「室町時代を少し覗いてみた感じ」室町無頼 arumoさんの映画レビュー(感想・評価)
室町時代を少し覗いてみた感じ
室町時代背景はあまり描かれていない事がありどういう時代だったのかを知るきっかけになる映画作品だったと思います。この映画を観ようと思ったのは蓮田兵衛は実在する人物で寛政の土一揆を起こした人で、どの様に一揆を起こすきっかけになったのか気になって観てみる事にしました。
観てみると蓮田兵衛がいて室町時代背景がとても飢餓だった事をよく表している映画でした。この時代が今から500年ほど前の事だったのかと思うととても大変な時代を生きていた方達だったんだろうなと…
蓮田兵衛と骨皮道賢と言うもう1人の人物が現れるのですがその人とのやり取りも面白かったと思います。この2人がもし別々の道ではなく2人で力を合わせていたらどうなったのかとも思いました。
歴史の教科書に取り上げて載ってない方達の生きた姿を垣間見れた気がしました。
話の内容ストーリー展開は面白かったのですが、奥深い内容があまり描かれていなかったのでそこまで感動はありませんでした。
これから観ようかなと思ってる方には、蓮田兵衛役の大泉洋さんの演技が素晴らしく、骨皮道賢役の堤真一さんもとてもよかったです。なにわ男子の長尾くんの演技も見てて楽しかったです。
室町時代の背景をちょっと見てみたい方や一揆はどの様な感じでいつ突撃して行くのか、その人々の戦い方を見れるのは面白いと思います。
たまに場面にあってないようなBGMが流れるとこが気になりましたが大泉洋さんが戦うシーンのBGMはよかったです。
蓮田兵衛はどんな人だったかより、寛政の土一揆はどのような状況で起きたのかを知るきっかけで見る方がいいかなと感じました。
堅苦しい内容ではないので歴史が好きでちょっと見てみようかなと思う感じで見れると思いますのでまた気になる方は見てみてください。