朽ちないサクラのレビュー・感想・評価
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うーん、いまいち
タイトルに違和感あり
「孤狼の血」の作者でもある柚月裕子の原作は読みました。で、この映画化も基本的には原作を変えていません。
原作を読んだときから違和感があり、また映画を見てからもその思いはより強くなったのですが、「朽ちないサクラ」というタイトルだと、「サクラ」を称賛しているとしか感じられません。
劇中では公安警察のことを古い人間はサクラと呼ぶと説明され、また物語自体もサクラの蕾が膨らみ始めた頃に事件は起き、三分咲き、五分咲き、満開と話が進み、落花盛んになった頃にエンドクレジットということになります。
私も古い人間なので、タイトルのサクラは警視庁の俗称でもある「桜田門」も表しているのかな?とも思いましたが、物語は映画では愛知県ということなので桜田門は関係なかったです。ただサクラに関しては、有名な軍歌「同期の桜」や「若鷲の歌」にある「若い血潮の 予科練の七つボタンは 桜に錨」など、どうしても戦争を感じ、軍を感じ、警察を感じるのも事実です。またサクラの持つ意味が古くからの日本人の精神的支柱だと思います。
「日本国全体の為なら、多少の犠牲も仕方がない」などという考え方が本当に公安警察の考え方かどうかはわかりませんが、少なくとも原作者はそういう考え方なのでしょう。いや、ひょっとしてそれを否定するために、こういう原作を書いたのかもしれません。
タイトルからもこの映画の本当の主人公は・・・公安警察であるということだけは事実だと思います。
タイトルの意味
原作未読ながら予告に惹かれ、鑑賞を決めていた本作。劇場内のポスターとロケ地マップから、地元愛知が舞台であり、特に東三河中心にロケが行われたことを知り、さらに期待を高めて公開2日目に鑑賞してきました。同様の地元サポーターが多かったのか、田舎の劇場にしては珍しくかなりの客入りでした。
ストーリーは、ストーカー被害を訴えていた女性が殺害された事件をめぐり、被害届を受理しなかった警察が当時慰安旅行に行っていたと地元新聞がスクープ報道したことで警察へのバッシングが高まり、県警広報広聴課の森口泉は、自身がうっかり情報を漏らしてしまった親友の新聞記者・津村千佳が記事を書いたのではないかと疑い、千佳は自らの潔白を証明しようと情報源を追うなかで殺害されてしまい、責任を感じた泉は事件を独自に調べ始め、背後に大きな陰謀があることに気づくというもの。
開幕直後の事件から話を起こしつつ、失態をさらした警察の現状と県警に勤める泉の立ち位置を描くとともに、以降の泉の行動動機を観客にしっかり理解させます。コンパクトに無駄なくまとめられた立ち上がりが、実にお見事です
以降は、登場人物を増やしながら、残された手がかりを手繰るように少しずつ真相に迫っていきます。単純そうに見えた事件が、予想以上に複雑な背景をもっていることがしだいに明らかになっていき、ぐいぐい引き込まれます。正直言って理解が追いつかなかったり、腑に落ちなかったりするところもありますが、テンポのよさと迫真の演技に押し切られてしまいます。
そうして事件が決着を見せたかに思えたところで、真の闇が明かされる展開にぞくぞくします。その真相の意外性もさることながら、その場面での息を飲むような演技のぶつかり合いに魅了されます。高ぶる感情を抑え、努めて冷静に振る舞いながら、相手に鋭く切り込むような言葉の応酬がたまりません。
ラストは、事務職を辞し、改めて警察官を目指す泉の姿が清々しく描かれます。タイトルの「朽ちないサクラ」とは、その歪みさえ正義と自負して突き進む公安、組織の中にあっても矜持を忘れぬ一人一人の警察官、この二つの意味が込められているのではないかと感じます。ただ、よくできた予告とタイトルをあわせて考えると、真相が透けて見えてしまうのは、ちょっともったいないところです。
ちなみに、地元民にとっては土地勘がありすぎて、場面転換時に謎の瞬間移動が起きたように見えるところが何度もあって笑えました。とはいえ、テレビドラマ「TOKYO MER」「VIVANT」「ブルーモーメント」、映画「ディア・ファミリー」、アニメ「負けヒロインが多すぎる」、バラエティ「有吉の壁」など、近年地元ロケが盛んに行われているのはうれしい限りです。これからも地元フィルムコミッションに頑張ってほしいです。
主演は杉咲花さんで、本作でも安定感抜群です。脇を固めるのは、安田顕さん、萩原利久さん、豊原功補さん、森田想さん、藤田朋子さんら。中でも、表情ひとつで心情を醸す安田顕さんの演技が秀逸です。
正義とは何なんだろう
ストーカー殺人、親友の死。事件が複雑に絡まり合う警察を舞台にしたサスペンス映画は実に見応えがある作品でした。
冒頭から引き込まれ、最後に真相が明かされるシーンには驚きを隠せませんでした。
警察の裏側は良く分かりませんが、公安って大義のためなら人の命などただの道具みたいに思っているのでしょうか?
でもそれも彼らの正義なんですね。大きな警察組織の中ではその事に個人が異を唱えてもどうにもならない。
でもそんな道は間違ってると、自分の信じる道へ進むべく警察官になる事を決めた泉の決意を大いなる希望を持って見守りたいです。
信念を貫くのは厳しいことかも知れないけど、でもその気持ちを忘れてしまっては人は流されて行くだけだと思うのです。
杉咲花ちゃん、ここ何作かとはまた違った味わいを見せてくれて、やはり素晴らしかったです。
萩原利久くんも弱さと強さが同居したような泉への寄り添い方が良かった。豊原功補さんと安田顕さん、力を見せ付けてくれました。
最後、花ちゃんと安田さんが対峙するシーン圧巻でした。
晴れ晴れとした気持ちになる作品ではないけれど、色んな事を考えさせられます。
いい映画を見ました
ひねりすぎ
杉咲花はこう言っては失礼ながら余りに多くの作品に出過ぎで食傷気味。
何にでも合って突出したものがないから飽きはこないが、これほど多いとね
だが、それを2人のボスがうまく味わい深く仕上げてくれている。
だからこそ、すんなり素直にこのコンビネーションを楽しませてくれて良かったんじゃないかな。
桜云々は流石にこじつけがすぎるし、
サスペンスとして見ているとラストはこの人に落ちるパターンもあるよね、
とかなり早い段階から感じさせられる。
そして、その確度はどんどん高くなり終盤は見え見え。
完全に予想外の結末!を演出したい気持ちはわかるが、
キャスティング自体がすでに予感させていて逆に凡庸。
普通じゃダメなの?原作に忠実?
原作を読んでみたい。
杉咲花のほぼ笑わない演技に圧倒!
後半30分の杉咲花の演技がすごい。
表情、特に目の演技に圧倒され、
ここだけでも観た甲斐があるというか、これを期待していた自分に気づきました。
迫力があるだけではなく、普通の人を演じていて、実際いそうだよな、この人って
思わせるところがすごいと思うんですね。
ここ最近の杉咲花主演の映画での演技は、どれも素晴らしいです。
それから桜×杉咲花の映像も素晴らしく美しかったです。
映画の内容としては美しくない話ではありますが、
映像としての杉咲花の存在感もハンパなかったです。
ただ、安田顕と豊原功補の演技は、昭和っぽいんですよね。
それ、セクハラ・パワハラじゃね!?という演出が複数ありますし、
しゃべり方も昭和チックで、現代の話なのにちょっと違和感がありましたね。
それにしても、公安ってここまで腐っているんでしょうか。
っていうか、朽ちないって言っているんで、腐っていないっていうこと!?
朽ちないだから、ずっと存在するってことかな!?とか色々考えちゃいましたが
本当にここまでやっているんだったら、反社会的組織となんら変わらないなと思いました。
戦争もそうですが、それぞれの立場によって“正義”の意味合いが変わるのは
致し方のないことなのかもしれませんが、生命を軽く扱って良い理由にはなりません。
そこに思いを馳せられない以上、かようなことは無くならないのでしょうね。
実に残念です。
というわけで、ミステリーとしても秀逸ではありますが、
私は杉咲花を堪能する映画だと割り切って観ました!!
少し配慮が欲しかったという一作ではあるものの。
今年227本目(合計1,319本目/今月(2024年6月度)27本目)。
(前の作品 「ターゲット 出品者は殺人鬼」→この作品「朽ちないサクラ」→次の作品「???」)
梅雨っていやですよね…。帰るときにドンピシャで土砂降りにあいました。しかも近畿地方は20日が梅雨入りなんですって…。7月も大雨プラス猛暑でもうおなか一杯です。
さて、こちらの作品です。私は原作は見ていないほうです。
映画の趣旨としては十分に理解するし、公安(この点後述。若干怪しい?)に対する問題的の映画という解釈になるのではと思いますが、ストーリーの「幅」が結構色々飛ぶのが難しいかなといったところです。
また、公安(この点後述。以下省略)が追っている「ある組織」に関することは、その組織の映画内での描かれ方等からしますと、思想良心の自由や表現の自由、憲法20条(ネタバレ防止のためここのみ条文番号で記載)ほか、あるいは、この映画の根幹をなす「受理の遅延」といったことは国賠案件になるんでしょうが、それらはすべてカット。まぁ、警察ミステリーものの小説の映画だからということは理解するものの、法律系資格持ちとしてはこの辺少しでも触れて欲しかったかなといったところです。
また、展開として、実際の「日本で起きた実際の事件」をモチーフにした映画であることは紛れもない事実で、こうした映画(ほか、地震等を扱う映画)は何らかの注意書きが入るのですがこの点は配慮が欲しかったかなといったところです。
とはいえ、映画の述べたい趣旨は理解はできるので、ここは好き嫌いあるかなといったところですが、大ハズレではないだろうといったところです。迷ったら(といっても、近畿は超土砂降りで明日は映画館にすら行けそうにない…)おすすめといったところです。
採点に関しては以下まで考慮しています。
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(減点0.3/映画の扱う「公安」について、そこから派生する問題に少し触れてほしかった)
公安(後述)はその特殊性ゆえに、ときとして人権を侵害したりその恐れがあるような行為を行いうるものであり、映画内でもやや好き勝手している部分があります。この点、映画内で扱われている「ある組織」については、日本の歴史上実際に起きた事件をモチーフにしているとはいえ、「それでも」当事者に関しては基本的人権は尊重されなければならず(起こした事件が裁かれることは、基本的人権を不当に侵害して良いことになりません)、もうすこし丁寧に描いてほしかったかなといったところです。
ただ、趣旨として理解しなくもない程度なので、採点幅は調整しています。
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(減点なし/参考/「公安警察」と「公安調査庁」の違い)
映画内ではもっぱら「公安警察」という扱いで出てきて、映画内でも実際の歴史をふまえてみても「想定される実際に起きた事件」において、公安警察の初動不備があったことは現在では反省材料としてそれは問題視もされたし、また当事者による技術向上もあったものと思います(公安警察の特殊性ゆえに、こうしたことは情報公開がされにくい)。
ところで、日本には「公安警察」とは別に、法務省が設置する「公安調査庁」というのがあり、映画内で描かれる「特定の組織」についての調査権限ほかを持つのはこちらです。もちろん、その目的は共通している部分も多く、実際に法制度上も「相互に協力しましょう」という扱いではあるものの、その「特定の組織」について色々情報を持っているのは後者の「公安調査庁」であり、やや変かな…といった部分はあります。ただ、この点は上述通り、公安警察と業務範囲がかぶっている部分もありますし、公安調査庁と都道府県警察は別扱いであり、そのように描くと組織が色々出すぎて混乱するために、あえて(法上の解釈とは別に)わかりやすい設定にしたものと思います。
(※) 日本では「公安警察」と「公安調査庁」は別組織扱いで、業務もかぶっている部分もありますが、お互いにあまり仲がよくない部分は確かに言えます。後者のほうがいわゆる「エリートコース」である等の理由によります。
(※) 「公安警察」は時として暴走することがあるので日本ではあまり好意的な意識を持つ方は多くはないように思えますが、業務が一部重複する「公安調査庁」は、法に定められている「監視組織」を毎年まとめて資料に出す程度の業務で、それも極端に幅が広いことが問題視されることがありますが、後者のそれは法上「この組織や類似の組織は調査しなさい」となっているだけで、人権侵害といわれないように抑止的に運用されているので、「公安警察と比べると」、あまりこちらを問題視する方は少ない(実際の憲法上の重要判例等をみても、後者の行為が憲法論で論じられたことは少ない。まったくないわけではないが)といったところです。
朽ちた花は土へ帰る。
度重なるストーカー被害を受けた女子大生が神社の長男に殺害される、その被害女性は被害届を出していたが、警察側は被害届受理の先延ばしと殺害と同時期に慰安旅行へ行ってたと後にスクープされバッシングを受ける警察署の話。
警察署内で事務をする森口泉と警察記者クラブに属する津村千佳は親友であり、ある日の夜、貰った土産(警察署から)の話の事から、慰安旅行へ行ってた時期と殺害された女子大生の時期被ると気づいた千佳…、後にスクープされ泉は千佳がネタを売ったと疑うが、その疑われた千佳は「疑い晴れたら謝ってね」と去ってたが…何者かに殺害され見つかる。
色々な人が絡んで深まる謎と繋がってく人の繋がりでストーリーには引き込まれた。
団体の人間が犯人と解るが被疑者死亡…、ラストの祝杯の席、それまで泉の相談に乗ってくれて優しく接してくれたあの人が裏で糸を引いてたと話が出た時は取って付けた感はあるけどトリハダ。
原作未読だけど裏で糸引いてた彼の話は事実なのか、原作はここで終わり?気になる。
あと杉咲花さんは少し前と違って雰囲気変わって綺麗になったんだよな~やはり男の影響かな?個人的には磯川演じた萩原利久君好きだからもっと作品出て欲しい。
黒幕の一方で正義の信頼できるサクラが生きている
萩原くんの足が長い
杉咲花ピッタリ
100人の命と1人の命
観たい作品ばかりの今週封切りの中から、
月10のミヤビちゃんに魅せられて本作に決定。
千佳の新聞記者としての使命感、正義感と
友人泉からの疑念を晴らす為の意地
泉の友人を失った悔恨、真相究明への思い
捜査一課の犯人逮捕の執念
公安警察の正義とは何か
それぞれの緊張したシーンが見応えたっぷりです。また観る側にストーリーを気づかせる場面があって気が抜けません。
ラストに張り詰めた日々から解き放たれて友人の親に告白するシーンはもらい泣きです。
そして泉は悲しくても悔しくても前に進む決意をします。
警察小説が好きなのでおおいに満足できました。
愛知県の架空の街が舞台でしたので何処がロケ地として使われているのかと注意して観ていましたがほとんど判らなかったです。エンドロールに蒲郡、豊川、刈谷などの地名が有りましたね。
名古屋弁、三河弁が使われずちょっぴり残念です。
千佳の母親が泉に「千佳に何か変わった様子は無かったですか、些細な事でも構いません」と聞かれ「ごめんなさいね、何も解らないの、知らないの」と応えるシーン。
私も同じだよな、子や妻の事、聞かれても答えられないわ。
染みついた思想
柚木先生の小説は未読だが、映画化された孤狼の血、レベル2共に好きな作品です。
桃李君、役所さんに痺れまくったし、2の亮平さんのあの狂気の芝居にはガクブルさせられました。
柚木先生の描く、私の知らない日本を見せてくれる、ハードボイルドな世界観のファンです。
しかし、原監督の作品はお初です。
あぶ刑事も撮った方なんですね!
今、注目の監督さんなんでしょうか?
そして脚本を手がけたお二方の作品にも触れて来ずで、山田さんのマリコですら未鑑賞で申し訳ない。
花ちゃんと柚木先生に期待!!で、公開を待っておりました。
なるほどぉ〜、、、
正義って何だろ〜と考えてしまいました。
富樫(安田さん)の過去。
カルト教団の1人を救ったが為に毒ガステロの決行日を早めてしまった。
それにより多くの一般人の被害者を出してしまった事実。
その事実を受け止め、自らの罪として背負って生きて来た彼の中の「正義」
「1人を救うために100人を犠牲には出来ない」
しかし一方で、その「1人」になって殺害された千佳(森田さん)
彼女の命の重さはどうなるのだ。
その死によって悲しみ苦しんでいる人達の思いは無視して良いのか。
この二択で迫られると答えが出ない。だけど思うことはある。
犠牲者の出ない選択肢を考えること。
きれいごとかもしれないし、難しい問題なのだが、一方を救うために一方を犠牲にするという考え方では、その場しのぎの解決で、根本の原因を潰せないと思う。
カルト教団やその信者、毒ガステロのシーン。
映像ではややチープな印象を持ちましたが、あの凄惨な事件を連想させるには充分で、リアタイでニュースを目にしていた世代としてはとてもショッキングでした。
ストーカー殺人
警察の不祥事
千佳の死
そこに繋がる真相に迫って伏線回収はされていきますが、、、
ストーカー殺人の被害届不受理って、カルト教団の捜査に支障をきたすか?
とか、
なぜ千佳が殺されなくてはならなかったのか?
そんなリスクをおってまで?
とか、
おみくじについても、台詞で全て語られる演出もいまいちと感じた。
(私レベルにはとてもわかりやすく助かったのですが、、w)
いちいちヒントを出しに現れる富樫さん。
泉(花ちゃん)に真実に辿り着いて欲しいのか違うのか?どっちなの?
梶山さん(豊原さん)はもっと捜査頑張って!とか、色々モヤるポイントはあるものの、決定打は安田さんを富樫役に据えたのはキャスティングミスでは!と思えてならない。
クロマク ナノ スグ ワカタ
そして原作が優れているのだなと安易に想像できる。
やはり映像化は難しかったんだろうなと思える内容で残念。
警察や公安の知識がある方、描かれていない部分を知識、想像や経験でもって補完出来る映画鑑賞のプロの方ならば、本作の面白さが理解出来るのだと思います。
まさか、花っ子の作品で眠気が襲ってくるなんて!
長い、、なんて思うなんて!
私にはちょっと、、でした( ̄∇ ̄)
とはいえ、やはり花ちゃんが引っ張る!その存在感!覚醒中ですね!
料亭での泉と富樫の緊迫した対峙シーンは見所。
お二人の抑えた声のトーン、目の芝居はやはり見入っていましました。
公安=サクラ
「朽ちないサクラ」
この意味を噛み締めると、中々ゾワッとする作品でございました。
ちょっとだけ太郎ちゃん。
やっぱ巧いね!ちゃんとムカつかされました。
豊原さん。何かお久しぶりだったけど、仕事が出来るのか出来ないのか?
泉と富樫とは対照的な、感情的な梶山を好演。
泉のバディとして事件の真相を暴く手助けをした磯川。利久君ちょっと存在感が薄かったかな。
おばちゃんは情報持ち過ぎ!w
花ちゃんの、美人でなければ成立しない、あの重めのパッツン前髪。前下がりのボブ姿が美しかった!
パルプのユマサーマンの時の様に真似したい衝動に駆られているのだが、私がやったらヘルメット確実なので止めときまつ( ; ; )
かなしみぃ〜〜〜٩( ᐛ )و
これもまた映画賞に相応しい作品
前日に「あんのこと」を観て、今年の映画賞はこれで決まり!と書き込みましたが、こちらもまた魂のこもった作品で、映画賞に相応しい作品でした。
原作を知らずに観ましたが、どこかで誰かが裏切るだろうというスリル感があり、目が離せない展開で、結末もどんでん返しでした。
杉咲花さんは素晴らしい女優になりました(続けざまに作品に出ていて、コミ症とか記憶障害の他の作品がオーバーラップしてしまうところはありますが)。
友人の母親に号泣しながら謝罪する場面は名シーン。演技を超越していて、客席でも涙している人が多かったです。
プライベートでは色恋の話があって少々イメージダウンですが、どうか女優業は全うして、色々な役と作品で観たいです。
公開初日の初回で観ました。
ヒット作になることを願いますし、そうなるだろうと思います。
いつも杉咲花は素晴らしい!
少し誇張妄想では?
柚月裕子さん原作という事で期待していましたが、「孤狼の血」の様な現実に有り得る設定と違って、公安が大勢の命を守るために殺人を犯すという幕切れはガッカリでした。
演出・演技が素晴らしかったので、ラストも満足感で劇場を後にしたかったです!
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