「クロサワとマカロニ」室町無頼 t2lawさんの映画レビュー(感想・評価)
クロサワとマカロニ
ここ数年、意欲的な大作時代劇が、製作され続けている。誠に良きことかな。以下、ざっくりとした印象。
①少年ジャンプを思わせる友情・努力・勝利。『用心棒』へのリスペクトを感じさせる対立構造と巨悪。『七人の侍』へのリスペクトを感じさせる連帯。このあたりはジャンプ的、ワンピース的でもある。
②音楽がマカロニ・ウエスタンすぎる?いつ太陽を背にイーストウッドが登場するか『待ち望む気分』にさせられた。
③戦闘シーン、とりわけ殺陣のカメラワークが凄い。斬新。武器の主観で回転までする。どんな絵コンテ描いたのだろう、入江悠監督は。
④結論。スッゲー面白かった。娯楽時代劇として堪能した。メインの二人の決着も腑に落ちた。
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