劇場公開日 2024年8月2日

「時代?」コンセント 同意 Bettyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0時代?

2024年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

何とも後味の悪い作品である。
テーマがテーマだけに、重い気持ちになる。

"この国では文学と称せばどんな悪徳も許される" まさにこれ。
文学とか芸術というものは傑作か駄作か、紙一重。
谷崎潤一郎も文学として昇華出来たから、良いものの、でなければただの変態ジジイ。

この映画も、日本でいうところの文化勲章?まで受賞した国民的作家の実話を基に作られている。
大人の男女ならともかく、これ、対象が少女であり、既にこの時点で犯罪。

そのような実体験から生まれた文学を大衆は享受した訳で、そういう時代だったとはいえ、さすがにフランスでも問題となっているよう。

しかし、妖怪人間ベムと有村架純のお姉ちゃん(before)の年の差カップルはキツい。
感情移入できない!

Betty