パレードのレビュー・感想・評価
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大事な人を亡くす苦しみ
亡くなった人の思い残した事が気になる日本人。
死者が主人公でもシックスセンスはある意味ドライな印象さえする。
天間荘の三姉妹と同じ流れ。
繰り返す災害でまとまって犠牲者の出る日本。残された人々にも癒しが必要なんだろう。
この向こう側の世界はきっとある
自宅レイトショー『パレード』Netflix
配信直後に観てましたが、3.11追悼で本日レビュー
神戸被災経験者として、時間やタイミング悪ければ、家族含めて今は無い。
生かされた今があるように、その逆の方もいらっしゃる。
そんな方々の想いが映像になったような作品なんですが、きっとこんな世界があると信じたいと思わせる良作!
主演の長澤まさみさん含めて、キャストも豪華で、各々のエピソードも上手く組み込まれてるのは、流石の藤井監督で、主題歌も良かったです。
優しい映画
パレード
追悼映画?
藤井道人監督による故・河村光庸プロデューサーの追悼映画に思えました。
冒頭の画の力で「東日本大震災映画では?」と思いもしましたが、それは導入のためのもので。
震災で亡くなったのは主人公の美奈子だけで、他のキャラの死因はそれぞれだったから、この追悼が本命の目的だと思えました。
〇美奈子=『MOTHER マザー』長澤まさみ
〇美奈子の息子・良=『MOTHER マザー』奥平大兼
〇アキラ=『余命10年』の坂口健太郎
〇勝利=『ヴィレッジ 』の横浜流星
〇かおり=『空白』の寺島しのぶ
〇田中さん=『新聞記者』の田中哲司
〇マイケルの親友・佐々木=『ヤクザと家族』の舘ひろし
(藤井氏が監督を手掛けていない作品も含め)過去の河村光庸プロデュース作品の登場人物のイメージ=過去作そのものを指し示すような、露骨なキャラクターの置き方が目立ちました。
ヤクザの勝利ってキャラには、『ヤクザと家族』の綾野剛のイメージもかぶせたりして、メタな構造を作り出している気がしましたし。
そして、
〇マイケル=リリー・フランキーが演じる河村光庸P
〇ナナ=森七菜が演じる藤井道人監督
の投影って感じ。
河村氏が亡くなっても、人に面白いと思ってもらえる映画を撮り続けますよという藤井監督の決意表明にも似ていて。
予算と名優を集めてはいますが、極めて個人的なフィルムなのかもしれないな、と思いました。
じんわり泣ける
謎と奇跡
パレード
映画パレード
大切な存在をなくした人には響くかもしれない
ふわっとした朧げな印象の映画で私はそれが好きだけど、人を選ぶのかもしれない。特に近頃は何に対しても明快な説明や「伏線回収」などと言って、明快な説明を求める傾向があるように感じるので、そういうのを求める人には向かない気がする。そういう人に対して疑問なんだけど、どうして全ての話に伏線を探そうとするのかww
話が脱線しました。
そもそもが幽世と現世の境目の話だから、夢を見ているような朧気な感じなのだと思います。
この映画をふと見ようとした訳があります。
私は最近、大切な存在を亡くしました。
とても辛くて、白血病のように髪の毛まで大量に抜けました。
この映画を見る前から、私のいる現世と、亡くなった子がいる世界は重なっているのではないかと感じていました。わかりやすく言うと、いわゆる心霊的な現象が多々あったからです。大切な存在だったので嬉しい位で全く怖くありません。
そういう気持ちを持ったところで、パレードと言う映画を鑑賞しました。そこには私の想像していた世界観がありました。それがとても胸に響きました。本当にこんな風であったら、いまつながっているんだね、そう呟いて涙がこぼれました。
その先の世界の事は、わからないけれど、あちらも私を思って境目で私を見守っているのかもしれない。とても切なかった。
この映画も、特に怖いところはないと思うので、怖いのが苦手な人も大丈夫じゃないでしょうか。
ちょっとヨーロッパの映画みたいで、余白を残しといて自分で考えさせるようなスタイル。私は結構好きでした。
みえない約束
映画館でみたいなと思いました
すごく良く出来た作品だなって思いました
藤井道人監督作品が好きだからってのもあるかもですが
過去作同様にガッツリと物語へと引き込まれました
最近は映画館で邦画がすごいがんばっていて
良い作品がかかるようになり映画ファンとしては嬉しい限り
漫画原作しか成功しないとの意見もありますが
結構いい作品を送り出す監督は少なくないと思う
藤井道人監督とか是枝裕和監督yとかその筆頭では?
と個人的に思ってます
もっと映画館に通いたいので良作たくさん作ってほしいです
こんな感じだったら良いなと思う
藤井監督の思いが詰まってるというのが強く伝わった。 命は未練がある...
藤井監督の思いが詰まってるというのが強く伝わった。
命は未練があるうちは存在していて、こちら側からは見えず聞こえず触れることもできないけれど、先の世界線でわりと楽しく一人で寂しい思いをすることなく生きている。思い残しがなくなったのにち生まれ変り、案外身近に居てくれているのかもしれない。という、希望を込めた生死観の提案。
に、私は感じた。
映像や音楽、作品としてのまとまりが美しかったのはもちろんいつものとおりで、今回特に美術がとてつもなく壮大で綺麗で素晴らしかった!!
まさみちゃんと大兼君の親子再共演をはじめいくつかのサプライズなおもしろさもあった!
個人的にはエキストラに参加して一日がかりの衣装もメイクも凝った編集も大変であろう撮影がほんの何秒かの尺でしかなくて、改めて映画作りの大変さと携わる方々への敬意にひれ伏しました🙇♀️
・配信記念試写会イベント
なんか薄い。。
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