朽ちないサクラのレビュー・感想・評価
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続きが見たい映画
映画館にて鑑賞しました。
全体のストーリーとしては嫌いではないですし、むしろ好きなのですが、謎解き部分が若干「ん?」となりました。最後の答え合わせの部分では、結局物的証拠もなく、主人公である泉の口頭での説明によってしまうため、自分の理解が追い付かなかったんだろうな、とも思います。
配役については、主人公泉役の杉咲花さん、梶山役の豊原さん、津村母役の藤田さんがとてもハマリ役だな、と思いました。泉が津村母と話すシーンが数回ありますが、自分はその度に泣いてしまいました。藤田さんの母親役の演技、凄かったです。
逆に富樫役の安田さん、初めから怪しさがありすぎですね。笑
映像やカメラワークがとても綺麗でカッコいいな、と思いました。
泉と磯川の成長が見たい、続編が見たいな、と思える映画でした。
1人の命と100人の命
国家を守る人たちと、1人の人間の感じる命の重さは違うのか。
原作を読んでいながら忘れてからの映画鑑賞でしたが、柚月裕子さんの世界観を表現しているなと思います。
最後のシーンで対峙する時、安田さんが優しい上司からそうでない(100人の命を守るために、1人の命を捨てた)…別人と思えるひゃっとした感じがありました。
さすがキャリアの長い俳優さんだなぁと思います。
杉咲花さんはあまり感情を表に出さないのですが、呼吸で感情を感じさせる、素晴らしい俳優さんなことを再認識しました。
役所広いぞ顕!
ヤスケンこと安田 顕さんが大好きでいろいろ出ると追っかけて見ています
北海道のTEAM NACSの一員です
知ってます?
メンバーに、あの大泉 洋がいる劇団ですよ
洋ちゃんももちろん好きですがどちらかというとヤスケンファンなんですよ
役のバリエーションの振り幅が広い広い、とてつもなく色々な役をこなします
鈴木亮平主演の『変態仮面』の時の彼は素晴らしかった!
『愛しのアイリーン』の時は見ていて悲しくて苦しくて辛かった
ドラマ『しもべえ』での絶対的なヒーローをやったかと思えば『絶叫』では超怖い役もやる
これほど幅広い方もなかなかいませんよね
どの作品を見ても違和感がないのですがやはり一番しっくりきたのは『変態仮面』ではないでしょうか
さて『朽ちないサクラ』のレビューです
まだ上映中なので何を話して良いのやら
ヤスケンさんも中堅よりも上の役職の役が多くなりました
あっ、そうだ!?
『探偵バー』の大泉洋のようなアクションシーンを見た事がないな〜
それはおいといてレビューです
ん〜〜〜
私は名古屋に住んでます、何だか最近はここら辺がロケ地の作品が多いようですね
この作品も豊橋市や蒲郡市がロケ地になってました
そうだ! 洋ちゃんの『ディア・ファミリー』も名古屋市近辺だ、朝ドラの『虎に翼』も
そのロケ地に行って撮影風景を想像するのが最近の楽しみですね。
口ないサクラね。
そっちのサクラか〜い‼️
満開のサクラをバックに杉咲花が境内にたたずむ姿がとてもキレイやった。
また、サクラが咲きほこる映像が随所に出てきてこの映画を象徴しているような気がした。
そやけど、サクラはサクラでも「公安」を指す隠語とは驚いた。
公安が過激派やテロ組織などの動向を追いかけている組織というのは昔から知っていたけど、こういう形でいろんな関係者と接しているんか、ほんまかいな?
途中から安田顕が怪しいのとちがうんかなと思ってたけどやっぱり。
特に教団のリストを入手するところ、それに、いつも屋上で3人が情報交換するのは変やで、タバコを吸うためだけやったら他にもあるやろ、って思うわな。
杉咲花が事務官ながら真相を解明するために奔走する中で徐々に明らかになってきた公安の真実。
最後、安田顕と対決するところは静かながらもヒリヒリとした感覚が伝わってきて見せ場を作ってくれた。
うまいなぁ〜。
坂東巳之助は消されたね、たぶん。
組織にとっての邪魔者はいらん、ってことか?
杉咲花には警察官になって組織の闇や不条理に立ち向かってほしい。
(途中、お爺さんの大きな欠伸と放屁で画面への集中力が欠けてしまった、かんべんしてくれ)
非常に良く出来ている作品でした。サスペンス、ヒューマン、組織問題等...
いやぁ、面白かったですね。
原作の力、俳優陣の力量が相まって
とても面白い作品でした。
原作未読ですが、結構「え?」な
展開があって飽きさせません。
ミステリーなので絶対に細かく
書けませんが、最後まで
ぐいぐい引っ張っていく展開は
よくできています。
願わくば、杉咲さん演じる主人公の
行動の説得力を上げる見せ方
が欲しかったなぁと。
けっこうトントン拍子過ぎな
気がします。
まぁ、この内容をこの時間で
収めるのは難しいかぁ・・・。
でも、なんとなくまんべんなく
描きすぎなような気がします。
もっともっと焦点を絞れば、
結構怖い作品になったんじゃないか?と。
「朽ちない」にいくつかの
意味が込められているという
見せ方は好きです。
あと、予算だよなぁ・・・
シーンの数が限られているって
ところに若干安っぽさを
感じちゃいます。(屋上多すぎ)
仕方ないけど・・・。
エンタメ路線で作られていますが
僕の好みとしてはノワール系に
仕上げてほしかったなぁ。
けど、面白いです。
見応えあり…⭐︎
柚木裕子の原作ということで、未読だったが期待して鑑賞。
なかなか行ける時間が合わずに見逃しそうだったけど、ようやく今日見ることが出来た。
もう上映終了間近で一日一回の上映しかなかったためか、そこそこの観客。
展開が早くて引き込まれて行く。
しかし、主役は杉咲花演じる森口泉と安田顕の冨樫。
泉が親友の死に絡んで、警察と検察の闇に斬り込んでいく。
そこにカルト宗教も登場するという柚木裕子らしく盛りだくさんの
設定。
萩原利久と豊原功補の二人の刑事も良い雰囲気で味を出している。
終盤、柚木裕子ならもう一捻りあると思って見ていたら、その通りの
結末が待っていた。
同じようなことが現実にあるのか⁇もちろんないことを願っているが
今の世の中なら、あるのでは…と恐ろしさを感じる。
杉咲花は本当に旬の役者だと思うし、安田顕はしみじみ上手いなぁ…と。
ただ、題名ゆえとは思うが、初めは蕾とは言え全編通して桜が咲いている
状況はどうなのか⁇
鑑賞動機:原作者5割、予告4割、萩原利久1割
原作未読。
途中までは安田顕の存在感が圧倒的で、杉咲花は完全に食われちゃったと思ったが、終盤の怒涛の盛り返しに感情を揺さぶられる。
あの事件を絡めたことで、殺人事件の不可解さが薄れてしまい、やや冷めた気分になったが、「何を優先していくのか」ということを考える点では『狐狼の血』と通底するものがあるように思った。
萩原くんは立派になったなあ、と甥っ子の成長に驚く親戚の気分になる。
最後のたたみかけがいい
刑事、警察署職員、公安 わかりづらい。。
一番の私の問題が公安という組織のやってる事をはっきり理解していないことです。
そんな人間が見たので、ちんぷんかんぷんでした。
出演者の所属する部署は、杉咲は警察職員とはわかりましたが、豊原は公安ですよね、安田は刑事?萩原は職員?そんな感じです。
警察署職員としての仕事が少し入ると、その間に独自に調べてるとわかりやすい気がしました。
私としては、杉咲の友人を疑ってしまった葛藤に軸をおいて進むのかと思ったら、宗教団体が唐突に出てきて。。。安田の話しになり。。。公安出てきて。。。
ごめんなさい、こういうの得意な分野でない身にはわかりにくかったです。
杉咲の話し中心、そして萩原との関係なら良かったなと思ってます。
そうそう、公安がサクラと言われてるということがヒントでしようが、難しかったです。
映像はきれいでした。
柚月作品に外れなし
嬉しい娯楽良作+アンメット+地元ロケ
まずオマケ。ご多分に漏れずアンメットに様々な感銘を受けたことを報告します。途中で投げ出されたスジもありましたが、幹がしっかりしていたので不問となりました。最後までありがとうございました。
さて本題。丁寧なカット割りと編集に、信頼を裏切らない杉咲花を中心とした役者陣の過不足ない演技と美しい撮影、全体に完成度の高い娯楽作となっていて満足度が高い映画でした。onちゃんの中の人は怪しさ満点でしたね。あと逃げられないようにあらかじめ道塞いどこうね。
ところで地元ロケ作品として事前情報があった「ディアファミリー」と違って本作は事前情報持ってなかったのですが、冒頭から豊橋市役所が映り舞台が愛知県とされ、その後もいくつかの見知った景色が出てきて驚きました。あの川は音羽川だったんだ〜。
追記、親友役は「辰巳」の森田想でしたね!
追追記、浅羽は「辰巳」の遠藤雄弥だったんだ!わからんかった…
表裏一体
悪くはないけど少し物足りないかな
筋がしっかりしたミステリーでしたが、すぐに答え合わせ場面が挿入されるので良く言えばわかりやすい、違う言い方をすると自分で考察があまり出来ないような印象でした。
そのためか自分の感情の起伏はなく平坦なまま、盛り上がりきらないままでした。
とはいうものの、実力派俳優ばかりで演技に観応えがあり、割と満足でした。上映後に泣いている方も複数人おられました。
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*以下、ネタバレ回避の方はお避けください*
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状況証拠が揃っていて、即確保されてもおかしくない真っ黒な状況の主人公、森口泉(杉咲花)。
なのになぜ取り調べも受けず警察の上司に信用され、部外者には教えられないはずの情報を警察官ではないただの事務であり容疑者の1人である森口泉は教えてもらって好きに動けるのか疑問でした。けど最後のどんでん返しで腑に落ちました。泳がされて駒にされていた。犯人の思うままに動かされていたのですね。恐ろしい。
しかし、簡単に人を殺せる犯人に証拠もなくあそこまで暴露するなんて、森口泉、かなり危険では。森口泉のこれまでの行動からしてもこれから犯人の証拠探しで動き回りそうですし、なので森口泉本人も最後、
「私は殺されますか…?」
と震えています。
ところがそこはそのままでそれ以上の描写はなく、森口泉はむしろ将来の夢を語って終わります。不穏かもしれない未来をもう少し醸し出して欲しかったなと思います。
後1点、些末な引っかかった点ですが。
被害者の津村千佳(森田想)の爪からは実行犯の皮膚が検出され、DNA鑑定から実行犯が特定されます。しかし実行犯は津村千佳確保時から殺害時まで、フードマント(?)をすっぽり頭から被っており、皮膚を露出していません。物語の最後の方で津村千佳の爪が実行犯の首あたりに当たっているような描写はありましたが、後ろ手であんな狭い首のところにちょうど入って引っかけるかなぁ。と思ってしまいました。
また、真犯人は実行犯の身バレを望んでいたように思うので、もう少し露出した普通の格好の方が引っかかれる確率が上がって良かった気がします(ただ、フードマントのおかげで不気味さが増し、誰が実行犯なのかも隠せるので物語的にはいいですよね)。
それにしても、
「死んでしまった命と、いま生きている命、どちらの方が大事なんですか?」
この台詞は刺さりました。考えさせられます。
「腐る」と「朽ちる」の違い
結末が理解できませんでした
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