「君と私の為。」かくしごと SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
君と私の為。
疎遠だった父の孝蔵が認知症を患い実家へ戻る事になった絵本作家里谷千沙子の話。
地元の友達で福祉課で働く久江と再会、その夜、久江の車で飲みに…、運転代行着くまで1時間と久江の息子絡みで急遽飲酒運転して帰ることに…、話に夢中なった道中、1人の少年を車で跳ねてしまう、公務員、シングルで息子と飲酒がばれたくない事から、救急車は呼ばず千沙子の実家へその少年を連れてく事に…、体に怪我は無いかと服を脱がすと事故で出来た傷ではなく虐待の傷跡が…。
何処の子供と分からないなか、流れてきたニュースで知る少年の名前、捜索してると分かってても虐待の傷を見ると、両親の元へ返して子供の為にホントにいい環境なのかと、久江の反対する言葉も振り切り、自分で育てようと…、話の展開が展開なだけにハッピーエンドは無いなと思いながらも。
どんなに拓未にとっていい環境であっても誘拐扱いという日本の法、どんなに不利であっても親身になってくれる町医者の亀田先生くらいには話をしておけば少しは気休めになるんじゃない何て思った。
血は繋がらなくても千沙子といる拓未は幸せだったと思うし、最初から全て分かってるんだろうなと拓未の気持ちは察しはついたけれど、ラストの「僕のお母さんはあの人です。」で拓未が千沙子へ送った視線にはやられたね。(涙腺崩壊。)
その言葉を言って切った様に終わる終わり方も個人的には良かった。
今週は公開数多いし、平均点多し!
4.5クラス
5.0連発なら尚更良かったが。🤭
日曜は最近あまり映画に時間使ってなかったですが、3本入れてます。
ちょっとクタクタ(笑)
お互い走り抜きましょーねー