「「ピザを食べる」」クワイエット・プレイス DAY 1 映画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
「ピザを食べる」
クリックして本文を読む
大体2は凡作3以降は駄作になりますが、これは素晴らしい出来でした。
個人的には2より面白かったので☆4。
但しクリーチャーは今回只のエキストラさんです。
そこらへんが合わない人は当然いるかと思います(その場合☆2くらいになるんじゃないか)
タイトルの通りのセリフ「ピザを食べる」がキーとなっています。
最初は何もわからない状態なので、ピザを食べれないだけで口喧嘩になっているシーンとかは
約束破ったとは言え、切れすぎだろ・・・まぁ癌だから生き急いでるんだろうな
程度にしか思えませんでした。
既に余命宣告を大きく過ぎており、明日があるかもわからない状態になっていて
父親との思い出の店のピザであることが判明するまでは。
そこでようやく「あ、心置きなく死ぬ為か・・・」というのがわかります。
それがわかった後で考えてみると、口喧嘩した時に渋々帰りのバスに乗っているのもいいシーンに思えてきます。
まだ諦めても食べられる機会はあるかもしれない、程度に主人公は思ってた演出かもしれません。
それが襲撃を受けて頑なに「ピザを食べる」しか言わなくなる。
その時点で覚悟が決まったんでしょう。
襲撃の日、襲撃の翌日、最後の朝とday1ではありませんが、
彼女には今日しかなかった。今日が一番大事だった。その意味でday1なんでしょう。
最後も一瞬青空映す演出は素晴らしいと思います。
1,2ではどう生き残るかでしたが、
今作はその一日を大切な物の為にどう生きられるかでした。
コメントする