「典型的な「優秀だと自己認識している」サラリーマンの成長ストーリー」東京カウボーイ ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
典型的な「優秀だと自己認識している」サラリーマンの成長ストーリー
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日本のTHEサラリーマンである英輝、しかも自分が優秀だと認識しているだけに
タチが悪く、上司且つ彼女でもある けい子の言うことも全く聞かなかったがゆえに
アメリカはモンタナの地でカルチャーショックを受けることから物語は始まります。
実にスローな展開ながらも、
郷に入っては郷に従え、を、牧場の仲間から身をもって知ることとなり、
己の考え方、生き方を変えていこうとする英輝が
実に観ていて気持ちよかったですね。
ベタベタなストーリーなので、驚きなどは全くないのですが、
國村隼のキャラクターで笑える要素を入れていたり、
また、アメリカのカウボーイたちから観た、日本のサラリーマンの佇まいや言動・行動の
滑稽さを敢えてFeatureしていたりと、実に軽やかに見進めることができました。
温泉に入りながら、けい子の気持ちがやっとわかった英輝とけい子が
愛を確かめあうシーンはグッときましたね。
井浦新のアメリカ映画初主演作、実に鑑賞後感が良く、楽しめました。
気持ち良い映画でした。
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トミーさんのコメント
2024年7月21日
共感ありがとうございます。
全体的に薄味に感じられましたが、飲んでロデオマシーンと格闘してる所に彼女がやって来るシーンは噴き出しました。馬に乗れるようになり、酒の席にも集える、それだけですが大きな前進だったのかもしれませんね。