「100人の命と1人の命」朽ちないサクラ ランタイガさんの映画レビュー(感想・評価)
100人の命と1人の命
観たい作品ばかりの今週封切りの中から、
月10のミヤビちゃんに魅せられて本作に決定。
千佳の新聞記者としての使命感、正義感と
友人泉からの疑念を晴らす為の意地
泉の友人を失った悔恨、真相究明への思い
捜査一課の犯人逮捕の執念
公安警察の正義とは何か
それぞれの緊張したシーンが見応えたっぷりです。また観る側にストーリーを気づかせる場面があって気が抜けません。
ラストに張り詰めた日々から解き放たれて友人の親に告白するシーンはもらい泣きです。
そして泉は悲しくても悔しくても前に進む決意をします。
警察小説が好きなのでおおいに満足できました。
愛知県の架空の街が舞台でしたので何処がロケ地として使われているのかと注意して観ていましたがほとんど判らなかったです。エンドロールに蒲郡、豊川、刈谷などの地名が有りましたね。
名古屋弁、三河弁が使われずちょっぴり残念です。
千佳の母親が泉に「千佳に何か変わった様子は無かったですか、些細な事でも構いません」と聞かれ「ごめんなさいね、何も解らないの、知らないの」と応えるシーン。
私も同じだよな、子や妻の事、聞かれても答えられないわ。
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