「サスペンススリラーじゃなくて社会派映画だった」ありふれた教室 M.Ooiさんの映画レビュー(感想・評価)
サスペンススリラーじゃなくて社会派映画だった
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移民問題を抱えるドイツの教育現場の現状って、かなりややこしそう。主人公のノヴァク先生もポーランド人だし。
発端は学校内で起こった小銭の盗難事件、どうしても移民の子が犯人じゃないかと疑われてしまう。ある先生たちは無記名による犯人探しをしようとして、反対派の先生たちとギクシャクしてしまうし、職員室内で起こったこそ泥を捕まえようと、ノヴァク先生が自分のPCの録画機能を使ったことが、より反対派と賛成派(生徒をも巻き込んで)の対立を煽ってしまう。日本の西川口あたりだったらどういう風に話が進んでいくかなと思った。
結局真犯人はわからず仕舞いだったのが、モヤモヤしてしまった。
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