「タイトルそのままの人物伝で、死の床に就く主人公の末期の夢、という会...」ナショナル・シアター・ライブ「ナイ 国民保健サービスの父」 sugsyuさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルそのままの人物伝で、死の床に就く主人公の末期の夢、という会...
タイトルそのままの人物伝で、死の床に就く主人公の末期の夢、という会式で語られ、終始パジャマ姿で人生を振り返る、というのがユニーク。少年時代に図書館に入って感動するエピソードから、議員時代にチャーチルと丁々発止やり合う政治劇まで、すべてパジャマで!そんな語り口が堅苦しい立志伝の雰囲気をやや和らげはするものの、(特に国民皆保険が当たり前のものとして存在する)日本人が観て面白いかというと、正直あまり興味の惹かれる題材ではなかった、というのが正直なところ。国民保険制度の導入にあたっての医師ほか抵抗勢力との戦いがメインかというと(山場ではあるものの)、意外に尺が短く物足りない。
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