「飛翔する前に」朽ちないサクラ berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
飛翔する前に
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朽ちないサクラ
この世界と向き合えば、悪と正義は表裏一体だ。
数で考える公安に対して、本当のことを包み隠さず示すことを美徳として、そこに意味があると感じて人々は生きている。
事件が起こってしまった後で、思うことがある。助けた信者をスパイとして使っていた、舞い戻ったように見えて姿は変わっている。慰安旅行への(一見真っ当で安易な)批判の裏で、いざという時は迫っていた。
その芽が摘まれる前に、何が正しいのかを、自分ではない誰かにも示して欲しいと願っている。しかし自分で羽ばたかなければ、わからない。
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