「惜しい」室町無頼 10Kasさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
キャラクターのデザイン、衣装は凄く良い
音楽は、ちょっと統一性がなく場面ではあってるがチグハグな印象。
ストーリーは小難しい話かと思いきやそうでもなく、
兵衛と道賢の関係や人柄、
真の主役でもある才蔵の成長部分など
わかりやすく、流れ繋がりもきちんと描かれていて、
要所要所の見せ場も充分なのだが
後半から終演に向けて、プツリ、プツリと場面が途切れる感があったし
『無頼』と書いた紙を貼る描写蛇足に感じた。
無頼な生き方、無頼な世の中…もう少し台詞に無頼を入れ込むか説明があればいいが、
最後でいきなり『無頼』の言葉が出してきても
ちょっと弱いかなぁ、と
道賢(堤真一)の衣装、キャラが個人的には
凄く刺さったし、長尾謙杜くんは台詞は一部聞き取りにくい部分もあれど演技や殺陣は想像以上によかった。
大泉洋は、やっぱり少しふざけたシーンがあってこそ映えるのかな?と、マジメだけの大泉洋を2時間見るのは
ちょっとしんどい😅
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