劇場公開日 2025年1月17日

「室町わからん、でも今も昔もお上のやることは。。。」室町無頼 あさやんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0室町わからん、でも今も昔もお上のやることは。。。

2025年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病によって
路上には無数の死体が積み重なり、人身売買や奴隷労働も横行していた。
しかし時の権力者は無能で、享楽の日々を過ごすばかり。
そんな中、己の腕と才覚だけで混沌の世を生きる自由人・蓮田兵衛は
ひそかに倒幕と世直しを画策し、立ち上がる時を狙っていた。
一方、並外れた武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を
過ごしていた青年・才蔵は、兵衛に見出されて鍛えられ、彼の手下となる。
やがて兵衛のもとに集った無頼たちは、巨大な権力に向けて暴動を仕掛ける。
そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍が立ちはだかる。

・・・といったあらすじ。

この時代をテーマにした作品は見たことがなかったので興味津々だったけど、
最初は何これ???となった。
室町、わからねーーー、って。
そして、主人公の蓮田兵衛が拾った才蔵は、ジャッキーチェンの昔の映画のごとく、
とんでもない修行させられるし笑

でも、これが日本で初めて武士階級が起こした一揆だったんだな、と知り、驚いた。
全体的には笑いもあり、殺陣シーンは結構迫力あったし、最後の一揆での戦いは
すごかったけど、ストーリーがいまいちかなぁ。

蓮田兵衛を演じた大泉洋さん、はじめて殺陣をやっているところを見たけど、
結構よかったです。それ以上に、おふざけが少なく、かっこよかった。
無頼とは、定職に就かず、無法な行いをすること、またはそのような人。
ま、自由人だけど、それなりに正義を持っていたんだよな。

拾われた才蔵は、なにわ男子の長尾謙杜さんという方、だそうで。。。
全然わかりませんでした、ごめんなさい。
こちらはこちらで意味不明な修行シーンでしたが、最後の一揆での戦いは
すごかったですね

今も昔も、お上のやることって一体。。。
そして、それに苦しむ下人たち。
この構図は変わらんなぁ。。。

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よっしぃ