「押寄せるエンディング」空白ライブ はがいか号さんの映画レビュー(感想・評価)
押寄せるエンディング
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横浜ジャック&ベティにて
2日間限定での公開
両日とも鑑賞し
エンディングの違いに
驚いた
1日目は自分の頭から
コロナ禍の記憶が
消えかけていたせいか
あの頃の自分探しが
ある意味映画の邪魔をする
最後のエンディングでしか
エンディングでは無かった
それはそれで
快感であった
2回目は
出演している博多のミュージシャンたちや監督の巧みな
糊付けと
映画本来の魅力を更に堪能し
脳内の記憶とも
配分良く ここも!
エンディングではないか!と
鳥肌がたつ
コロナ禍に何もしなかった私は
何も奪われていないと
思っていたが
押寄せるエンディングに
一番大切なものを
失っていて
それでいて
其のエンディングで
取り戻せたような気分だ
私は自分の一番好きなものが
やはり一番好きなもの
だったんだと
気付いた 瞬間だった
其の人其の人に
何かをくれる
映画なのである
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