クワイエット・プレイス DAY 1のレビュー・感想・評価
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猫と顔芸
2018年公開の第1作「クワイエット・プレイス」、2021年公開の第2作「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」に続くシリーズ第3作目となる作品でした。時系列的には第1作の前日譚であり、 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 の前日譚として先日公開された「マッドマックス フュリオサ」と同様の位置付けにある作品と言うところでしょうか。
個人的には、怪物の正体が途中まで全く分からなかった第1作が面白くて、第2作はイマイチだったので、本作は微妙かなと思っていたものの、実際観てみたら新しい境地に達していた感じて面白かったです。何が新しい境地かと言えば、前作までと全く芸風が変わっていたこと。怪物の正体が既に分かっているので、何をメインに持ってきたかと思えば、主役のサミラの驚いた表情を中心とする顔芸と、彼女の飼い猫の可愛い感じ。まさかの方針大転換が成功し、正体不明の怪物も全く目立ちませんでした。
果たして第4作目が創られるのかは分かりませんが、次回作があったとすれば、是非さらなる方針転換をして欲しいものと、切に願いものでした。
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
意外性に感動
あの状況下の中、いかに生き残るか、どのようにエイリアンを倒すかという、1,2のような展開なのかと思いきや、予想外のドラマ性に感動しました。
どんな状況下にいても生きる目的を見つけ、自分のやり方で実行する事は尊いです。
猫はあまり鳴かず良い子でした。
音もたてずに観ました
本日仕事が早く終わり帰りに見に行きました。
上映時間に419座席の劇場に入ったら自分と見知らぬ方と二人のみ。
音なんかたてようなら犯人は二人しかいません。
おかげで物語への没入感半端なく静かに静かに観れました。
ツッコミどころ満載であるが、観る価値は有る
IMAX 字幕版で鑑賞
今作は本当に前日譚なのか? 前作までは田舎町の出来事であったが、今作はNYの大都会が壊滅的な被害に遭っている。そんな大事件なのにいくら田舎でも情報が入らなかったのか?軍は怪物は「泳げない」って、今来たばかりの怪物なのにどうして知った?橋を壊したのは島に閉じ込める為だって。怪物はなぜマンハッタン島限定で他にいないのか?人間が出した音と他の音と区別が出来るのか?
最初からツッコミどころ満載ではあるが、いつ出てくるのか緊張感が有り、出現した時のスクリーンから重低音は半端なくすごかった。やっぱりIMAXで観て良かった。
そして前半と後半は映画が違っていました。
前半は、音を立てずにクリーチャーよりいかに逃げきるか。大群衆の中で逃げ惑う人々。ある時から主人公(サミラ)達しか人がいない。大群衆どこ行った。サミラ以外みんな逃げたのか?しかも死体がほとんど無い。地下の水路に逃げたのに、怪物水の中に来たね。
後半はサミラの思い出探し。父との思い出クラブやピザ。そしてクスリ探し。どれぐらい距離があるのかは分からないけど、そんな事が出来るのなら、軍の船まで逃げられるでしょ。その時点で既にサミラは逃げ切っても、自身の寿命を感じていたのだろう。自分の着ていたジャケットと共に愛猫を託す。
猫は生きるモチベーションにはなっているけど、何かに導くスーパー猫ではなかった。いかなる時でもサミラの元に戻ってくる猫は、ある意味スーパー?
iPodは時代背景か何かあるのかなとも思ったが、これもなさそう。
フロドに目が奪われる
音を立ててはいけない映画3作目。
さすがに1作目を超える程の緊張感はなく、クリーチャーにも慣れてしまったせいか、怖さは全く感じられないまま物語は進行。
主人公が病気(多分、癌末期?)の為、生きるために戦うのではなく、後悔のない、未練のない生き方を選択する事に心動かされる。
この音でも襲ってこないの?
逆に、こんな音で襲ってくるの??
など、思うところは多々あれど、なかなか面白い映画でした。
(でも前半は眠気と戦うのに必死でしたが(汗))
とにかく、主人公が飼ってる猫の存在感がすごい。どんな状況でも、周りを俯瞰しているような振る舞い。クリーチャーが近くにいても微動だにせず、泣きもしなければ逃げもしない。
気がつけば、ずっとこの猫ちゃんを目で追ってました。
最後は何とも言えないラストでしたが、主人公らしい、潔い生き様のように思えます。
まだ何作か行ける気がするぞ。
このシリーズ好きで毎回楽しみにしてますが、まさかオレの豚返せ!の監督がやるとは思わなかった。
難病の主人公が限りのある人生どう生きるか?
in ニューヨークwith 凶悪生物、、、なるほど、こういう構造として組み立てると監督やりたいぞ、、、という感じかなぁ。うむ、こういう考え方すればまだスピンアウト的続編出来そうだぞ。
友人に似た病状の人が居て(結局パーキンソン病だった)後半の主人公の身体の痛みは描かれているより以上に伝わってしまった。
物語として出来がいい
1作目を観たときからあいつらが地球に来た話が観たいと思っていた。続編の冒頭はそれらしいシーンだったが、少し短めだったので本作がまるまるDAY1なのは嬉しい。予算が増えるに従ってエイリアンたちが暴れるシーンが増えていくということかもしれない。あのエイリアンたちが空から降ってきて、ニューヨークの街で大暴れする。それだけで面白くなる予感。
理由もわからず逃げ惑う人たち、巻き上がる粉塵、次々と襲ってくるエイリアンたち。序盤は恐ろしいシーンの連続だった。思いも寄らないところから人が引きずられていく感じはこのシリーズならでは。でも、未だにどんなエイリアンなのかわからない。そんなところも気に入っている。
本作では猫と一緒にホスピスに暮らすサミラが主人公。猫のフロドと逃げることになるから、いつ鳴いたり物音を立てたりするんじゃないかとヒヤヒヤする。うまい演出。でもフロドはいい子だった。癒やされる。
このシリーズは、ただエイリアンから逃げたり戦う話ではなく、登場する人たちの抱えている問題を絡めた物語としてよくできている。本作のサミラが抱える問題を見ると最後の決断が心に響く。設定とか展開が粗い部分もあるが、情報がわからない中で逃げようとする彼らの行動としては仕方ないところもある。エイリアンの生態もほぼわからないままだし。だから、次はいよいよ本格的に戦う話になることを期待する。
どう生きて、どう死んでいくのか
クワイエット・プレイスはこれまでも映画館で観ているので、今回も行ってまいりました。
相変わらずの映画館での静けさ。ポップコーンを食べる音が鳴り響き気になるのです。(ずっと食べてる方がいたので汗)
からの、モンスターが出す爆音には驚くばかり。
ストーリーは、DAY1での違ったもう一つの物語を描いています。これまでのエミリー・ブラントが居ないのが寂しいです。だから個人的にはスピンオフ的な位置づけにも思えた。
本作ももちろん音で襲いかかるモンスターが多数登場しますが、話の本筋は人間ドラマが強かった。こんな世界で、主人公の女性がどう生きて死んでいくかを描く。なんだか、少し感動すらも覚える展開でもあります。
そこに、エリックとの出会いがよいスパイスとなり物語に面白さが出てきました。あと、なんといっても飼い猫のフロドが可愛いし賢いし困らせるし(鳴かないのは優秀すぎ)と、なかなかの気が気ではないキャラクターでした!猫が気になって主人公達に集中出来ない!
少し違った視点の、クワイエット・プレイスは良くも悪くも普通に楽しめた作品だったかなぁが、感想でした。
ビザを食べに行く話
どんなストーリー? と、聞かれたら「ビザを食べに行く話だね」と答える。
何のこっちゃという反応だろうが、それは観てのお楽しみです。人生で大事なことは何? と問いかければ、人それぞれの回答があるだろう。本作はそれをリスペクトする展開で、それだけに好感度は高い。
シリーズ最初の作品から観ているので、始まりのこの時を凌いでもなぁ…。という虚しさを抱えつつの鑑賞となってしまうので、どうしても閉塞感は否めない。逆に本シリーズを観てない人は、この作品から始めるとしつくりと来るのかも。ただ、最初の作品の衝撃を得られなくなるのも勿体ないので、痛し痒してすね。
本作の上映前の予告編で、エイリアンの最新作のトレイラーが流れたのは、狙ったとしたら大正解です。観たくなりました。
怖いはずが……
音を立てたら、いきなり……というびっくり箱的な怖さはありますが、怪物の正体は既にシリーズでばれていますので、怖さはあまり感じられません。
むしろ、恐怖の中のちょっとした憩いの時間や、ペットの猫による癒しが引き立てられて、感覚が麻痺したような味わいになっています。
これはこれで楽しめましたので、良しとします。
音を立てないで静かに(直訳)なのに体感温度も視覚も無いなんて吉本新喜劇のアレやろw
先ずは何のためにこんな映画を撮ったのだろう?
世界が滅びる鼻は常にマンハッタン。
自由の女神🗽を顕さなかったのはCGに無理があって削除したのかな?
この監督の『聴覚』に拘る意味をずっと考えながら観てたから尚更に何を伝えてたいんだ、と。
何の為にこの映画を撮ったの、かと。
バケモノのあの澄んだ瞳が忘れられない。
映画は脚本6割、監督3割、役者1割。
死にゆくものが最後に見た夢
クワイエット・プレイス前2作はエミリー・ブラントが好きなので観ただけで
ただの薄っぺらいB級ホラーだったし本作も観るけどコメントはしないつもりだった
ところがどっこい本作は紛れも無く第一級のハリウッド作品に仕上がっています
本作のここを見てほしいという所から主人公は若くして癌を患い
余命いくばくもない元詩人の若い女性という設定になっています
冒頭に自身の短いクソみたいな人生を呪うかのような
八つ当たりの酷い詩を詠みます
ホスピスのレクレーションでマンハッタンを訪れた際
死ぬまでにやっておきたいと思っていたことを実行しようとしますが
事件が起こり実行できなくなったことにより強く執着していきます
そして迫りゆく自身の死期を恐怖し呪うのではなく
より死と鼻面を突きわせる状態となり生きるとは何か
この世に生を受けた意味を知り完全燃焼する
一大抒情詩を自らの身をもって書き上げます
こけおどしの派手な映像や音響も楽しいですが
やはり映画というのはこういう伝えたいテーマがあってこそだと思います
きれいに表現された映像で朗々とテーマを謳いあげる芸術作品として
素晴らしいものがありました
面白くなかった。
エミリープラント主演のシリーズの、エピソードワン的な展開。
何故あんな世界になってしまったのか、きっかけの1日目から描くストーリー。
ルピタ・ニョンゴを主演にした最初の1日は始まりこそ面白い展開だったが進みにつれて、退屈になっていった。
そもそも相棒に猫っていう設定は本当に必要なのか?って思いがずっと消えなかった。
しかも、2作目で分かった謎の生物の弱点が、あっという間に晒されているのも不思議な展開だった。
上映時間が短く観やすくはあったが、それでも集中力が続かないくらい面白くなかった。
確か、正統ストーリーの方は続編が予定されているので、そちらに期待ですね。
んーー、、あーーー、、んーーー?、、付いてきてほしくは、、あのー、ちょっと、、m(_ _;)m
個人的には、、、ちょっと、あの、エリックみたいなのに付いてきてほしくは、、、ないっかなぁーーーー(^_^;) 主人公の動機も映画のテーマも素敵と思うのに、エリックが、ちょっとぼく個人的には、うーーーーーんm(_ _;)m ごめん!
生き様、死に様、猫冷静
自分だったらどおする?!これ人生やん、人の一生がギュギュッと詰まってる。シリーズ化してどお見せるの、この設定で?!と思ったけど才能ある監督さんでした、これからの作品が楽しみです。この世の終わり、たった1人ぼっち、みたいな極限設定の映画を好んで見てしまう、子供の頃からボンヤリ《死ぬ時》ってどんな…と考え続けてる。いざという時の為の《免疫》の為に観てるのか自分は?自問自答しても答え出ず。
それが何か分かってからの展開…
形のある脅威からどんなストーリーを展開するのか?
今作を見た経緯。
クワイエットプレイスで織り成す様々な人間模様、彩りを与える猫、
極限状態での心理の変化
いい作品だった。
見て欲しい
緊迫感の無い雑な後半で興を削がれ、泣かせどころで白けてしまった
エイリアンの襲来から打つ手のない逃亡、混乱の前半は後半を期待させる。なのに汚れない猫、エリックのいかにも衣装な汚れ姿、後半のバッチリメイク、濡れても復活したノートなど細部が雑すぎる。テーマはそこじゃないよ!と言われそうだが、それらの不自然さがゲーム世界のようで、たっぷり伏線のラストのピザ以降、泣かせる気満々シーンでドッチラケです。ラストの避難船もどうやって音立てずにあれだけ乗った、ちょっと笑えました。前半は良かっただけにかなり残念
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