「ポーカー好きの末路」ポーカー・フェイス　裏切りのカード　カール@山口三さんの映画レビュー（感想・評価）

死期を知った金持ちとなったジェイクは、
ポーカーゲームを一緒に作った幼なじみの遊び友達と数十分年ぶりに再会してポーカーをしたくなった。

それはポーカーをしながら彼らがどんな人生を歩んでいるのか、
ゲームをしながら飲みながら本音を聞くためのポーカーゲーム大会だった。

そんな自白を吐露させるために毒まで飲まされた友人たちから不幸不惑の人生が次々と語られるところに友人の兄の絵画泥棒が強盗に屋敷に押し寄せる…

何とスリラーでも、サスペンスでも、ポーカーフェイスでもない、成金ギャンブラー達のヤラシイ覗き見趣味な情け無いミスストーリーである。

絵画も邸宅も衣装も車も、直ぐに金に換算される悪趣味なお里が知れる成金作品で最期の遺産山分けまで白々しものとなってしまった。

期待感が高くなるのは、
オスカー俳優ラッセル・クロウが主役だからだね。

( ^ω^ )

Poker Face
ポーカー・フェイス　裏切りのカード

オスカー俳優ラッセル・クロウが監督・主演を務めたサスペンススリラー。

オンラインポーカーゲームの開発で成功をおさめた大富豪ジェイクは、
疎遠だった幼なじみたちを自宅に招待し、大金を賭けたポーカーゲームを提案する。

最初のうちは昔話に花を咲かせる参加者たちだったが、
いつしか冷や汗が流れ始め、発熱と吐き気に襲われてしまう。
そんな彼らに対し、ジェイクは毒を盛ったことを告白。
ゲームが進むにつれて参加者たちの秘密やジェイクとの関係が浮かび上がるなか、
予定外の侵入者まで登場し、事態は思わぬ方向へと展開していく。

クロウがジェイクを演じ、
「アイアン・フィスト」など俳優・監督としても活躍するヒップホップアーティストのRZA、
「インデペンデンス・デイ　リサージェンス」のリアム・ヘムズワース、
「ワイルド・スピード」シリーズのエルサ・パタキーが共演。

ポーカー・フェイス　裏切りのカード
劇場公開日：2024年3月1日 94分

Poker Face