朽ちないサクラのレビュー・感想・評価
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100人の命と1人の命
観たい作品ばかりの今週封切りの中から、
月10のミヤビちゃんに魅せられて本作に決定。
千佳の新聞記者としての使命感、正義感と
友人泉からの疑念を晴らす為の意地
泉の友人を失った悔恨、真相究明への思い
捜査一課の犯人逮捕の執念
公安警察の正義とは何か
それぞれの緊張したシーンが見応えたっぷりです。また観る側にストーリーを気づかせる場面があって気が抜けません。
ラストに張り詰めた日々から解き放たれて友人の親に告白するシーンはもらい泣きです。
そして泉は悲しくても悔しくても前に進む決意をします。
警察小説が好きなのでおおいに満足できました。
愛知県の架空の街が舞台でしたので何処がロケ地として使われているのかと注意して観ていましたがほとんど判らなかったです。エンドロールに蒲郡、豊川、刈谷などの地名が有りましたね。
名古屋弁、三河弁が使われずちょっぴり残念です。
千佳の母親が泉に「千佳に何か変わった様子は無かったですか、些細な事でも構いません」と聞かれ「ごめんなさいね、何も解らないの、知らないの」と応えるシーン。
私も同じだよな、子や妻の事、聞かれても答えられないわ。
これもまた映画賞に相応しい作品
前日に「あんのこと」を観て、今年の映画賞はこれで決まり!と書き込みましたが、こちらもまた魂のこもった作品で、映画賞に相応しい作品でした。
原作を知らずに観ましたが、どこかで誰かが裏切るだろうというスリル感があり、目が離せない展開で、結末もどんでん返しでした。
杉咲花さんは素晴らしい女優になりました(続けざまに作品に出ていて、コミ症とか記憶障害の他の作品がオーバーラップしてしまうところはありますが)。
友人の母親に号泣しながら謝罪する場面は名シーン。演技を超越していて、客席でも涙している人が多かったです。
プライベートでは色恋の話があって少々イメージダウンですが、どうか女優業は全うして、色々な役と作品で観たいです。
公開初日の初回で観ました。
ヒット作になることを願いますし、そうなるだろうと思います。
いつも杉咲花は素晴らしい!
警察を舞台としたシリアスな作品でした。土曜の午前中でしたので2割ほどの入り。豊原功補は相変わらず昭和の刑事風。安田顕も若い頃の回想シーンなのにほうれい線バリバリって笑、良い作品でしたが映画館で観なくても良かったかも。
普通かな
これが杉咲花以外の女優だったら、名演になるかと思いますが、法廷遊戯や市子のように心に響く演技の杉咲花を観ているため、メチャクチャ杉咲花の演技の期待値のハードルが上がっちゃっているんですよね😅
そういう意味で、今回は彼女にしては普通かなって意味です(^^ゞ
先月観て、大いに笑わせてもらった「帰ってきた あぶない刑事」の原廣...
先月観て、大いに笑わせてもらった「帰ってきた あぶない刑事」の原廣利監督の作品ということで、期待して観に行った。
「あぶ刑事」のような笑い🤣を期待していた私を嘲笑うかのような、笑い🤣の要素が1㎜も存在しない、シリアスな内容の映画だった。
自分のせいで、親友を死に至らしめてしまったのではないのか?と、自責の念に駆られた森口泉が、警察官ではなく、捜査権のないただの事務員の立場で、独自に親友の事件を捜査する。
捜査していく中で、見えたものが、「朽ちないサクラ」だった、という話。
「公安」のことを、「サクラ」というらしい。
この「公安」の掲げる正義が、私のような一般人とは大きくかけ離れているために、理解不能な事件が次から次へと起きる、衝撃作に仕上がっていた。
「公安」という組織は「朽ち果てることなく脈々と受け継がれる!」と訴えているように感じた。
親友の死の真相を知った、森口泉が決意したことに、とても好感を持った。
原廣利監督は、「あぶ刑事」のような笑わせ😭てくれるコメディも、1㎜も笑わせ😔ない、シリアスなミステリーも魅せる監督だと思った、「朽ちないサクラ」だった。
良質なミステリー
話に引き込まれ、時間がたつのが早く感じられた。配役も良く、映画館でみてほしい。
安田顕さん、豊原功補さんの共演は、なかなか味があった。
ただ、この映画で一番感動したのは、杉咲花さんと藤田朋子さんのシーン。杉咲花さんの演技には、いつも感心するが、藤田朋子さんの演技は、この映画の中において、秀逸だとおもった。
昭和の匂い
出だしの雰囲気がいい。昭和の香りをたっぷり残した捜査一課長を演じる豊原功補が登場。『孤狼の血』的な展開が期待できる。
なんだけど、中盤あたりからリアリズムに欠ける展開が見えてきて、ちょっとどうなのって気持ちが湧いてくる。
杉咲花の演技は申し分ないんだけど、いくらなんでもそれは、無理筋ですよね。組織防衛だとしても、殺すメリットとリスクが釣り合わない。
あの釣り人も殺されたのかな?
配役の意味
悪くない。
特にストーリーはしっかりしてるし、しっかりし過ぎてるくらいのどんでん返しと伏線回収。ただのハッピーエンドにならない、というあたりまで原作の効果だろうか。
ただ、演出は時にありきたりというかテレビドラマ的に使い古された感じになるし、劇伴の使い方などももうひとつ。
杉咲花の抑えた演技や豊原功補と安田顕のおじさんバディ感はめっちゃ良いんだけど、やはりヤスケンはその配役に意味を感じさせ過ぎ。狐狼の血2の梅雀さんくらいに意外さを感じさせてほしかった…
VS公安
フィクションですとの事です。こんな事が現実では起きていない事を祈るだけです。
公安の闇を描いた秀作。あの宗教団体まで登場して盛り上げてくれました。
最終的に全部安田顕が持っていきました。
杉咲花ちゃんの静かな闘志を感じさせる作品でした。
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パンフレットが欲しい
警察の不祥事がきっかけで殺人が連鎖し、公安やカルト教団が絡み複雑な展開に。地下鉄サリン事件を模倣した事件もあり、カルト教団の恐ろしさもみえる。二転三転の展開に最後までのめり込んで鑑賞しました。
残念なのは試写会だったのでパンフレットなどグッズの販売はありませんでした。改めて上映日を待ちます。
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