「ノリの良さは健在だが‥」ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
ノリの良さは健在だが‥
まず、ダメなところを列挙。
昔の曲を多用するのはやめてくれ。
ストーリーが薄っぺらいところもうーん。
(過去作も同様、といえば身も蓋もないのだが)
フォーリーの最初の大暴れが終わるころには、本作が解決すべき事件が何だったか、観客はどーでも良くなってるぞ。
タガートは何歳だよ。米警察だって「定年退職」があるだろ?
1作目の時30代後半から40代前半だろ。それなら今や80近いハズだが。
(続編が10年遅かったな)
(同様のことは「バッド・ボーイズ」でも起きてる。主演2人が引退間近なのに、上司の警部がまだ現役(3作目で殉職)って意味分からん)
で良いところ。
フォーリーの話術というか強引にやりこめるところとかいいよね。
特に「黒人差別」をあえてネタにしたところ。
あと派手なカーチェイスも。
「ワイルドスピード」みたいな荒唐無稽じゃなくて、本物っぽくて好感が持てる。
事件解決という(本来の)メインストーリーより、娘との和解、がメインに据えられているのも新しいというか年相応で良い。
でも、キャラ的に「娘との関係に悩む父親」に見えないのは残念、というか御愛嬌か。
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