「愛知県のある町で、女子大生がストーカー被害の後、殺害されるという事...」朽ちないサクラ りゃんひささんの映画レビュー(感想・評価)
愛知県のある町で、女子大生がストーカー被害の後、殺害されるという事...
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愛知県のある町で、女子大生がストーカー被害の後、殺害されるという事件が発生。
女子大生から被害届が出ていたが、地元警察は届を受理せず、その間、慰安旅行に行っており、旅行中に事件が起きたことが地元新聞によってスクープされる。
県警広聴課勤務の森口泉(杉咲花)は、親友の記者・津村千佳に漏らした一言がスクープ記事のもとになったのではないかと思って千佳に問い詰めるが、千佳は断固として否定。
が、身の潔白を証明すると告げて泉のもとを去った千佳が翌日、死体となって発見される・・・
といったところからはじまるサスペンスミステリー。
個人的には、個人の闇を描いたヒューマンミステリーを期待したが、途中、カルト教団の生き残り、公安などが登場し、いわばシステマティックなミステリーだということがわかって来る。
ということで、中盤あたりから、テレビシリーズ『相棒』あたりでやってくれるといいネタなのになぁ、なんて思ってしまった。
主演の杉咲花は好演。
ただし、好演であるがゆえに作品のシリアス度合いを上げて、意外と楽しめないサスペンスになったように思う。
また、泉の上司を演じる安田顕も好演。
個人的にあまり好きなタイプの役を演じてこなかった彼だが、今回はハマリ役。
にしても、公安から広聴課への配転って実際あるのかしらん?と思ってしまった。
ま、これはこれで面白いのですが。
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