図した?

一番の盛り上がりは一揆のシーンだろうが、迫力はあるものの雑然としていて様式美はない。
心に残るものはなかった。
妻は蓮田の死にぐっと来たそうだが、それなら骨皮との関係性をもっと掘り下げて欲しかった。
唐突に集落が全滅したり、とにかく全部齧り付くだけで深みがない。
久しぶりの本格的な時代劇を期待したが、中身スカスカだった。
才蔵以外の演技は雰囲気があっただけに残念。

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みみず

3.5【主役が変わる映画】

2025年1月19日
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鑑賞方法:映画館

初めて武士階級が率いた一揆の史実を描く。その映像のリアリティと説得力、そして何よりカッコ良さが見もの。とある点から主役が変わり、それが映画の本質となる展開も面白い。

◆トリビア
〇大泉洋の先祖は仙台藩の武士だという。「先祖代々芸人かと思っていたのですが、武士をやるべくして生まれた、まさに運命だったと思います。」
〇大泉は、死と隣り合わせの当時を、コロナ禍を経験した今、想像ができると話す。本作のように何も対策を打たなかった室町時代の政府に「蓮田兵衛という人は、自分の命はもうどこか諦めていても、他の人のために何とかこの状況を変えてやる。そういう覚悟みたいなものを、胸の中に強く持って演じていました。」と語る。
〇堤真一が今作で大事にしたかったのは、兵衛と道賢は元々アウトローの仲間であり、“日本を良くしたい”という同じ志を持っていたことだという。「本当は戦う必要のない間柄だけれど、立場上戦わなければいけない。最初、道賢は兵衛を見逃して許すのですが、そこに2人の関係性が表れていると思います。」
○長尾謙杜は、才蔵の役作りで体重を6キロ増量。3ヶ月にわたり棒術を練習したという。「(アクションは)これからもっと磨いていけたらと思っています。」

◆概要
【原作】
#垣根涼介「室町無頼」(「本屋が選ぶ時代小説大賞」大賞受賞)
【脚本・監督】
「22年目の告白 私が殺人犯です」#入江悠
【出演】
#大泉洋 #長尾謙杜(#なにわ男子)#堤真一 #柄本明 #北村一輝 #松本若菜 #遠藤雄弥 #前野朋哉 #阿見201 #般若 #武田梨奈 #水澤紳吾 #岩永丞威 #吉本実憂 #ドンペイ #川床明日香 #稲荷卓央 #芹澤興人 #中村蒼 #矢島健一 #三宅弘城
【公開】2025年1月17日
【上映時間】135分


◆以下ネタバレ


◆史上最高にカッコいい男
巨岩を引かされる百姓たちから始まる冒頭。遅い者は鞭打たれ、倒れた者は死体の山へと積まれていく。罵声を飛ばす役人を蹴落とし兵衛が登場、飢餓の民に衣食を与えて去り、タイトルへ。映画冒頭はその作品の軸が描かれる事が多いが、本作は特にここで幕府側の凶悪ぶりと、弱きを助け強きをくじく、兵衛のカッコ良さが恐縮されていた。“大泉洋史上最高にカッコいい男”を目指したと監督の言う通り、本作は至る所で彼のクールな場面が満載。冒頭はもちろん、殺陣もキレていたし(二刀流とは!)、民に惜しみなく銭や食物、土産を振る舞う姿もカッコいい。(そういえば、遊郭で兵衛が箱の中に隠れるシーンは本作でオマージュしたという「用心棒」('61)のシーンそのままだった)花の御所へ向かうビューティーカットもあれば、何よりラストの才蔵を生かして自らの最期の炎を燃やす姿が最高。大泉洋の魅力満載の映画だった。

◆一揆
そんな本作のなんと言っても1番の山は一揆のシーン。のべ5000人ものエキストラを登用し半月におよび撮影されたというスケールの大きさがすごい。幕府軍が斬られていくのは当然だが、一揆軍に加わった百姓達も斬られ、家族が涙し、女達も加勢していくのがなんとも生々しい。8年に及んだ製作期間中に監督が資料を読み漁ったというのだから、そのこだわりが映像の随所に出ているのは当然かも知れない。そして一揆でダントツ輝いたのが長尾謙杜。花の御所前での、屋根を飛び六尺棒を振り回す、あの長回しアクションシーンのカッコいいこと。“全部ぶっ潰す”に準備期間の全てを込めたという彼の言葉に説得力があった。民に与えたあのかんざしで悪徳大名を仕留める、ここでもやはりカッコいい大泉洋まで、一揆の一連の迫力にずっと飲まれ続けていた。

◆ラスト
傷ついた体で道賢に見つかり、兵衛が覚悟を決めるラスト。前述の通り、才蔵を生かすためあえて六尺棒を封印させる兵衛が見せる笑顔はなんとも切ない。兵衛を斬った後の道賢の涙に、本作で描かれた2人の絆が走馬灯のように浮かぶ。“七重塔の誓い”は叶わなかったものの、自らの最期に兵衛の名を読んだ道賢もよかった。おそらく道賢の言った10年後、芳王子(遊女)のもとへ訪れた才蔵の姿のたくましいこと。兵衛のひょうたんと首巻をまとう才蔵にはどこか兵衛の面影も。手に持つ兎は、振り返れば百姓達にその肉を分け与えた兵衛の慈愛の象徴。遊女の笑顔は、そんな才蔵にきっと兵衛の意志を見たからに違いない。室町無頼は、てっきり大泉洋の映画かと思いきや、才蔵の成長物語も描く、無頼達の正義を描く映画だった。

◆関連作品
○「#あんのこと」('23)
入江監督の代表作の一つ。実話なのがより響く。プライムビデオ配信中。
○「#用心棒」('61)
本作でオマージュを盛り込んだという不朽の名作。プライムビデオレンタル可。

◆評価(2025年1月17日時点)
Filmarks:★×4.3
Yahoo!検索:★×4.4
映画.com:★×4.3

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てっぺい

5.0面白かった!

2025年1月19日
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時代劇初心者でしたが、現代に通ずる内容も多く、見やすかったです!大泉洋さん演じる兵衛と堤真一さん演じる道賢の殺陣シーンはもちろん、なんといっても長尾謙杜さん演じる才蔵の成長が物語の裏テーマとなっていて、六尺棒でのアクションシーンにとにかく圧倒されました。最初、誰だか分からないくらいみすぼらしい姿だったのに、徐々に見た目だけでなく顔つき、目つきも変わっていき、最後の兵衛との師弟関係に泣かされました。また観にいきたいと思います。

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さっちー

4.0西部劇だ

2025年1月19日
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悲しい

興奮

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佐々木

3.0 痛快と激増のアンバランス

2025年1月19日
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 まず地盤となるストーリーが凄くいい。
序盤の飢餓に打ちひしがれた農民や武士の舞台背景などの表現、メインの一揆シーンなど圧巻。又、脇役の育成シーンや仲間が集まるシーンなどもっていき方が凄く良かったのに………、
配役の演出が、惜しかったなー。
 特に大泉さん、柄本さん、北村さん、
使い方が勿体ないよ、良かったのは堤さんぐらい。あと、痛快時代劇にしたいのか、シリアスな時代劇にしたいのかが中途半端、少し残念でした。

 余談だけど、今時、時代劇の映画、ドラマが凄い事になっています、これは復活かも。
今後時代劇作品を出す方々、応援しています頑張って下さい。

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しおくん

4.0ちょっと途中で中弛みを感じなくもなかったけど、 最後はまた勢いがつ...

2025年1月19日
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ちょっと途中で中弛みを感じなくもなかったけど、
最後はまた勢いがついてきた

堤真一との、
味方じゃないんだけどある意味信頼し合ってる、
みたいな関係の描き方、
好きです

キャスティングもキャラ設定も良かった
北村一輝と柄本明がとくにすっごく良かった

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jung

3.5影の主役?

2025年1月19日
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は長尾謙杜君ですよね。最後の戦闘シーンは圧巻だし、主役級の設定でした。混沌とした時代の辛さや厳しさが良く表現されていますね。あっ、大泉さんは勿論硬軟織り交ぜた大泉さんらしい役で良かったですよ。

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ごっとん

4.0“一揆“の場面は圧巻だが・・・

2025年1月19日
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琥珀糖

3.5大泉洋の時代劇を期待したが

2025年1月19日
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楽しい

興奮

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セイコウウドク

3.5キャラクターにしても、ストーリーにしても、アクションにしても、何かと「勿体なさ」を感じてしまう

2025年1月19日
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圧政に苦しむ民衆のために立ち上がる兵衛の姿は格好いいのだが、命を捨ててまで権力に歯向かおうとする理由なり、過去の経緯なりが説明されないので、今一つ感情移入がしにくかった。
兵衛の弟子になる才蔵も、出自や経歴が不明だし、どうして人並み外れた身体能力を持ち、現実離れした修行を1年でクリアできたのかがよく分からない。
敵同士になっても友情で結ばれている兵衛と道賢の関係性は面白いものの、兵衛が一揆を起こすことを見逃しただけでなく、証文を燃やすまでの間は出動を控えると約束したはずの道賢が、最初から一揆の鎮圧に動いたのはどうしてだろうか?
実際は「夜中」だった蜂起の時刻を、「明け方」と騙されたことに憤慨したからなのかもしれないが、ここのところは、2人の友情に関わる部分でもあるだけに、もう少し説明があってもよかったと思う。
一揆が勃発してからの大乱戦は、それまでのストーリー展開の平板さや、盛り上がり不足を吹き飛ばすかのような殺陣とアクションのつるべ打ちで、大きな見どころとなっている。
特に、才蔵が、多くの敵をなぎ倒しながら、路上から建物の屋根に上がり、塀の上を伝って路上に戻ってくるまでのシーンは、あたかもワンカットで撮影しているかのような描写になっていて、迫力と見応えがある。
ただし、全体的にカメラの動きとカット割りが激しすぎる上に、夜のシーンは暗いため、画面の中で何が起きているのかがよく分からないのは残念だ。
兵衛の仲間には、才蔵を慕ってやって来た三人組の侍や、弓の名手の女性がいるし、道賢の部下には、くノ一のような隠密や、分銅鎖の使い手がいるなど、キャラ立ちしそうな面子が揃っているのだから、それぞれに相応しい見せ場が作り出せていたならば、もっと面白いアクション映画になったのではないかと思えてならない。
実質的なラスボスであったはずの北村一輝演じる大名が、ラストで、単なる酔っ払いだったことも含めて、何かと「勿体なさ」を感じてしまった映画だった。

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tomato

3.5面白かった!だが…惜しい…

2025年1月19日
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しゆ

3.0Japanese Western

2025年1月19日
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砂埃が舞う長屋、ボロボロの衣類、所々欠けた器、薄汚れた顔、細かな所まで創り込まれていた。それはまるでマカロニウェスタンのようであった。。嫌いでは無いむしろ大好物だ!(だって綺麗な時代劇が嫌いだから…)

しかし…何かが足りない。その何かがなにか分からない…。なんだろう⁈話しも分かり易く小難しく無い。でも足りない。圧倒的に足りていないのだ。そうそれは共感性だ!個々の人物像の描き方が雑(いやと言うよりそもそも描いていない)で感情移入出来ないのだ!
いくらエキストラを多数使えど多大なる予算を掛けても良い作品にはならない。そこには人々のドラマが必要なのである。。

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えーじ

4.5兵衛役は芝居なのか素なのか

2025年1月19日
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単純に面白い
史実を元にした時代小説の映画化
このスケール感はスクリーンでないと迫力が出ないと思う。一揆のシーンは圧巻
時間は長いがダレることなく一揆のきっかけから顛末までが面白おかしく描かれる
ちょいちょい「そうはならんやろ(笑)」というシーンもあるがそこは娯楽作品ということで

兵衛を中心とした道賢、才蔵、芳王子、唐崎の老人(名前ないんかい)の関係性が面白く、兵衛と道賢が酒を交わすシーンはそれまでの経緯を丁寧に描いているのでグッとくるものがある

兵衛のキャラが大泉洋さんと被りすぎて「素なんじゃないのか?」と思うくらいハマり役だと思う

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ぬのかわぎけん

5.0あっという間、おもしろい!

2025年1月19日
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興奮

2時間半と長い映画でしたが、あっという間だった。話の流れがよく、飽きを感じる事もなく、ただの一揆の話だけでは終わらない所が良い。
終始、大泉洋がカッコよくお茶目、
長尾謙杜が成長していく姿も見もの、
友情もあり、久し振りに見た時代劇、とにかく見てよかった。
ナレーションや音楽ついての書き込みもありましたが、時代劇だからあのような感じになるのかな‥
もう一回見に行こうかなっと思ってます。

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あおみかん

4.0名も知らぬ者たちの生き様を観た。

2025年1月19日
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感想

1460年代室町時代。寛正年間に京都を中心とする人口集中地域において発生した疫病と数年間の大飢饉により幕府徳政令の下知が遅れた足利幕府に対して業を煮やした一万人を超える庶民が決起したとされる土一揆が発生。その首謀者とされ歴史書の記述に名のみが残る蓮田兵衛と骨皮道賢という人物をフィーチャーして、「あんのこと」で渾沌とした現代社会底辺部の闇深い問題を鋭い視点と切り口で活写した入江悠監督が自身渾身の脚本と演出を担当。そして伝統的お家芸である東映の時代劇制作陣が総力を挙げて室町時代の過酷な生活環境と無秩序状態での人間の振る舞いを創りあげる。絶望的状況の中でも逞しく生き抜く市井の人々の姿と徳政を求め、現政権や統治機構への批判と改革を掲げて現れべくして世に出ようとした多くの無名剣客、自称剣豪や田舎詰の土豪、或いは無頼漢達のやり場の無い様々な怒りや憤りを一揆という形でエネルギー爆発させてしまった事態の一大顛末をシュールな視点かつ味わい深い娯楽性を以て創作し描いておりある意味において気を吐いている時代劇作品である。

演出・脚本◎
自由な発想から考えられる社会状況の中でのその場に置かれているあらゆる人々の心理や想いを社会的側面から注視してイメージを加味していき、心の動きなどを含めたありとあらゆる感情要素をエピソードとして反映しようとした脚本は多少の難を感じるが大いに評価できる。また過酷な境遇下でも本質を見極める目を持つ人間に見い出された者が武士(もののふ)として成長する話を中心に農民、商人、女性、子供、各々の登場人物それぞれにあったであろう無数の視点と思考が感じられ各々の人生譚に感動する事が出来た。また各々の話が上手く纏められ表現されていた。

まだまだ日本の時代劇映画は滅ぶ事なく創って行く事が出来ると本作を観て安堵し喜びを実感する。

演出としても入江監督が過去の名作時代劇を手掛けた名匠達の作品の制作意図や演出を今一度よく汲み上げ、内容を踏まえて創作したと思われるシーンと台詞が多々あり、人間の不条理さや社会状況による究極的な貧困と飢えの中での人間の心理描写をよく簡潔に纏めて描いていると感じる。監督自身の本作に於ける名もなき市井の人々への想いや行動を忌憚なく描写して披露するという意図をありのままに演出に反映させているところも素晴らしいと感じる。
近年の時代劇の再評価ブームにあたって私事であるが「究極の環境下での人間的気迫を現代人は役として表現する事が出来無いのでは?」という疑念も本作を鑑賞すると忽ち払拭され心配が杞憂となり胸の支えがおりる気がした。

俳優・配役◎
大泉洋氏。というより洋ちゃん。どうしても洋ちゃんと呼びたい。洋ちゃんのナイスキャラが蓮田兵衛のキャラになっていて素晴らしかった。もうこの人垂らし!(笑)。益々ファンになりました。

堤真一氏。骨皮道賢って堤さんそのもののイメージになりましたね。演技は印象的です。

才蔵役の長尾謙杜氏。すみませんアイドルグループで有名な方である事を存じ上げませんでした。本作の演技はとても素晴らしいものでありました。貧困と飢えと明日死ぬかもしれない悲壮感と悩みの中で命を賭して数々の試練を経て武人となった姿に感動し、成長し立派になった最後の姿が画面に映った時、もしかしてこの後に歴史に名を残す人物になるのでは!と期待と希望が溢れ出てきて老耄は泣けて仕方ありませんでした。

遠藤雄弥、芹澤興人、三宅弘城、水澤紳吾、前野朋哉、阿見201、般若、ドンペイ各氏のそれぞれ個性的で気合いの入った素晴らしい演技と配役は印象に残った。特に唐崎の老人役柄本明氏の演技が秀逸で印象に残る。

⭐️4

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Moi

2.5音楽?

2025年1月18日
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音楽のポロポロギターとかがとにかくきつい。画作りもカメラワークも良かっただけに音楽についてどうにかできなかったか。つくづく映画は難しい。全部音楽抜いた方がまだ良かったように思う。それか一部吹き替えっぽかったからそこのフォローのため要らない音楽で増強していのか。更にいうと女性描写
キツい。入江監督はこの二点がいつもダメな気がする。でも日本映画監督が陥りがちな気もする。

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タカシ

3.5さいぞういいね

2025年1月18日
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さいぞうが次々と敵を倒していく様がスカッとしました。柄本明さんベスト・キッド?みたいになってて笑。
BGMかちょっと変わっててザ、時代劇にはしたくなかったのかなと感じました。

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ぱーまん

時代考証で気になること

2025年1月18日
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興奮

後半は大変テンポがあって良かったと思いますが、あまりにも時代考証が気になって残念でした。15世紀にあのような石垣はありませんし、唐破風の建物は桃山様式です。圃場は直線的で近代的な印象です。荒地は重機で整地したよう。洛中の町屋の塀って築地塀か土塀かわかりませんが青いのは不自然です。他にも色々とあって。衣装や人物の外面的造形は現代的な感覚で楽しめると思いますが、その風景は室町時代であって欲しいと感じます。本物にこだわるって難しいのかなって思います。

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太平春

4.5面白かった〜

2025年1月18日
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楽しい

興奮

社会風刺と言うか、為政者が国民を舐めてるとこうなる(現代では非暴力的手段で)よ、的なことを感じつつ。
娯楽時代劇の傑作だと思います。
大泉さん、堤さん、若菜さん、柄本さん、長尾さん、遠藤さん、武田さん、皆さんの演技が素晴らしい!
細かな感想はさておき、決着が着いた時の様子から、骨皮さんは本心では蓮田さんとまだ同じ夢を見てたのかな、と。
そして蓮田さんの後に才蔵くんが芳王子さんの元に現れたのは、蓮田さんの夢は滅びることはなく、受け継がれていくものであり、それは時代を超えて行く忘れてはならないものだよ、って言ってくれている気がしました。国会議員さん、見たほうがよいですよ。

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hidepi

5.0迫力満点

2025年1月18日
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ストーリーはありきたりな展開ではあるがそれでも見ていて飽きないのは豪華なキャストと大勢のエキストラの迫力満点な一揆が高揚感を高めてくれたから。大泉洋も長尾謙杜も堤真一も体を張って戦っていて痺れた。特にあどけなさもありつつ筋肉の付き方でわかりやすく成長を見せてくれた長尾謙杜には今後の活躍も期待できる。時々くすっと笑えるシーンがあるのも大泉洋が主演ならではです

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星のきらめき