クワイエット・プレイス DAY 1のレビュー・感想・評価
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終わりの始まり
予告編が面白そうだったので期待充分!しっかり睡眠を取り臨みました。
もちろん忘れてはいません…
前作達のちょっと突っ込み所満載の展開達…
でも今回の予告編は何かそれを打ち破りそうな期待感が有りました
観ている間はビクビクッとくるし、何が何だか分からない中での逃避行は良かったですが。。。ん?
音に反応するのは早い段階で分かっていたんですね
猫も、今か今か…??と思ったけど、
鳴かないのね💦
私なら、違ったラストを選ぶかな…
この路線にゴーサインを出せた製作体制にも拍手!
正直、『クワイエット・プレイス』のエピソード1的な物語に興味を持てるだろうかと心配すらしていたのだが、いざ始まってみれば冒頭から「主人公の終活」の映画ということを前面に押し出していて、そこは終始ブレることがなかった。この設定の中でどんなドラマが描けるのかを突き詰めて考えたであろう監督もアッパレだし、ジャンル映画として何を主軸に置くかを決める上で、監督がたどり着いたパーソナルなビジョンを優先することに同意した制作陣にも拍手をしたい。いうなればギャレス・エドワーズの傑作『モンスターズ/地球外生命体』にも似た、怪物はあくまでも背景でしかない映画なので、看板と中身が違うと感じる人もいるかも知れないですが、これはこれでジャンル映画の可能性と希望だと思っています。
限りある人生の中、人はいかに生きるか
サルノスキ監督の長編デビュー作『The Pig』を観た時、この人には他とは違う感性と具現力、そして何か得体の知れない事象や状況から主人公の生き様を克明に発露させる力があると感じた。案の定、今作のスケールはデビュー作と比べようがないほど巨大なものになったが、しかし「音を立ててはいけない」という説明要らずの状況設定の下、主人公が選び取る動線は至ってシンプルだ。阿鼻叫喚の地獄絵図と化したNYで、静々と行進するおびただしい人々の波を、一隻の船のごとく逆行していく姿が象徴するように、彼女の望むものは他者とは違う。見つめるものや目線、価値観すら恐らく違う。ただ生き延びたいとすがるのではなく、そこには明確な意思と目的がある。その根拠の部分に胸が震わされ、ああ、これは100分という上映時間の中で人生を凝縮させた物語なのだなと納得させられた。人はいかに生きるか。これは絶望の中における希望の物語なのだと思う。
音立て即死の最新作はハーレムへのアンセムに
突如宇宙から飛来した何者かが、研ぎ澄まされた聴覚で音を立てた人間を即行で処刑していく。この斬新なアイディアはリブートともプリクエルとも言われている第3作でも効果的に使われている。違うのは舞台。ルピタ・ニョンゴ演じるヒロインは、何者かが待ち構えるニューヨークのマンハッタンをロウアーサイドから思い出の地、ハーレムまでロードしていく。同行者は1匹の猫だ(この猫のキャラ設定が面白い)。
存命者たちが全員マンハッタンを南下してボートで脱出を試みる中、1人、北へと逆行するルピタには、どんな結末が待っているのか?ハーレムはどうなっているのか?そもそも、なぜハーレムなのか?という観客のクエスチョンは、ラストシーンで見事に回収される。危険なロードのスリルはもちろんだが、最新作がハーレムへのアンセムになっているところが筆者の好みだった。このシリーズまだまだ続きそうだ。
黙詩録
“クワイエット・プレイス・シリーズ”のスピンオフ作品。エミリー・ブランド演じるお母さんと子供たちが登場するシリーズ前日譚として紹介されている。最近は、アメリカ大統領選挙関係のYouTube動画ばかり見ていたせいか、どうも脳ミソがトランプ推しの人々に大分洗脳されてしまった気がする。ニュートラルなポジションに一度頭を戻したいと思っているあなたに、是非お勧めの一本だ。
音に反応するエイリアンが今回も人間を襲いまくるのだが、そのエイリアンたちを人間がやっつけるようなリベンジ・ストーリーにはなっていない。ある意味“世の中が終わる”ことを受け入れた、不治の病におかされたアフリカ系女子サミラ(ルピタ・ニョンゴ)とロースクールに通っていた英国人青年エリック(ジョセフ・クイン)のショートロードムービーになっている。何ともおとなしい介護猫(名前はフロド)を連れて、2人はハーレムにある老舗ピザ屋を目指す。
音を立てれば即座に襲われるため、ひそひそ声でしゃべる必要最低限の会話だけ。効果音を除けばほぼサイレントに近い映画なのである。(現実にはあり得ない)静けさが辺りを支配するNYマンハッタンで、避難船へ向かう人の流れに逆らうようにピザ屋を目指す男と女。外は嵐、激しい落雷と雨音で、部屋の中の会話もエイリアンには届かない。詩人でもある余命幾ばくもないサミラが以前出版した詩を、エイリアンの来襲で人生計画が大幅に狂い困惑するエリックが読み上げる。
悪い計算
(医者に)1年から2年といわれ 2年が過ぎた
4ヶ月から半年といわれ 半年が過ぎた .....
簡単な算数だけで長いこと生きてきた
それ以上必要なかった それ以下も
4そして3へ さらにもっと小さい数字へ
数ヵ月 数日 数時間 数秒
でもまだだ
もう長くは生きられないとわかった時、人間は今ある生にしがみつき、やはり延命を計ろうとするのだろうか。それとも、エイリアンによる突然の来襲と不治の病というダブルショックに見舞われてもなお人間は、サミラのように希望の灯りをともし続けることが出来るのだろうか。フロドの導きで“九生”を得た(命の危険を何度も切り抜けた)2人は、たとえもうすぐ死ぬとわかっている人生でも意味があることを悟ったに違いない。“この世で最後の一枚”を食べることができなかったとしても。
悪くない出来だが…
TVスペシャル番組程度の内容に感じる
改めて映画として作ってきても、目新しさがない。
この作品を観る人は、過去の作品のファン大半とは思う。
新しい事実とか色々期待して観るんじゃないだろうか?
初めて「クワイエットプレイス」シリーズを観る人にはそれなりに刺さるかもしれないが、何しろ静かな映画だ。
大半のホラー映画が音で驚かせる常套手段を用いるのに比べて、音を発てると襲ってこられる為、主要人物は物静かで音を出さない事に腐心している。
その部分に感じる事はあるが、静かすぎて眠りそうになる。
丁寧に作っているのは分かるがもう3作目で慣れてしまったユーザーにはあまり褒められそうにない。
今作もそうだが、取り敢えずどんなもんか観ておこう程度の理由で見ているので今後も評価は上げそうにない…。
ラストシーンももうちょっと何とかならなかったのか?
そんなに悪くなかったんじゃないか
ちょっとした付き合いで本作を観ることになったが、無印のクワイエットプレイスは観ていない。それでも、音を出したら異星人のようなものに襲われるということくらいは知っていたし、その程度の知識で鑑賞に支障は感じなかった。
さて内容についてだ。無印はホラーと認識していたが違うのかな。この作品はギリギリパニックホラーといえなくもないくらいのスリラーだったかと思う。まあホラーは苦手なのでこれで良かったのだが。
前二作を観ていないので異形のものが何で追えるのか謎すぎて集中できなかったという難点はあったけれど、娯楽作としてそれなりに観られたかと思う。
一つ興味深いこととして、主人公の余命が永くないことをあげたい。
この手のパニックホラーの場合、脅威から逃げ延び、または打ち勝って生き残ることを物語とするものだが、本作では逃げ延びたとしてももう永くないのだから変わっている。ちょっと酷い言い方をするならば逃げ延びることに余り意味がないのだ。
では何をするのかというと、もう永くないからこそ、最期に叶えたい望みがあり、無謀だとしても突き進む原動力になる。
生の可能性がないからこそ燃やしつくそうと奮闘する展開は面白いと思った。
奴らが現れたDAY1、音を立てずにピザが食べたい!
ある日突然、“奴ら”は襲撃してきた。
音に対して敏感な奴らによって、人類の大半は死に、世界は荒廃。
そんな中で、決死のサバイバルをする家族。
エミリー・ブラント(主演)&ジョン・クラシンスキー(監督)の夫婦タッグで話題と大ヒットとなった前2作。
前作のラストで次も期待出来、そのまま第3作が作られるのかと思ったら、ここで一旦時を遡って前日譚。
奴らが現れた“DAY1”を描く。
前作の冒頭でも“DAY1”は描かれたが、今回は全編がっつりと。
前2作ではすでに音を立ててはいけない設定になっているので、音に溢れて始まるのはこのシリーズでは何だか新鮮。
舞台も片田舎から大都会へ。本当に都会は騒音や喧騒が止む事はない。
もし、全ての音が失われたら…? その日は突然やって来た。
ある日、空から隕石群が。それはNY街中にも降り注ぐ。
隕石落下に留まらず、その隕石から現れた“何か”は、音立てるもの/音放つもの全てに襲い掛かる。
一瞬にして阿鼻叫喚…。
突如の襲撃。何が起こったか分からない。混乱とパニック。
NYという事もあり、この序盤のパニック・シーンが“9・11”を彷彿。アメリカ人にとって今も尚恐怖と悪夢のトラウマになっている事を改めて痛感させられる。
シリーズお馴染み“絶対に音を立ててはいけない”設定や演出は勿論。
その見せ場はたっぷりと。街中、ビルを蔦って、ガラス窓を突き破って。
建物の中。下水道。都会は息苦しいほど狭くもある。
奴らが目前に。息も出来ないほど息を潜める。
絶対に音を立ててはいけないが、これもシリーズ恒例だが、どうしても音を立ててしまう状況に陥る。そのスリル。
放たれた音。臨場感。
ジョン・クラシンスキーからバトンタッチ。『PIG/ピッグ』で注目された新鋭マイケル・サルノスキの手腕も上々。
アボット一家から代わって、新たな主人公はサミラ。末期のガンで、ホスピスで暮らしている。生きる意味も見出だせず、唯一の慰めは愛猫。
そんな時、この絶体絶命の危機に遭遇して…。
生きる気力すら無かったヒロインが、決死のサバイバルの中で生き残ろうとする。ルピタ・ニョンゴが熱演。
彼女と行動を共にするイギリス人男性エリックで、ジョセフ・クインも好助演。今後も『グラディエーターII』やMCUリブート『ファンタスティック・フォー』が控えており、覚えておこう。
前作にも登場したジャイモン・フンスー演じる生存者も。彼にとっても“DAY1”。
しかし、全キャストの中で最も印象残るのは言うまでもない。サミラのキュートなネコちゃん。生き残って!
シリーズをしっかり踏襲。ファンなら今回もハラハラドキドキ、極上の前日譚無音スリラー。
しかし、シリーズの新機軸、新たな試みとしてはどうか…?
難点・不満点の方が長くなってしまうかもしれないが…、
“DAY1”という事で期待は、謎が解き明かされるのか。特に“奴ら”について。
地球外生命体なのは間違いないが、音に対して敏感という事以外、生態や正体も何も分からない。何者で、何処から来たのか。目的は…?
その辺の謎が明かされるのかと期待したら、一切ナシ。
エイリアンみたいに謎の生命体にしておきたいのだろうが、エイリアンだって起源に迫った前日譚作られたのに…。
ジャイモン・フンスー演じる生存者もさほど話に絡まず。前2作との繋がりもほとんどナシ。
“DAY1”というアイデアはいいが、要はただ場所と登場人物を代えただけのさほど代わり映えのないスピンオフ。
生きる気力を亡くしたヒロインの決死のサバイバル!…と先述したが、彼女の目的も、こんな状況下で“ピザが食べたい”。自分の命の最期や世界の終わりを覚悟して、最後晩餐=家に帰るを求めたのかもしれないが、ちと求心力に欠けた。
これもシリーズ必ずだから致し方ないが、ご都合主義やツッコミ所。絶対に音を立ててはいけないけど、音を立てなければ展開やスリルは始まらないとは言え、もうちょっと状況を考えようよ。サミラの為に鎮静剤を取りに行くエリック。途中はぐれたネコちゃんを追い掛け、奴らのテリトリーに。ネコちゃん助けたいのは分かるけどさ、どうして自分から窮地の方へ行く…?
こういう作品って、設定や展開や見せ場の為に“?”な行動をわざわざしなきゃいけないから難しい…。
サミラとエリック、赤の他人同士。共に行動する中で絆を育む。最後、一方を助ける為に…。
それは悪くないが、でもやはり家族愛には及ばない。
子供たちを守ろうとする母親。子供たちの成長と逞しさ。そして何より、1作目で家族を守る為に我が身を犠牲にした父親の愛の絶叫は忘れ難い。
難点・不満点も多くなってしまったが、改めて言うが、総じてそう悪くない。上々のスピンオフ。
だけどやはり、第3作が見たい。
アボット一家のその後は…?
主人公は猫さん
と言っても過言ではないぐらいストーリーを引っ張っていく猫さん大活躍
末期がん患者のサミラが主人公。ニューヨークのホスピスで残りわずかな余生を過ごしていた。看護師のルーベンがマンハッタンにマリオネットのショー鑑賞に誘うが、気乗りがしないサミラ。
鑑賞後にピザを食べよう、という提案に渋々乗ったサミラは、介助猫のフロドとともにマンハッタン島にあるシアターに行く。
すると、ショーの途中にシアター外に出たサミラが見上げる空にはいくつもの隕石が落下してきていた。
サミラの近くにも落下し、目の前が埃だらけで視界をほぼ奪われた中、うっすらと見える先では次々に人が何者かに襲われているよう。
視界の悪い中必死に逃げるサミラだったが、爆発に巻き込まれて気を失う。
パート1は視聴済み、パート2は未見だけどパート1の前日譚のはずなのでおそらく2観ててなくてもいけるかな、と思い鑑賞したけど、まあ特に問題はなかった。
一応パート1で相手がどんなものなのかは理解ができているので、そこの設定の説明は私は必要無かったけど、ここから観始めた方には若干唐突に感じるかな。
爆発でドッカンいかれて、目を覚ましたらもう喋ってはいけないルールが周知されている感じ。
要はそこが問題なのではなく、そこから主人公始めどう生き残っていくのか、がテーマ。
特に主人公は余命わずかな末期がん患者、生への執着か、それとも自分の望む最期か、パート1の音出しちゃいかんのに子供こさえたアホ夫婦の話から随分と高尚なテーマに昇華しててビックラこいた。
途中で出会う臆病な男性エリックとサミラのやり取りはとても詩的で、クワイエット・プレイスシリーズでうっかりホロリとこさせられるとは想像もしてなかった。
終盤の展開も含めて、今までのおバカ要素はほぼ無いとても詩的な作品だった。
あの、どーやったら音鳴らさないで暮らせるか大喜利展開を期待しての鑑賞は不向き。この作品はパニックホラーじゃ無い。
とは全く違った、生きる目的とか自分の最後の迎え方をふと考えさせられる不思議な作品だった。
飛行機内
音に反応して人間を襲う“何か”によって人類滅亡の危機に瀕した世界で、沈黙を守って生き延びる一家の姿を描いた人気サバイバルホラー「クワイエット・プレイス」のシリーズ第3作。田舎の町を舞台にした前2作と変わり、今作では大都会のニューヨークが舞台となり、これまで語られてこなかった“何か”が地球に襲来した最初の日を描く。
飼い猫のフロドとともにニューヨークに暮らすサミラ。大都会ゆえに不寛容な人もいるが、そんな街での日々も、愛する猫がいれば乗り切ることができる。そんなある日、突如として空から多数の隕石が降り注ぎ、周囲は一瞬にして阿鼻叫喚に包まれる。そして隕石とともに襲来した凶暴な“何か”が人々を無差別に襲い始める。何の前触れもなく日常は破壊され、瓦礫の山となった街の中を逃げ惑うサミラは、路地裏に身を隠して息をひそめ、同じように逃げてきたエリックという男性とともにニューヨークからの脱出を計画するが……。
前2作で監督や脚本を務めたジョン・クラシンスキーは、今作では製作や脚本を担当。ニコラス・ケイジ主演のリベンジスリラー「PIG ピッグ」で注目された新鋭監督マイケル・サルノスキがメガホンをとった。主人公のサミラ役に「ブラックパンサー」「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ、サミラと行動をともにするエリック役に「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジョセフ・クイン。また、シリーズ第2作「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」でジャイモン・フンスーが演じた謎の生存者も登場する。
クワイエット・プレイス DAY 1
2024/アメリカ
配給:東和ピクチャーズ
極限状態の中で人の優しさが沁みる映画
沈黙を守ってエイリアンから生き延びる一家の姿を描いた、人気の「クワイエット・プレイス」シリーズの第3作目。
今作では前2作品に出ていた一家は出演しておらず、大都会ニューヨークが舞台となりエイリアンが地球に襲来した最初の日を描いた作品になっている。
実際鑑賞してみての感想としては面白い作品でした。
主人公のサミラは、末期癌に侵されエイリアンが襲来して大変な状況のなか、最後の晩餐として父との思い出が詰まったピザを食べることが願いで行動する。
その途中で出会う、アメリカに法律の勉強をするため留学したイギリス人のエリックと行動を共にすることになるが、エリックは最初臆病な青年という印象が強かったけど、サミラと行動を共にするなかで勇気をもって痛み止めシールを取りに薬局へ一人で行くなど、徐々に変わっていく姿からエリックの優しさが伝わってきて好印象を持つことが出来ました。
こんな極限状態の中でも、お互いを助け合う姿も描かれていて、単なるパニック映画ではなく今作では人の優しさを感じることが出来る作品だったと感じました。
最後、サミラは飼っていた猫をエリックに託し逃すためにとった、命がけの行動に感動しました。
何となく「ドーン・オブ・ザ・デッド」を思い出した
映画「クワイエット・プレイス」「〜2」を観たのはアマプラだったと思う🤔
音の無い映画は映画館向きではない、という評価を鵜呑みにして観に行かなかったのを後悔する内容だった😫
いや、飛び抜けて面白いという話ではない🤚
上手く作ってるなぁコレ、が正直な感想で(シナリオの話ね)特に「〜1」に関しては映画館で観た方が良い作品だったのを記憶している✨
さて今作「〜DAY1」だがココのレビューで、ピザを食べに行く話、みたいな内容のヤツを読んでしまったのよ💦
エェッ、グルメ物なの?とマ王は落胆し結局、時間はあったけど観るのをオンデマンドに託した😐
結果を書くなら、映画館に行くべきだったな、といつもの後悔🌀
普通に面白かったマ王なんだけど😑
ピザを食べに行くのも理由有りきだし例の耳デカ宇宙人も派手に暴れてたしで、コレなら1800円払っても良かったよ😫
マ王、あまり下調べせずに観に行くタイプなんだけど好奇心も人より28倍くらいあるから思わず、ポチッ、とレビューを押しちゃう事もあるのよね😭
騙されたとは思って無い、寧ろマ王の映画に対する愛を疑った時点でマ王が悪いです⤵️
猫さんが水に慣れ過ぎ、耳デカさんは水に弱過ぎ、今作の唯一の文句かなと😅
タイトルにも書いたけどマ王の大好きな映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」のラストシーンを思い出しつつ(悪口ではない)他人の意見に左右されない強靭な精神を身に付けたいマ王でした🥸
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
一体何回目なのかNY崩壊度★★★★☆
きっと全宇宙人がNYを狙ってる度★★★★★
この世界で何を大事に生きるか
1.2のときから、このシリーズが好きで、まさか3が出るなんて✨そして今回は初の映画館で観れるということでとっても楽しみにしていました。
今までは、子どもたち、大切な家族を守りながらという展開で私の好きな感じだったのですが、今回の設定は主人公の終活?自分の身は自分で守る!この世界でどう生きるか、そして偶然出会った人と運命を共にする新しい感じで、それはそれでどうなってくのかなと期待。
いつも通り、スリルがあって、ドキドキする展開だったけど、今回は敵との戦いが少なめだったかな。。逃げるメインだったのがちょっとだけ物足りなかったかな。。だけど、偶然出会った人との絆が深まって✨大切に想い合うところ✨自分はもういつ死んでしまうかわからないけど、それでも思い出のピザが食べたいっていう希望があることで、絶望的な世の中だけどがんばれて✨その前向きな姿をみた人が、また影響されて一緒にがんばれたり✨誰か大切な人がいるっていうだけで、いつも以上に頑張れちゃう姿✨最後の最後も、ちょっと前のシーンであーもう決心決まっちゃってるなーってわかったけど、最後の最後まで生き様がかっこよかったです✨だけど、2人とねこちゃんみんなで助かって欲しかったなー🥹
ルピタ・ニョンゴの儚さと強さをにじませる卓越したパフォーマンスに★献上!
ジョン・クラシンスキーは今回は製作に退いている。前作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』公開時点で、クラシンスキーがさらなる続編を構想中だと伝えられていたと記憶するが、そのアイディアが本作なのかは知らない。
人類を壊滅状態に追い込んだクリーチャーは局地的に襲来したワケけではなさそうなので、それなら別の場所でも熾烈なサバイバルが展開されていたはずだ。
…ということで、今回はマンハッタンを舞台に、突然外敵に襲われた〝その日〟を描いている。
事の始まりを描いているのではなく、場所とキャラクターを変えたスピンオフだ。
ちょうど、テレビドラマ「ウォーキング・デッド」に対する「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」の関係に似ている。
シリーズ1作目は〝DAY 89〟から始まった。そして2作目はイントロで〝DAY 1〟を見せたうえで〝DAY 474〟からの物語だった。〝DAY 1〟の雑貨店で主人が見入るテレビニュースが同時多発的に襲撃を受けていることを示唆していたと思う。
本作の〝DAY 1〟は前作のそれと同日だと解釈するのが普通だろう。
だが、建物の奥に身を潜めた避難民たちはクリーチャーが音に反応して襲ってくることを理解していたように見えた。軍においてはヤツらが泳げないことも知っていた。突如襲われたその日すぐにこれらを把握できるものか違和感があったが、そんなことはどうでもよい。
マンハッタンが舞台なだけに、近代的なビルや地下鉄でクリーチャーから逃げるアクションなどが展開されて新味がある。
軍は橋を爆破してクリーチャーに制圧されたマンハッタン島を隔離し、人々を船で脱出させる作戦をとる。
だが、マンハッタン島といっても完全な島ではないのだし、クリーチャーは本土にも襲来しているのだろうから、脱出した船はそのまま海上を彷徨うことになるのではないか。
ジャイモン・フンスーが船に乗っていたのは、前作で登場した孤島に彼らがたどり着いてコミュニティを築くことになることを意味しているのか。
主人公のサミラ(ルピタ・ニョンゴ)はホスピスにいたのだから、終末期の患者なのだろう。彼女は詩人でもある。
施設の人たちと観劇に出かけたその日、ニューヨークの街はクリーチャーに襲撃される。
身を潜め、軍の指示に望みを託して脱出しようとする民衆。
だがサミラには、脱出して生き残ることより別の望みがあった。
法律を学ぶためにニューヨークに留学していたエリック(ジョセフ・クイン)とサミラは出会い、成り行きで二人は行動をともにすることになる。
この「成り行き」にあまり説得力がないのだが、とまれ二人は徐々に心を寄せ合うようになり、その過程が本作の幹になるので、モンスターホラーのテイストは薄くサミラとエリックの愛情物語になっている。
二人でピザを食べるシークェンスは特に胸を熱くさせるものがあった。
エリックと出会う前からサミラには相棒の猫がいた。
この猫が、状況を知ってか知らずか、ニャンとも鳴かない。犬なら飼い主を守ってクリーチャーに飛びかかるような場面が想像できるので、猫でよかったと思う。音もなく歩き、自由に何処かへ行っしまったり戻ってきたりする、鳴かない猫が…。
クリーチャーの巣と化した廃墟でのスリルを挟むなど、緩急を効かせながらいよいよ映画は船着場でのクライマックスに突入する…。
サミラの固い意志を汲み取ったエリック。
預かった猫は自分が守ると決意しただろう。
すでにハドソン川に漕ぎ出している脱出船。
襲い来るクリーチャーの大郡。
サミラとエリックの決死の大作戦。
船上でエリックに気づいたジャイモン・フンスーが叫ぶ「船を止めろ!」
…スリルとショックと、そしてカタルシス。
ここまでの展開で、これほどクライマックスらしいクライマックスが用意されているとは思わなかった。
そして、崇高なまでに神がかったエンディングがやってくる。
恐らく余命が見えていたであろうサミラは、思わぬ事態に巻き込まれ、最初は投げやりな思いだったかもしれない。
が、エリックと猫との短くも濃厚な二人と一匹の時間によって、自分の命の活かし方を見つけたのかもしれない。
この結末は、決して自己犠牲ではないのだろう。
ルピタ・ニョンゴが、何よりも素晴らしい。
大都市での逃亡劇
1作目での音のない世界のインパクト。
その生物が襲来する大都市を描き、迫力のある映像を展開するのだが、どうしても1作目のインパクトを超えられない。
これは人間ドラマの部分においても同じ様に感じた。
死期が迫った女性を主人公に据えての逃亡劇を描きハラハラ感や緊迫感は中々のものだが、逃亡を助けるラストはインパクトのある終わり方でも良かったんじゃないかと思った。
逃したあとではなく逃がす為の行動なのだか。
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