「全てを犠牲にしてまでやる事なのか。」Cloud クラウド サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
全てを犠牲にしてまでやる事なのか。
転売ヤーが主人公の今作。
しかし作品内ではそれ以外にも
現代における問題がいくつか隠れており、
そのどれもに共通して言える事は
「他の事を蔑ろにしてでもやるべき事なのか」
という問いに行き着く…のかもしれない。
悪い意味でまったく無害の無気力主人公が
ある事をきっかけに目がイキイキとする様は
「こんなクズ野郎が生を実感しそうな瞬間なんて、あってもこれくらいだろ?」
という現代への皮肉に見えた。
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