「マーベル映画の救世主にしてNWH以上の衝撃作」デッドプール&ウルヴァリン いも男爵さんの映画レビュー(感想・評価)
マーベル映画の救世主にしてNWH以上の衝撃作
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ファーストルックでヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンとデッドプールのツーショットを見てこれは凄いアメコミ映画になると確信したらそれ以上だった映画。
ウルヴァリンはコスチュームだけでなく終盤ではマスクを被ってコミック通りの姿を披露するのでコミックファンとしてはたまらない。
他の旧作キャラはエレクトラ、X23にジャガーノートを初めてとしたヴィラン軍団を同じ俳優が演じててまさかのウェズリー・スナイプスのブレイド、まさかまさかのヒューマントーチ役で復帰のクリス・エバンスとキャラが出てくる度にテンション上がりっぱなしだった。
一方新キャラのパラドックス、カサンドラノヴァ、ガンビットもきちんと個性分けされてて特にカサンドラは激ヤバな強さでこれぞアメコミメインヴィランって感じ。
またただ新旧のキャラをいっぱい出すだけでなくメイン扱いのキャラには見せ場をきちんと用意してるので安心。
内容は自分の世界を救う為に不器用に奔走するデッドプールに世界を諦めてやさぐれたウルヴァリンが組んずほぐれずしながらの旅を通じて互いに認め合って世界を救うという王道だけど分かりやすく気付けばに感動してるのがずるい。
アクションはカッコ良く、見やすく、分かりやすく、没入感を妨げない構成で特にヴィラン軍団とデッドプール軍団との集団戦は興奮しっぱなしだった。
デッドプールだからこそできたアメコミ映画にして久々に超面白いと言える作品でマーベルはこれ以上のものを作れるのか?と不安になるけど今は存分に楽しみたい。
声優はさらに楽しめる吹き替えで見るのがお勧め。
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