デッドプール&ウルヴァリンのレビュー・感想・評価
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FOX版MRAVELの集大成
この映画に対する色々なレビューを見てきたのちに話すと、この映画は20年以上続いたFOX MRAVELへの愛が詰まった作品だと思います
デッドプールやウルヴァリンはもちろん、ローラやエレクトラ、そしてディズニーによる買収で計画が白紙になったチャニング テイタム版ガンビット(ブレイドも出てたけどFOXの作品じゃない)、自分はX-menシリーズはアポカリプスから見始めたのでまだ6年くらいの付き合いだったけどそんな自分が観ても感動したし、エンドロールで「これでFOXが終わるんだ…」と思ってちょっと泣きかけました、戦闘シーンはデッドプールらしいはちゃめちゃで血みどろなシーンが沢山あり最高、ストーリーはTVAなどの複雑な要素が出てきて複雑だけどある程度追ってきた人ならわかる範囲内に収めていてよかった、ただレビューやSNSでも出ているように初見の人やあまり作品を観ていない人には理解が追いつかない部分もあるのは確かだし、エレクトラなんかはそこまで有名作品ではないので誰?って感じになると思う(自分も作品自体は観たことないし) そこも踏まえてやっぱりファンへ向けての映画だと思うしあまり表に出てこなかった作品へのリスペクトが詰まった映画だと思いました
Like A Prayer
初日に観てきました
IMAX版が混雑度高めだったので
通常版(字幕)で観ました
でも、迫力がある大きなスクリーン
臨場感ある大音響で鑑賞したい作品ですね
しばらく経って落ち着いたら
今度はIMAX版で観たいです
笑って笑って泣けて大満足でした
特にエンドロールは泣けました
MCU色は薄くて、それでよかった
自分はドラマ版のロキは大好きですが
TVAが今回は複雑に感じるので
少し微妙でした
やっぱ20世紀さんの集大成的な
卒業式&謝恩会のような作品
デップーはアベンジャーズには合わないかな?
きれいに終わっているし
これで終了でいい気がします
でも、もう一度観たら感想が変わるかもです
アベンジャーズ5とかシークレットウォーズとかに
カメオ出演的に出てくれたら嬉しいかなぁ
7/24、1回目観た感想
最高ではあったが20世紀FOXありがとうトラック
デップーのグロや下ネタ、ジョークなどが健在だったのは良かった。
それにブレイド、エレクトラ、ファンタスティックフォーにローガンの女の子、ガンビットなど過去作品を見てきたファンにとっては堪らない。
EDの20世紀FOX作品のメイキングは涙が止まらなかった…
ただ、裏を返せば過去の作品を見ていない勢にとっては誰?の連続で初見では120%楽しめないような気がした。
マルチバースサーガで敷居が高くなってエンドゲーム以降どんどん新規層が離れていっている現状。
それを皮肉する会話もあったけどデップーMCU入りでそれが顕著になった気がする
控えめに言って最高!
marvelで一番推しキャラデッドプール は一作目から全て映画館で見てますし、2番目推しのウルヴァリンの出る作品も全て映画館で見てます!
X-MENシリーズは子供の頃から父親と映画館で見に行ったのも思い出ですし、今の僕のmarvel好きは亡き父親のお陰です!
デッドプールは父が亡くなってからのシリーズで親父はあのウルヴァリンゼロに出てきたウェイドしか知らない。
そんなこと思いながら今作見て、まずクリスエヴァンスが出てきて、まさかのキャップ復活かと思ってたら、「発火!」の掛け声と全身燃え出した時、「うわ、ファンタスティックフォーだ!」って心の中で大叫び!
そんなこんなでパイロ、トード出てきて次はセイバートゥース!
しかも初期の見た目で登場!瞬殺!
その後、クリスエヴァンスもなんだかんだで速攻退場して理由は「ギャラが高い」笑
その後もいつものデップーリズムで進行して行くと今度は
エレクトラ登場!「うお!」
続いてブレイド!「うおおっ!しかも、ウェズリー!!」
そしてガンビット!「うおお!しかも、なんか話流れてた奴やん」
そしてそして、ローラ「うおお、大きくなってる!」
この時、特にブレイドはマジで嬉しかった。
このメンバーで戦いに行くってデップー2のこと思い出して、
「それだけはやめてくれ」って思ったけど、
ちゃんとみんな活躍してたし、本当感動!
まじ、最高すぎました!
親父見てるかなーブレイド好きだったもんなぁ。
よく言うと、ブレイド3にライアンレイノルズでてたよね?
あれもいじって欲しかったな。笑
デップーならいじれたはず!ここで-0.5点かな!
マーベルの神最高
始めの冒頭からデップーが面白過ぎました。TVAの戦闘シーンでローガンのお墓掘り返してて骸骨でもアダマンチウムになっていてそれぶん投げてTVAを倒していくとこがめっちゃくちゃでデップーは変わらずデップーで笑えました。複数のウルヴァリンがいてコミックサイズぐらいのウルヴァリンがいて笑いました。笑い声が聞こえる程でした。ヘンリー・カヴィルの顔のウルヴァリンいて驚きました。ウルヴァリンとデップーのバトルシーンでは20世紀FOXのロゴが残骸のように置かれてました。フード被ってる男が現れその素顔なんとクリスエヴァンスでした。 ギャラが高いとデップーが言って笑いました。ファンタスティック4の衣装でした。敵キャラが現れセイバートゥース対ウルヴァリン一瞬で決着つきましたこんな弱かったけって思いました。ロキシーンズンからアライオスが出てました。エレクトラ、ブレイド、ガンビット、LOGANにも出演していたローラが今作にも出演で最高過ぎました😭終盤にデップーってこんなにいてるんだなって思いました。ここでも笑える場面多々あり過ぎました。普通のおじさんピーターが普通ではなくデップーの衣装着ていたのはビビりました。まさかピータープールだったとは。最高の映画過ぎでした、吹き替えとIMAX初日に観るぐらいなので
下品なジョークよりも、もっと物語を練りましょう‼️
世間では俺ちゃんがMCUを救うとか、マーベルの救世主とか言われてますが、エッ?この程度で救えるの⁉️ハッキリ言ってこの「デッドプール&ウルヴァリン」という作品は一本の映画として見ると、全然大したことのないシロモノです‼️ウェイドが存在する世界を救うため、その時間軸であるウルヴァリンと協力するというストーリーも、あって無いような薄っぺらいもので、マーベルはこのマルチバースサーガで何をやりたいのか、サッパリ分からない‼️どうもマーベルはシネマという一つの作品を我々観客に届けることよりも、サプライズとか、過去の有名キャラクターのカメオ出演とか、豪華クロスオーバーとか、そういうことにばかり力を注いでいるように見える‼️それじゃダメでしょう‼️最近言われているスーパーヒーロー疲れもそこに原因があるんじゃないでしょうか⁉️そんなことだから、某有名映画監督から、「こんなものは映画じゃない」と叩かれるんです‼️肝心の俺ちゃんもディズニーがFOXを買収したとか、やっとアベンジャーズになれるとか、クリスエヴァンスなのに、なぜキャップじゃないの?とか、そんな舞台裏ネタを観客に延々と語りかけるウザいだけのキャラになり下がってしまっている‼️特に冒頭の「ローガン」を冒涜するような乱暴な演出は個人的にかなり不快でした‼️ウルヴァリンもストーリー的に見て絶対に必要なキャラだったのか大いに疑問ですね‼️結局のところ、この「デッドプール&ウルヴァリン」も見せ場としては過去のマーベル映画のキャラたちのサプライズ登場ですね‼️「スパイダーマンNWH」で3人のスパイダーマンの共演で特大ヒットを飛ばし、味をしめたマーベル‼️今回は「ファンタスティック・フォー」のジョニー・ストーム‼️演じるのはなんとクリス・エバンス‼️それだったらヨアン・グリフィスのMr.ファンタスティックやジェシカ・アルバのインビジブルウーマンも見たかった‼️そしてジェニファー・ガーナーのエレクトラ‼️こちらもベンアフのデアデビルも見たかった‼️そしてウェズリー・スナイプスのブレイド‼️「ブレイドは過去にも未来にもただ一人」というセリフがありますが、マハーシャラ・アリが聞いたら怒るぞ‼️そしてチャニング・テイタムのガンビット‼️これは長い間製作が噂され続けたキャラだけに、チャニング・テイタムも嬉しかったでしょうね‼️そしてローラ‼️X-23ことローラ‼️このローラは「ローガン」のローラがそのまま成長した姿みたいで、「ローガン」を愛する私としては大変嬉しかった‼️ラストの友人達との団欒にウルヴァリンとともに加わってくれているのもイイですね‼️そして多数のデッドプールの変異体たち‼️ドッグプールはキモいし、ライアン・レイノルズが素顔で演じるデッドプールも気色悪いし、多数のデッドプールたちも悪い意味でカオス‼️結局、見せ物小屋的な演出で観てる間は楽しいかもしれないけど、10年後に周りと語り合える映画ではないですね‼️マーベルも一作一作の繋がりにこだわりすぎず、安易なクロスオーバーに頼りすぎずに、「ダークナイト」や「ローガン」のような骨太な傑作に挑戦してほしいですね‼️
実質デッドプール3
1と2と続いてるのでナンバリングした方が良さそうかとも思いましたが内容は完全にダブル主人公なのでこのタイトルでもいいのかな?
完全初見だと何が何だか分からないので多少の予習(X-MENの基礎知識等)は必要ですね。
内容は過去一最低最悪(褒め言葉)、ずっと下品とグロに顔をしかめてるか小ネタにニヤニヤしてるかでした。
作中でコスプレだパジャマだとイジられてたウルヴァリンの黄色いコスチュームはクライマックスでは鳥肌が立つくらいかっこよかった!作品として魅せ方が上手いのとやはりヒュー・ジャックマンの圧倒的存在感でしょう。
けっこう分からなかったネタもあったのでその辺勉強してからもう一回劇場行きます。
観る前に観ないといけないものが勢揃い!
今回はマーベルファン向けな感じだね!
マーベルファンの私からしたら最高すぎる!
観た後に誰やったんやろと思って調べてみて!
そうしないとハテナだらけのままだから笑
うぉー!すげー!でもなんで燃えたの?とか
ついに!ん?そんな姿だっけ?とか
いい感じにカッコよく登場したけど…誰?ってなると思う笑
他にもそういうのがたくさん出る!
唯一言うんだったら
ローガンは観たほうがいいかな…
それだけじゃ足らんけどw
でもほんとキャスティングが最高だし、デップらしいし、
いろんな意味で原作の愛が感じられた作品でした!
あと、一瞬だけど久しぶりにあの方が出たのは最高に嬉しかった…ありがとう…
期待してたのに...
予告編の「マーベルジーザス」に期待し過ぎました。
メインシナリオへの食い込みを期待していましたが...
結末は劇場でご覧ください。
...マーベルの大ファンですが、映画としてイマイチ。
過去作キャラが沢山出て来て楽しいが、それが目的になってしまってシナリオが後付けっぽい。
結局、祭りの後の後夜祭感が抜け切れてないな〜。
作品も、自分も。
残念です😢
足りない
ちん2と金◯がここまで犠牲になった映画はないだろう。
ホンダのオデッセイが脚光を浴びるなんて誰が想像しただろうか。
終わり方もFOXぽく誤魔化しながら終わってて良い🆗
ガンビットとブレイド出てきて空いた口塞がらなかった🥺
なんか色々ガッツリ出過ぎてて凄いもの見た!
期待値上げすぎ注意
吹き替えにて鑑賞。(文句無し)
ウルヴィは超格好良いし、デップーは面白格好良い。
ゲストキャラ滅茶苦茶多くて豪華。
なんだけど…。
結局、「デッドプール2」の方が遥かに面白いんだよなぁ。それに尽きる。
以下つらつらと
犬擦り過ぎ。さすがにしつこい。
ブスブスザクザクのシーンが多くて長い。ダレる。
くたばれFOX!くたばれマルチバース!(スパイディ3が大好きなのでそんな風には思いませんが。)
レギュラメンバの活躍が皆無なのは残念すぎる。
ピーターばっかりズルいよ。
お、お前はブレイド⁉
良く俺が強さ表現の指針にする、ラッツ&スターっぽい人。
やっぱり強くないなー。
絶対キャップの方が強いもんなぁ。
お、お前はガンビット⁉
ウルヴァリン・ゼロじゃ、あんなに格好良かったのに…。
映像映えはするわな。
お、お前は…ファンタ…スティック…フォー………だっけ?
炭酸飲料と棒と米の麺(もしくはHGのギャグ)の人。
嬉しくねぇ。
ローラだけエンディングで普通に救われてて草。
やっぱ出てる作品の差ってデカいなぁ。
ラスボスのカサンドラもなぁ…。
芯が無いっつーか、軸がブレブレでなぁ。
チャールズとウルヴィの優しさで改心でええやん。
なんであんな最期迎えなあかんの?
総評:「デッドプール2」がシリーズ最高傑作間違い無し。
LOGAN ローガンでちゃんと死んだウルヴァリンを
どうやって、蘇らせるのかがこの映画の最大の難問だが、そこはデッドプール主演だけあって、ご丁寧にデッドプールがウルヴァリンを埋めた墓を掘り返していたw
当然、ウルヴァリンはLOGAN ローガンでちゃんと死んでいて時間が経っていたから、ちゃんと白骨化していてwウルヴァリンの白骨化した遺体を脇に置いて丸太に座らせてデッドプールは、
「 これからどうしようかな? 」と悩んでいた所に自分を追ってきた連中が登場。この追手をウルヴァリンのアダマンチウム製の遺骨を使って殺す。殺す。殺しまくる。はい!ここでもうR指定になっちゃった!
で、生きているウルヴァリンを探す為に「 困った時のマルチバース 」 を使って平行宇宙の生きているウルヴァリンを見つけるも、言う事聞かないウルヴァリンさん。
デッドプールを得意の爪で、刺す、刺す、刺しまくる。はい、これで子どもさんは見れない!
まぁ、何やかんやあって、異世界に飛ぶのだが、そこには「 エレクトラ 」 「 黒人吸血鬼のブレイド( ちょっと痩せた?) 」 あと、「 訛りが変なカード使い( 名前が出てこない)」が集合して敵を倒す!
エレクトラが出ているんだったら
「 デアデビルはどうしたの? 」 とデッドプールが聞いたら、エレクトラが一言で片付けていたw
そのメンバーの中には少女がいて、何とその少女は「 LOGAN ローガン 」 でウルヴァリンを埋めた少女だったのだ!いやぁ、懐かしかったなぁ。
あと、ファンタスティック4のトーチがギャラが高いという理由であっさり退場するw( ED後にも見せ場があるYO!? )
んでもって、マルチバースのお約束。平行宇宙のデッドプールが色んなヴァージョンで登場。全員不死身で全員、この映画の主人公のデッドプールを殺意を持っているので殺し合いが終わらないYO!?
一人だけ不死身じゃないデッドプールの扱いの雑な事、雑な事。お客さんも大笑いしていたYO!?
この戦いはあっさり終わるのだが、その解決方法があんまりにもあんまりで「 えー!? 」って思わず呟いてちゃったよ? 凄く面白かったからいいけどさ。
最後の最後でウルヴァリンがマスクを被るとこは燃えたなぁ?あの黄色いスーツを着ている理由も胸熱なんだこれが!!
ヒーロー映画のお約束、主人公達の自己犠牲で世界を救うシーンからのEDの流れはデッドプール流のバックに流れているマドンナの名曲にからめた、べしゃりは流石の一言。
吹き替え版を鑑賞したけど、字幕版ではあの訛りはどうなっているのか気になるので明日は字幕版に行くぞー!!
字幕版見たけどトランプ野郎ガンビットの方言は日本語で聞いた方が面白いので俄然吹き替え版をお勧めします。
2回目の吹き替え版見たけどやっぱり面白い!いいぞー?吹き替え版は!
ウルヴァリンのスーツとマスク、かっけぇ!
他の作品でも言った気がするけど、「出せばいい」ってわけじゃないよね。メタ構造で色々ネタにしてるけど、全体的には滑ってると思う。まあ、この「スベリ」はもはやお家芸なのかもだけど。キャップのくだりのとこはまあまあだったけどね。
デップーとローガンのファイトも攻撃避けず受けまくっててあれじゃあ決着つかないよね?ここまでくるとやっぱ第一作の悪ノリ程度がナイスバランスって思っちゃうな。
個人的には、冒頭の戦闘シーンが既に響かなくて😅
心に残ったセリフは、
もう、マルチバースはやめよう
ってやつ。デップー軍団に対してのセリフね。あんなに色々出して結局切り捨てるだけ。しかもみんな再生しちゃって、どうすんの?ってなったらあれだもん。
やっぱ、MCUもついに期限切れなのかな?
エンドロールで過去作品の裏方見せるのは味があったけどね。
マーベルシリーズもデッドプールも初見だったけど面白かった!
マーベルの映画を見た事がなく、デットプールは銃と刀を持って戦う奴、ウルヴァリンは手から爪が出てヒール能力がある奴くらいの事しか知らなかったのですが、海外コメディの面白さも楽しめて続きが出たら絶対に見に行きたいなと思える映画でした!映画に写ってる自覚のある主人公というのも新鮮で最初からエンジンが入っていて初っ端の印象が良かった事で最後まで飽きずに楽しめたなという感じがありました!ノリノリの音楽と共に倒していくアクションシーンも爽快で良かったです!物語のテンポも良く満足のいく終わり方でした!初見で見に行く人は事前知識としてある程度の知識をつけて行くと良いと思います!"夏"絶対に見に行くべき映画の1つだと思いました‼︎
マルチバースは、もう終わりにしよう!
ポリコレを過度に重視するディズニーの下で、「デッドプール」もおとなしくなってしまうのではないかと危惧したが、下品で不真面目なデッドプールが健在だったことには、とりあえずホッとした。
「デッドプール」だけでなく「LOGAN/ローガン」の正統な続編にもなっており、それだけでなく、「ファンタスティック・フォー」やら「ブレイド」やら「エレクトラ」(できれば、ベン・アフレックの「デアデビル」に出てきてもらいたかったが…)やらが登場するところからは、20世紀フォックスやニュー・ライン・シネマのMCUも「なかったことにはしない」という心意気が伝わってきて、胸が熱くなった。
それにしても、クリス・エヴァンスの出演には驚かされたが、てっきり、別のユニバースのキャプテン・アメリカだと思っていると、まさかのファイヤー・トーチの方で、「そっちかい!」とのけぞってしまった。
制作が頓挫したチャニング・テイタムの「ガンビット」が出てくるところも、なんだか嬉しくなってくる。
「不死身」という同じ能力を持つデッドプールとウルヴァリンが、いつまでたっても戦いに決着をつけられないところは面白いし、陽キャと陰キャの組み合わせも良いコントラストになっているのだが、「この時間軸の世界」のアンカーだったというウルヴァリンの役割りについては、最後までよく分からなかった。
そもそも、「この時間軸の世界」を救うという話のはずだったのに、いつの間にか、「虚無の世界」を支配するプロフェッサーXの双子の妹を倒す話になっていて、登場人物達が、何のために何をやっているのかが分らなくなる。
「虚無の世界」から、ドクター・ストレンジの「光の輪」を使って簡単に脱出できてしまうところも、「マルチバース・オブ・マッドネス」と整合性が取れていないのではないか?
プロフェッサーXの妹との決着も、なんだかあっけなくて物足りなかったので、やはり、最後は、パトリック・スチュワートでもジェームズ・マカヴォイでもいいので、兄のチャールズに出てきてもらって、あの場を収めてもらいたかったと思う。
いずれにしても、並行世界を消滅させることのできる装置の暴走を阻止したことで、たまたま「この時間軸の世界」の崩壊が食い止められたというオチは、あまりにもご都合主義すぎるし、物質と反物質をショートさせたために消滅するはずだったデッドプールとウルヴァリンが、どうして無事に生還できたのかということにも疑問が残る。
と、ストーリーのアラを探せばきりが無いし、突っ込みどころも満載なのだが、この映画は、MCUにまつわる数々のネタを楽しめれば、それでいいのかもしれない。
実際、デッドプールが観客に向かって語りかける、ディズニーによる20世紀フォックスの買収等に関するネタには何度もニヤリとさせられたし、何よりも、「マルチバースは、もう終わりにしよう」と訴える彼の台詞には、「そのとおりだ!」と、激しく共感してしまった。
しっかりX-MENありのお祭り作品
X-MENとアベンジャーズシリーズは好きな作品なので、とても面白かったです。
冒頭からのハチャメチャぶりで心を掴まれ、マルチバースのウルヴァリン。
買収ネタやヒュー・ジャックマンいじりでグレイテストショーマンが車から流れるしw
小ネタ満載だから、シリーズ作品の色々な情報を知っているとより楽しめる気がする。
ウルヴァリンのマスク姿はX-MEN実写シリーズでは登場していない?はずなので、「MARVEL VS. CAPCOM」のアーケードゲームで見たウルヴァリンを思い出しました。
ストーリーが特別良かった・・とかではないから、ファン向けの作品のような気がするが、X-MENファンとしては満足だし、リスペクトをしっかり感じたました。
そして実は、食わず嫌いでデッドプール作品は1作も観ていない状態でしたが、これを機に見てみようと思えました。
過去のマーベル作品の同窓会
次のデップーで同窓会映画やるからさ、出られる人は出てよ、出てくれる人に合わせて脚本書くから。
事実はどうか知りませんが、そう思ってしまうくらいストーリーがつまらなかった。
出てくれる人ちょっと少なかったからエンドロールで過去の映像流して誤魔化しとくわ。
と思ってしまうくらい、ゲスト俳優が物足りなかった。
ある意味豪華なのですが、出て欲しかったのはあなた達ではないのです。
デップーらしさという意味では満足できました。
オープニングは最高でしたし。
次があるなら、「3」として作って欲しいかな。
もちろん、ラブストーリーでね!
傑作映画にはサプライズなんて要らない
これまで見てなかったX-MENシリーズとデッドプール1-2を全鑑賞し、万全の状態で臨んだ本作。
冒頭ノリノリ骸骨アクションや、ハッピーやTVAなどMCU設定を絡ませたウェイドの苦悩と展望。
期待と興奮を募らせる序盤の展開であったが、結論から言うとウルヴァリン登場以降は期待を超えてこないまま終わってしまったという印象でした。
デップーの軽快なギャグ・ノリ・メタは健在。
人の為に何かを成し遂げたい、家族を守りたいというウェイドの思いから繋がるラストの展開も良かったと思います。
が、少々薄味にも感じます。ウルヴァリン側の描写も甘く、この二人の交錯する思いとか、もっと掘り下げれたしもっと熱いものにできたんじゃないかと思います。
本作は見せ場や盛り上げの大部分を、良くも悪くもファンが見たかったもので占めています。
デッドプールVSウルヴァリンや、数々のサプライズゲストの登場。
確かにマーベルファンの評価やレビュースコアは上がるかもしれませんが、そこに演出や時間を割きすぎて肝となるストーリー部分が薄くなってしまってると感じます。
舞台が虚無世界であることから、デッドプールやX-MENの過去キャラはほぼ出番が無い。
ファンタスティック・フォーもデアデビルもブレイドも知らない私としては、少し付加価値のついた新キャラのオンパレードでしかありませんでした。
これはMCUとX-MENシリーズ以外の作品を見てない自分にも落ち度はありますが、サプライズと部分的な盛り上がりに重きを置きすぎたんじゃないかなと思います。
例えばスパイダーマン:ノーウェイホーム。
こちらも過去作のスパイダーマンやそのヴィランが集結したお祭り的作品でしたが、私はサムライミ版もアメスパも見たことがない状態で本作を鑑賞しました。
しかしそれでも本作は素晴らしい傑作だったと言えます。
これは正統続編であるトムホランド版スパイダーマンの登場人物や、同MCUシリーズのキャラクターを中心に据えつつ、各キャラの心情と展開を妥協することなく描きっていたからです。
旧作のゲスト出演は、あくまでベースとなる作品の魅力を更に彩る要素として加えられており、ゲスト中心ありきとはなってない物語だったと思います。
本作はデッドプールというキャラクターの魅力は変わらず全面的に出ておりそこは楽しめましたが、その他キャラに関してはファンサービスの域を出ず、もう一人の主人公だったはずのウルヴァリンすらも、「あのウルヴァリンが登場した」という要素でしか無かったように感じます。
ここまで批判多めなのでもう一度言いますが、デッドプールというキャラクターの魅力は全面的に出ており、主人公として作品を引っ張る面白さを存分に発揮しておりました。
だから十分楽しめる映画ではありましたが、シナリオや他キャラの活躍でそれを底上げする魅力があったかと言うと微妙な作品だなと思います。
たとえ本作のサプライズキャラを全部熟知してたとしても、このストーリーラインでは評価はさして変わらなかったでしょう。
主人公は不死身の2人
第4の壁を破壊する台詞や不死身キャラならではのアクションは本作でも健在ではあるものの、3作目にもなるとやや食傷気味にも感じる。
登場人物が多く、過去MCUで描かれたユニバースからのキャラクターは演者を変えず、別のユニバースからのキャラクターは演者を変えるなど、随所に光る演出もある。
しかし、不死身のキャラクター2人が主人公であるため、アクション映画でありながら緊張感に欠ける。バトル作品における死なないキャラクターの扱いの難しさを感じさせる作品だった。
見たか、MCU! これがデップーと20世紀フォックスの仲間たちだ!
やれやれ。困っちゃうぜ。
俺ちゃんがちょっと居ない間に、ヒーロー映画の人気がダダ下がり。こんなんで俺ちゃんの新作コケたらどうしてくれんだよ?
大体、ヒーロー映画作り過ぎなんだよ。MCUだかDCだかごっちゃになって、ドラマシリーズも見ないと話についていけないなんて、そんなの見てぇ?
俺ちゃんみたいにたまにテキトーにやってりゃいいんだよ。
そしたら、ネズミの国のハッピーランドが金に物を言わせて俺ちゃんと組みたいって言ってきたわけ。
最初はその気は無かったけどさ、俺ちゃんスタイルで好き勝手やっていいし(ネズミの国のハッピーランドでお子ちゃま見ちゃダメ!)、ギャランティーもいいし。
何より、ヒーロー映画危機の中、それを救えるのは俺ちゃんしかいないっしょ。
アンチヒーローがヒーロー映画を救う。最高の筋書きってもん。
…って事で、皆、待たせたね。いよいよ俺ちゃんがMCUに殴り込み! 仲良しこよしのあのワイルド爪ヒーローとバディ。ド派手にやったるぜ!
待望のデップー3。色々あった製作の経緯は上記の通りで、始まってすぐデップーがサクッと紹介もしてくれるので、割愛。
もうとにかく、ネタの宝庫! 見所や話題満載!
その最たるはあのヒーローとの遂にの“共演”だが、順を追って。
前作で“サノス”が使っていた小型タイムマシンで好き勝手に歴史を変えたデップーことウェイド。
今もお気楽&ハッピーにやっているかと思いきや…、
デッドプールを引退。歴史を変えて生き返った元X-フォースの普通のおっさん、ピーターと車販売員。
友人や仲間の“家族”に囲まれての誕生日。
一見幸せそうに見えるが…、ヴァネッサとは破局。彼女を生き返らす為に頑張ったのに、驚き…。
ある就職活動を。アベンジャーズの面接。
ハッピーが面接官。“あの人”は来なかったけど。
これまでの活躍は評価されたものの、失格。真のヒーローは自分の為ではなく、他人の為に犠牲にもなれる。その点、君は…。ヒーローじゃないハッピーに苦言される。
平穏でいつもと変わらぬ調子。が、本当の胸中は…。
そんな彼の前に現れたのは…
TVA。MCUのドラマシリーズ『ロキ』に登場するマルチバースを監視する時間変異取締局。
上級局員ミスター・パラドックスからある仕事が。
MCUを救う!…じゃなくて、世界を救う。
ウェイドが居る時間軸の世界に終わりが近付いている。ウェイドが歴史を変えたから…?
いや、あらゆる時間軸には“アンカー”と呼ばれるなくてはならない存在がいる。この時間軸のアンカーこそ、ウルヴァリンことローガンだった。
ご存知の通りローガンは壮絶な最期を遂げた。自らを犠牲に、他人を救う為に。THEヒーロー!
そのローガンの死により時間軸の力が弱まり、行く行く終わりが…。
不要な時間軸を処分するのがパラドックス。その仕事ぶりで出世も…。その通り、コイツ嫌な奴。
消されてたまるか! “ここ”には大切な家族がいる。
世界を救う為に何とかすればいいんだろ? それなら話が早い。どっかの時間軸からウルヴァリンを連れてくればいい。
これが今回の“共演”の話の発端。
ウルヴァリンを探してマルチバースを幾千里。
時空移動装置であらゆるマルチバースを行き来して、しっちゃかめっちゃかにして、
TVAに追われて、ディズニーになって早々血みどろアクションで返り討ちして、
ローガンの墓を掘り返したりもして…
様々なマルチバースのウルヴァリンが登場。
やっとまともなウルヴァリンを見つけた。飲んだくれだけど…。
ところがパラドックス曰く、このウルヴァリンは全マルチバースの中でも最もダメなウルヴァリン。
本人も話したがらない落ちぶれた理由。その過去…。
パラドックスによって二人は時間軸から弾き出されてしまう。行き着いた先は…
前2作で散々ネタにしていたウルヴァリン。遂に本当に登場! 演じるは勿論、ヒュー・ジャックマン。
でも、『LOGAN/ローガン』で…。
今は何でもかんでもマルチバース。あの感動を返せ!…って声もあるだろうけど、まあマルチバースのウルヴァリンって事で。
何よりヒューのカムバックが嬉しい。
共演や共闘は勿論、誰もが見たかったガチンコバトルも。
デップーは刀や銃で、ウルヴァリンはアダマンチウム製の爪で。片や過激、片やワイルド。しかも両者不死身。
新戦場ディズニーで繰り広げられるバイオレンスバトル!
様々なシチュエーションやユニークな趣向を凝らして。時にはカーセッ…じゃなくて、車の中でも。
減らず口や皮肉、ぶっきらぼうな物言い。掛け合いも。
喧嘩するほど仲がいい。…いや、デップーはフレンドリーに接するけど、ウルヴァリンは明らかに呆れうんざり。
そんな二人で窮地を…大丈夫?!
二人が飛ばされたのは、世界が荒廃したような世界。
『マッドマックス』…? 『猿の惑星』…?
でも何か、ちょっと感じが違う。あちこちにある残骸は建造物ではなく、何かのメカニック。“20世紀フォックス”のロゴ…。
『マッドマックス』みたいな奴らがやって来たと思ったら、あれ、『X-MEN』で見た事ある連中だぞ…?
そこに“クリス・エヴァンス”が颯爽と登場。彼だ! あの台詞を言うぞ!
ところが、クリス・エヴァンスの“ヒーロー”でも、もはや忘れ去られた“あっち”だった。
旧『ファンタスティック・フォー』で演じたジョニー/ヒューマン・トーチをまさかの再演。
今彼ならあのヒーローなのに…? ここはどういう世界…?
マルチバースに不必要もしくは20世紀フォックス版マーベルの“失敗作”が捨てられた掃き溜めのような世界。
こんな世界にも支配者はいる。エモータン…ではないが、カサンドラ・ノヴァ。あのチャールズの妹…!
超能力は兄並み。しかし性格は冷徹で残忍。手や指で相手の頭の中に入り、心の中や奥底を見る。
スキンヘッドや超能力は確かに“チャールズの妹”だけど、似て非なる今回のヴィラン。
彼女の下から生きて返った奴はいないけど、この二人は例外。ま、ジョニーとはえげつない最期でオサラバだけど…。
逃げ延びまた仲良くバトって、バテバテ…。
そこを助けたのは…
今回カムバックしたのはヒューのウルヴァリン(とクリスのジョニー)だけじゃなかった…!
これは事前に聞いていた。ジェニファー・ガーナーのエレクトラ。
これにはテンション上がった。ウェズリー・スナイプスのブレイド!
製作の話は聞いていたけど、いつの間にやら消滅…。単独デビューの機会を失った『X-MEN』キャラのガンビット。チャニング・テイタムの悲願。
そして、どうしてここに…? 『LOGAN/ローガン』でダフネ・キーンが演じたローラ。
それぞれ20世紀フォックス版マーベルで失敗もしくはディズニーによる20世紀フォックス買収で行き場を無くしたヒーローたち。
それにしてもよく再演してくれたもんだ。人によっては自虐であり、ある意味キャリアの分岐。
スナイプスのブレイドは好きだったけど、『3』は…。その『3』に出ていた“彼”と再会。
ジェニファーのエレクトラなんて一番有名な役かもしれないけど、黒歴史級の酷評…。
ローラはディズニーによる20世紀フォックス買収で行き場を失った口。にしても大きくなったね…!
ガンビットは企画そのものが消滅。消滅して良かったのかな…? だってあの発音の悪さでは…。笑いを堪えるのに必死なくらい笑ったけど。テイタム、グッジョブ!
そんな彼らと即席チームを結成。
ダメンジャーズ? コケンジャーズ?
いやいや、彼らだってれっきとした20世紀フォックス版アベンジャーズだ!…多分。
カサンドラの力を使って元の世界に戻る。
パラドックスの悪巧みを潰し、世界を救う。
でもそれで救われるのはデップーだけであって、ウルヴァリンや他のヒーローたちは…。
過去を修正や元の時間軸に戻れるかは、保障出来ない。強いて言うなら、希望的観測。
最もデップーはまた口からでまかせで言いくるめるけど。
でも、各ヒーローたちもそれに躍らされてまた闘うのか…?
最初はそうだったろう。希望的観測を信じて。
が、俺たち/私たちはヒーローだ。今や忘れ去られても。
命を落とすかもしれない。が、誰かの為に自分を犠牲に。
例え忘れ去られても、その精神まで失っていない。
旧ファンタスティック・フォー、エレクトラ、ブレイド、ガンビット、ローラ…。
20世紀フォックス製作やMCU以外のマーベル作品への讃歌。
ウルヴァリンも再び目覚める時が。
カサンドラが入り込み、明らかになった過去…。
自分のせいでX-MEN=“家族”が…。人間たちに復讐。さらにそのせいで人間のミュータントへの憎悪を増長させ…。
全て自分のせい。こんな俺がX-MENな訳ない。ましてやヒーローだなんて…。
俺はヒーローのウルヴァリンじゃない。でも、熱い闘志と不屈の精神、正しき心は完全に消えた訳じゃない。
チャールズが信じてくれたように。
ウルヴァリンはウルヴァリンだ。ローガンはローガンだ。
今再び目覚める。立ち上がる。
このスーツ。X-MENの証。
黄色スーツはコミックを踏襲。クライマックスはコミックの画像で見た事あるマスクも装着。これこそ真のウルヴァリンかもしれない。ファン感涙。
本当にコミックファン、映画ファンにはネタやお楽しみが尽きない。
前2作、『X-MEN』シリーズ、フォックス版マーベル、MCUと予備知識は必須。見てない人にはおふざけが過ぎるかもしれないし、またまた一見さんお断り。愉快なレギュラーメンバーの出番も今回ほぼ無いが、個人的にはメチャメチャ楽しませて貰った。
アクション、笑い、ディープなネタ…。昨今のヒーロー映画疲れや停滞を吹き飛ばしてもくれた。
今後のMCUの活力剤と期待されている本作。『~エンドゲーム』みたいに大作ぶらず、あくまでいつものデップースタイルなのも好感。
ウルヴァリンと共演しても、MCU参加しても、ディズニーになっても、デップーはデップー。
これもライアン・レイノルズの魅了か。
ヒーローたちの再演もライアンの人望か。
これだけの話題やネタに囲まれても、自分もしっかり仕事してるのが見事。
その最たるは、“デッドプールズ”。キュートなドッグプール、マスク不必要のナイスプール(ライアン、自分で遊び過ぎ(笑))、その他マルチバースのデッドプールたち!
デップー&ウルヴァリンvsデッドプールたち。これぞマルチバースの正しい使い方…?
この時間軸を救うには犠牲が…。
デップーには“家族”との再会があるから彼を犠牲にする事は出来ない。
再びウルヴァリンが華々しい最期を…。
が…。
ここは自分の世界。それを救うのは…。
この時無意識でがむしゃらだったろう。そして気付いていなかった。自分を犠牲にして他者や世界を救う。今自分が取っている行動が、ヒーロー以外の何者でもない事を。
一人では無理だ。そこへ…。
まさしく、デッドプール&ウルヴァリン!
さて、これからデップーは…? ウルヴァリンは…?
また会える…?
EDお馴染みのあのクレジットは無かったけど、我々は信じている。
デッドプールは帰ってくる。
ウルヴァリンもまたいつか必ず帰ってくる。
これを機にまたカッコ良く面白く頼むぜ、MCU!
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