「僕は萩原利久さんのファンではないが、知り合いに応援するように言われてるので、テレビと映画は見るようにしてる(ホラーは除く)。森田想さんて「辰巳」の葵やんけ、ビックリ。(6/26再鑑賞)」朽ちないサクラ マサヒロさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は萩原利久さんのファンではないが、知り合いに応援するように言われてるので、テレビと映画は見るようにしてる(ホラーは除く)。森田想さんて「辰巳」の葵やんけ、ビックリ。(6/26再鑑賞)
(追記)
以下の本文はタイトルとは全き関係ない内容で、萩原利久と森田想にはまったき言及してない(以上)。
事件の真相が解明され1件落着かと思われてからの、泉(杉咲花さん)と富樫(安田顕さん)とのラスト対決の場面が特に気に入った。火花を散らしてバチバチ対決する。と言っても勝負は特につかない。
富樫を糾弾する泉に、富樫が、「1人を救うために100人を犠牲には出来ない。君も経験すれば分かる」みたいなことを言う。
富樫は、かつて教団信者の浅羽(遠藤雅弥さん)1人を救ったことが、毒ガステロの犯行日時を早め、多くの犠牲者を出してしまったという自責の念がある。だから1人を犠牲にしても100人を救うのが富樫の正義だ。2度と同じ過ちはおかさないという決意に基づく信念だ。
僕は富樫の考えには共感出来ないけど、じゃあ反論できるかというと、「ん~反論出来ないな」と鑑賞しながら思った。
毒ガス事件の現場で自責と後悔から呆然と立ち尽くす富樫を思うと、富樫の正義も否定できない。
だけど、親友を殺された泉の悲しみと怒りを思うと、富樫などゼツタイ許せ~んとも思う。
頭の中グチャグチャで結論が出ん。
安田顕、ほぼ暗黒に近いグレーだが、証拠・証人ゼロでギリセーフ。なので、杉咲花が口封じに殺されることはないだろう。
「もし花ちゃんが殺されるような事があったら、犯人は安田顕に決まってるので、ワシがカタキを取ったる」と心に強く誓うのであった。
オウムのサリン事件、公安の闇、ストーカー殺人と重苦しい映画だったが、最後に泉が警官になろうと宣言するところは、すがすがしくて良かった。
TVドラマ「アンメット」のソバカスが気に入ってるので、ソバカスがなくてチト残念。
【追記】2024/6/26(水)再鑑賞
杉咲花さんを見たくて再鑑賞。殺人事件の映画で暗い気分になるから再鑑賞しないつもりだったが、杉咲花の魅力にはあらがえず。