「最初から期待は低めだった」デッドプール&ウルヴァリン to Dutchさんの映画レビュー(感想・評価)
最初から期待は低めだった
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自分はMCU作品はもちろん、marvel関連の映画は全て見てきており原作も少し程度かじっているくらいに知識はありますが、それでもなおMCUでのマルチバースという設定は本当に失敗だなと感じました。
客観的に見ると他作品のキャラをめちゃくちゃに出したり、胸熱を意識するあまり内容が薄いファンムービーになっている。予告の時点でドラマシリーズのただでさえ分かりにくい新生時間軸を題材にしいる点でかなり不安を感じていましたが、しっかりと説明を入れたりして、そこまで不親切な作りにはなっていなかったので知識ゼロの人を置き去りという感じではないのかなと思いました。それでも過去のデッドプールシリーズのような、スピーディな展開で何も考えずに見れるようなお下劣映画を期待していた人には、かなり気疲れする内容だったのではないかと考えました。
それでもウルヴァリンを再演してくれたヒュー・ジャックマンにはものすごく感謝しているし、ウルヴァリンの身長が原作再現されている点だったり、過去作で被らなかったマスクをやっと被ってくれたりなど感激する場面は多くありました。クリス・エヴァンスが復帰してくれたのはかなり嬉しいし、挿入曲も最高なのでテンションはとても上がりました。少なくとも過去のX-MENシリーズの映画を見ておけば楽しめると思いました。
あくまでこれはデッドプールの3作目ではなくウルヴァリンとデッドプールの物語であると監督も発言していたため、デッドプール単独作品の3作目期待したいとお思います。
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