劇場公開日 2024年11月8日

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「バレエはバレエを愛する全ての人のもの!」ネネ エトワールに憧れて H.ROUZEさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0バレエはバレエを愛する全ての人のもの!

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

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 黒人のネネがバレエに憧れて、エトワールを目指して、毎日レッスンに励みます。
 黒人であるが故に、ネネは悩まなくても良い事に悩まねばなりませんでした。
 バレエ界は、白人主義とされているようですが、そうではありません。しかし、バレエ劇自体に、色々な人種が参加出演できるものがないことが問題なのです。
 そこで、私は色々な人種の人が参加するバレエ劇を思い出し、今こそ、それを作成し、公開上映すべきと思いました。
 この映画は、『Princess's Wish』を作成するきっかけになりました。この演目を考えたロシアの少女は、遠い国の自分とは違った肌の色や目の色をした人々に憧れて、バレエの物語を作りました。彼女は、アラビアンナイト物語やエジプト神話の絵本を参考にして、登場人物の姿や衣装、アクセサリーを創作しました。
 この映画をきっかけにして、変な偏見が無くなるとよいなと思います。
 私の演劇の作品に『My Blue Bird』がありますが、あれは、妖精や精霊のお話なので、人種は関係ありませんから、これもバレエ劇にしたいと考えています。
 これから、映画も作っていきますが、バレエ劇も作っていきたいと考えています。

H.ROUZE