劇場公開日 2024年6月7日

かくしごとのレビュー・感想・評価

全133件中、21~40件目を表示

4.0おもしろい映画じゃなくて、満足できる映画て感じかな

2024年6月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

幸せ

サブスクリプションでテレビやPCの画面で見るとたぶん途中でやめてしまうと思う。それほど地味な映画で、しかも、2時間を超える長い映画である。

でも映画館でみると、ひきこまれてしまうのは、やはり、出演者が名優ぞろいだからだろうと思う。

冒頭の発端と、残り10分の結末以外は、ほんとうに地味な日常がえんえんと続くだけだけど、どんな結末になるのか?と観る者をずるずる引きずり込み、まったく退屈させないのは、杏、中須翔真、奥田瑛二、酒向翔の演技力のたまものだろう。

二人の行く末は、非常に大きな困難が待ち受けているとは思う。でも、ふたりの絆、信頼、愛は、やすやすとそれを乗り越えてゆけるだろうと思わせる結末は、観客に救いを与えるのである。

二人、それぞれの嘘(かくしごと)は、傷ついたものどうしの、憐憫であり、打算であるけど、それはやがて、信頼と愛に昇華してゆくのである。

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うさぎさん

4.5僕のお母さんは…

2024年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

いやー最後の最後でガツンとやられちゃいました
なので点数アップです
予告を見ていたので少しは想像がついていたのだけど
杏の演じる母親は結構やべーやつ
いつかはバレるのはわかっていたはず
原作は「嘘」という題名なんでしたね
認知症は本人が一番辛いのかも
この作品も虐待、認知症、シングルマザー、過疎化と社会課題満載でした
ラストシーンが気になる人は是非観た方がいいです

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かちかち

3.5辛くても忘れちゃイケない事もありますよ

2024年6月21日
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鑑賞方法:映画館、VOD

泣ける

悲しい

日常を少しずつ忘れていく者と突発的な記憶喪失で忘れた(フリ)事を思い出してくる者、忘れたい失敗を取り戻したい者、それぞれが過去から逃れて未来をツクロウとする物語。
予告編である程度の内容は把握してたが、想像以上に重く太い作品だった。
誰もが上手く行ってる様でいて、安易にこのままでイイはずが無い、と作中の皆んなが思ってたはず。
上手い具合には、うまく行かない、でもそこにお互いの想いが顕れてくる事で、救われる氣がした。

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奇妙鳥

3.0良くも悪くもわかりやすい。

2024年6月21日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。飲酒運転で人を跳ねた地方公務員友人を庇うと言う口実で、亡くした息子の代理を手に入れたら、その子も虐待されてて満更でもない感じだったが、案の定色々大変だった話。

犯罪と介護で切羽詰まった杏の表情はかなりいいとこ行ってたと思うが、見ててなんか重く感じるのは顔立ちのせいか、、または本人が真面目なせいだと思う。いいかげんさや、ゆるさ、みたいな抜け感が無い。そんなふわっとした感じがこの先出てくると良いと思う。
子供の描きかたも話の進みをよくするためか少し優等生すぎたかも。
木竜麻生が虐待母、よいキャスティングだと思う。
あと初めて見たけど父の友人医者の酒匂芳がさりげなくムードがあり良かった気がする。
全体的に演技も話も明解で、テンポもよく、絵も美しくわかりやすかった事が逆に物足りなさを感じでしまった部分かも知れない。
行方不明の子供はレビューでも指摘あったが写真あちこち出回ると思うよ。

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masayasama

4.0それぞれの分かれ道 Each Crossroad

2024年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

人と人が一緒に住む、
特に家族というのは、
かかわりが深い分だけ、
影響も大きい。

職場や、趣味の集まりもしかり。

通常は良い影響が大半だろうけれど、
もちろん逆もある。

話の軸になるのは、
一人の小学生の男の子だけれど、
いくつかの家族の問題が、
縦糸と横糸のように絡まりながら、
今の世の中を浮かび上がらせる。

皆、弱く、同時に強かに、
生きようとしている。
正しいって、間違っているって、何だろう
不幸って、幸福って何だろう
と映画を見ながらグルグルと考えてしまった。

それぞれの登場人物に
あったかもしれない「if」が、
良い方向へ行ったかもしれない道が、
あったかもしれないと思ってしまった。

「お前はいいよな」
というセリフにドキッとした。
その言葉の裏に、
もう、引き返せない悲しみを見たからだ。

Living together with others, especially as a family, involves deep connections and consequently, significant influences.

The same goes for workplaces and hobby groups.

Usually, these influences are mostly positive, but there are, of course, negative ones too.

The story centers around one elementary school boy, but it weaves together various family issues, intertwining them like warp and weft threads, bringing today's society into focus.

Everyone is weak, and at the same time, cunningly trying to live.

What does it mean to be right or wrong? What is happiness or unhappiness? These thoughts kept swirling in my mind while watching the movie.

Each character might have had an "if" moment, a path that might have led to a better outcome.

The line, "You're lucky," caught me off guard. It revealed a deep, irreversible sorrow hidden beneath those words.

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新米エヴァンゲリスト

3.5欠けたお母さんと歪んだ子供

2024年6月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

色々な思いが巡った映画でした。
主演の杏さんが上手で、流石のお母さん役でした。
奥田氏も身につまされる演技でした。
友人の佐津川さんも、弱さを見せた良い演技だったと思います。
人間が忘れる事で起こる色々な事象を、見せてくれました。
自分の年を考えると、認知症は恐怖ですね。
ストーリーとしては、破綻に向けての日常を描いたもので、杏さんはとても難しい役でした。
「もしかしたら何とかできるのか」と思わせてくれたのは、杏さんの技量でしょう。
「そんなわけない」と言うのは簡単ですが、主人公に思いを寄せてもいいのではないかと思います。
ラストシーンはスッキリしてよかったです。

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のっぽ

3.5言えない事と言えなかった事と言いたくない事

2024年6月19日
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U-3153

4.0傑作。

2024年6月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

先ずは、奥田瑛二さんと杏さんの演技力に、脱帽。
物語は重いです。重厚。
伊那ロケということで観ましたが、期待を裏切って、良い出来です。
ごめんなさい、期待してなくて。でも、良い意味で裏切られました!
杏さん、演技うまかったのね^^;(ごめんなさい。)

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ぱんだぷらす

4.0凄い進歩

2024年6月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

萌える

ですよ、前回観た「生きてるだけで愛」から。エンタメとして高いレベルで観終わった後、満足感が有りました。
杏さんは今迄評価してなかったんですが、濃密なエロさを感じる。デコルテ〜二の腕、浅黒、和製ソフィアローレンですかね。

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トミー

3.5根幹の問題を感じながらも、結論から言うと面白く見ました

2024年6月19日
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komagire23

4.0かくしごとと嘘の境界線で。

2024年6月18日
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少年との出会い方がひっかかるし、無理矢理な展開もあるけど、全体としてはとても見応えがあった。それぞれが抱えるかしくごとの先にあるもの。そして噓が暴かれる時。同じ景色が続く単調さもある中で終盤一気に加速してゆく感じも良かった。

ただ、この物語上とても重要な事件のシーンを予告で見せてしまっていて、その分こっちも待ち構えてしまうのでここは本当に残念だった。いやぁ、予告は大事なんよ。

最後の一言には涙がバーっと溢れたけど、冷静になったらあれが本心かどうかは実は分からないなって思えてきた。子供心に本当にそう思ったのか、それとも元に戻りたくない一心でそう言っただけなのか。彼の心の中は分からないけど、千紗子が救われたのは間違いない。

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はるたろう

0.5狂気の主人公と荒唐無稽な無理のあるストーリー

2024年6月18日
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単純

脚本が雑すぎて感情移入できなかった。
特に最後の展開は説得力がなかった。
そこまでの信頼関係、いつできていたんだっけと唐突感があった。
俳優さん、みんなキレイすぎて、生活感やリアリティがなかった。
介護の大変さ、汗や排泄物が感じられない、のっぺりとした映像は
狂気の主人公の夢物語なのではないかと思ったほどでした。

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Mogumogu

4.5ずっと里谷拓未でいてあげて

2024年6月18日
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泣ける

悲しい

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カールⅢ世

3.5奥田瑛二、凄すぎ🫢

2024年6月17日
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父と娘。
母と息子。
愛と狂気。

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らまんば

4.0最後に全部持ってかれた

2024年6月17日
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くろくるりん

2.5出演者の熱演に拍手です

2024年6月17日
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重いテーマで熱演の俳優陣のおかげで
見ごたえは十分です。

ですが・・・。

クライマックスシーンが最大の見せ場ですが
あの展開になるまでの感情が彼に生まれる理由が
十分に描かれていたとは思えないのです。

映画の題材でこのような子供を描く作品は
色々ありますが、いつも見ててやるせなく
なるのは、切っても切れない幼い子供たちの
実親への愛情です。
理屈ではなく、第三者が介入できないような
へその緒がつながっていたから・・としか
言いようがない結びつき。「なんで!?」って
なります。

しかし、本作においては
「そーいう環境だったら、こうなるんじゃない?」
って結構ライトに描かれてる気がするんです。
こんな安易か?って。
そこに説得力を生むことを、本作はできていない
とおもいます。

ラストにつながる伏線が「楽しい日々」だけじゃぁねぇ。

杏さんの演技は素晴らしかったです。
クライマックスの要因となる小屋での
出来事の時の「目」すごかった。

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バリカタ

4.0役者がいい!

2024年6月16日
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ストーリーは色々と無理くりだけど、役者がいい。
堪能しました。

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khapphom

映画を見ながら感じたあれやこれやがぶっ飛んだ出来事。少年目線の話を見たくなる。

2024年6月16日
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怖い

難しい

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マサヒロ

3.0もちょっとリアリティが欲しかった

2024年6月16日
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もちょっとリアリティが欲しかった

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にゃおみ

3.5 エンドロールで原作が「嘘」という小説だと知る。普通に考えると小説...

2024年6月16日
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hiroishi