余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。のレビュー・感想・評価
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号泣、嗚咽だよ、まったく
タイトルで映画の最後は「完全に」予想できます。予想通りかどうかはは置いておいて、展開もある程度予想通り。つまり、期待感が無いのかなと思いました。また、若者の死が関連するので、お涙頂戴展開にはなるのだろうと思いつつ。このタイトルで泣けるものかと思いましたが。
後半は何度も涙。どのシーンが言いませんが、あのシーンでついに嗚咽レベルですね。
1人で自宅で観ているので、ティシュ片手に何度も鼻をかみました。配信で観る利点ですね。
アキト側からみたストーリーだけでも充分泣けますが、ハルナ側からみたストーリーにはもっと泣けました。キミスイみたいですね。
どんなストーリー?と友人に聞かれれば、、、
タイトルだけでだいたい分かるだろ?
と答えるでしょう。それでもとても素敵で泣ける映画でした。
おふたりとも、まあ可愛らしい。
特に出口夏希さんはとにかく可愛い。だけではなく、演技も良いですね。この役は難しいところもあると思いますが、とても良かったです。
三木孝浩監督らしく、光がキラキラして、逆光とガーベラでで光り輝く病室は、幸せに満ちていましたね。
実話ではないと思いますが、もし実話だったらなんて幸せなのかと思います。
ガーベラはもともと好きな花でよく買いますが、そんな花言葉があったのですね。まったく知りませんでした。
余命ものですが
余命ものは苦手でしたが、この映画はその類いとは違ってました。普通を精一杯生きたい。そんな人を支えて生きたい。そして余命を全うしたい。私もそうですが病を持ってる人も病を抱えた家族を持つ人もきっと共感できると思います。
常日頃思えない感情を湧き上がらせてくれる映画
人の死を題材としてる映画でやっぱり初めに思うことって、この映画の様に心の純度が高い登場人物を映し出してくれる映画を見て僕が思う事って、絶対に今出来ることを最大限やろう!とか、気持ちを伝えたい人が居るなら伝えられる時に伝えておかなきゃって思うんですよね。
でも3日経ったらいつもの日常に戻ってるし、
なんなら起きたらまたいつもの毎日が始まるわけで、、、
でもそれって人間の良い所でも悪い所でもあると思うんですよね。
でもこの映画は、似た様な映画とは違う感情を湧き上がらせてくれました。
人のタイムリミットって長い人もいれば短い人も当たり前に居るわけで、だから自分がもしそうなった時、後悔しない様に今を生きるのは当たり前で、タイムリミットが残り僅かになった時に、どれだけ素敵な瞬間だったり気持ちになれるかで、最後が近づくに連れ、自分ではなく人の幸せを願う春奈に、最後に秋人の名前を呼ぶ春奈に、気付いた時には心を撃ち抜かれていました。
本当に映し出す人間関係であったり、描写が素敵なので心の洗浄したい方には是非って映画です🥂
おじさんも心に響きました
最後の最後で、三本のガーベラにやられました。生かされてるのではなく、どう生きるのかと言う事に想いを馳せ、泣ける映画でした。役者さんの仕草や自然な嬉しさの表現など、とても良かったと思います。挿入歌も良かったです。
蟻地獄のごとく泣かす
原作は30万部突破の小説でその後漫画化されNetflixでの映像化へ至った、とのこと。しぬしぬで同情させる方法を推し進めたハイパーなお涙頂戴ものだが、しつこいほど泣かせる曲線が周到すぎてむしろ感心した。なにしろタイトルが「余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話」であり、ほぼそのとおりのことが起こる。露命で釣る日本ならではの設定だが、泣かすトラップが二重三重四重に張り巡らされた蟻地獄のようであり、斬新なホラーとして見ることもできなくはない。──と思った。
この話が過激で個性的なのはふたりともしぬところ。
予測だと「僕」である秋人は生き延びて春奈との蜜月において交わされたフラグを回収していくんだろうな──と思っていたし、概してそれが日本的予定調和の方法だが、けっきょくどっちもしぬ。
秋人が心臓腫瘍の先進医療手術をうけるという伏線もあったので、てっきり生き延びて、うららかな日に春奈の墓参りをしながら終幕するんだと思っていた予測が外れたことは「なかなかやるじゃねえか」と思わせた。
映画の脈所を担っているのは木村文乃が演じる花屋が売っているガーベラ。ガーベラは本数により違う花言葉を伝えるそうで、そのことを涙腺への刺激に変えながら巧くあやつってみせた。
『ガーベラの花束に3本の花を贈る場合、「あなたを愛しています」という意味になります。ガーベラは本数によって花言葉が異なり、1本は「あなたが私の運命の人です」、4本は「あなたを一生の愛を捧げます」、6本は「あなたに夢中です」、8本は「あなたの思いやりに感謝します」、9本は「いつまでも一緒にいてほしい」、11本は「あなたは私の最愛の人」、12本は「私の恋人(妻)になってください」、40本は「あなたに永遠の愛を誓います」、100本は「私と結婚してください」という意味があります。』
(Search Labs | 生成AI による回答の概要)
春奈も秋人もしんでから、ガーベラと絡ませたメッセージを残してあり、それが更なる涙をさそう仕掛けになっていて出来すぎ感はあったが、嫌味はなかった。
じぶんは荻上直子や「湯を沸かすほどの熱い愛」などの所謂「お涙頂戴もの」をけなすので、それらとの違いを述べておきたい。
荻上直子のばあいは絵に自己顕示が載ってくる。「彼らが本気で編むときは、」も「川っぺりムコリッタ」も「波紋」も「わたしはこんなにすごい問題意識をもった作家なんです」という感じがつねに映像にあり且つ泣かそうとしてくるのがいやだし、そもそもの作家性が幼稚すぎて恥ずかしくて見ていられない。(にもかかわらず日本の映画監督は年功序列制なので女性監督第一人者とみなされ監督賞をとったりもする。)
「湯を沸かすほどの熱い愛」は不幸自慢になっているのがダメ。
以前じぶんはレビューに『主人公双葉は薄命、娘の安澄はいじめられっ子、探偵さんは亡妻の子連れ、拓海くんは継親から逃げ出したヒッチハイカー、酒巻さんは唖者。
右も左も不遇の免罪符を背負っている人物だらけ。かれらが不幸自慢を繰り広げるさまはモンティパイソンの4人のヨークシャー男も顔負けで、エジプト行きたいを伏線とする人間ピラミッドなんか、全身鳥肌の恥ずかしさだった。』と書いている。
それらに比べるとしぬしぬで釣っているとはいえ本作はおしつけがましさのないお涙頂戴だった。美男美女を使い綺麗でソフトな絵面を主体としながら、愁嘆場もサクッと切り上げている。本作では春奈の死がパッと葬儀場面に変わったことだけで伝えられているが、以前の日本映画にはそういう潔い機転はなかった。(と思う。日本映画では死は常に劇的に語られる一大事だった。)
演者では綾香を演じた横田真悠という人がよかった。ツンな態度が崩れおちるのがじょうずだったし、水道のように涙が流れてくるのには驚いた。
国内レビューサイトは採点が甘いとはいえ映画コムが4.8というすごい値をつけていた。imdbは1Kに達していないものの7.4がついていて悪くなかった。良質なお涙頂戴もの映画だと思う。
大切な人の為に生きたい…
まず映像がキレイ。切なくても病室から入り込む光がキラキラしていて、重くなりそうな雰囲気もスッと心に入ってくる。期限があるから…諦めていた生きる事、やりたい事も、大切な人と1分でも1秒でも長く一緒に過ごす為に、生きたい❗️の気持ちになる。前向きに、希望になる。
花束に気持ちをのせて、言葉にしなくてもちゃんと伝わる。キラキラがたまらない、切ないのに何度も観れる映画です❗️
儚くて、キラキラした物語。
余命ものはどうしても悲しいという気持ちでラストまで胸が覆われるが、この映画は美しい。
秋人と春奈が精一杯生きる中で、恋をして、
お互いを思いやっていて、視聴していて何度も涙が出たけれど、また観たくなる。そのくらい
真っ直ぐでピュアな2人の恋が眩しい。
沢山の人たちに観てほしい。
観て良かった
キャスト、脚本、音楽、映像、全て良かった。涙が止まらなかったけれど、不思議とあたたかい気持ちが残った。
出口さんの透明感、永瀬さんの声や眼差しから溢れる優しさ、原作者さんがお二人で良かったと言っていた意味がよく分かった。
ハズレない三木孝浩監督作品
三木監督、相変わらず素晴らしい映像を観せてくれる
そこに全く裏切りはない
いつも期待通り、それ以上だ
エンディングでもう一つの視点で遡るのも定番だ
これがいい!
今回のロケ地は一応神戸
フォルトゥナの瞳以来かな
ここ気に入ったのかな😊
余命ものの作品
悲しさだけで突っ走る訳ではなく、限られた時間の尊さや家族愛、友情、そして少しの恋愛感情を愛おしく思う
号泣は無いが三木監督らしい仕上がり
主人公の2人が病気なので海でのキラキラシーンは夕焼けにとどまりました
永瀬廉くん
見た目は若いけど、やっぱり薹が立ち過ぎてもう厳しいかな〜
野間口徹さん
見事に三木監督作品のレギュラー出演をはたしてました🤣
これこそ本当の純愛
原作は読んでいたので結末は分かっていましたが映像で観ると臨場感が凄く大号泣でした。そしてあなたに出会う為に生まれてきたという言葉に救われました。とても心が落ち着きました。心にしみる良い作品でした。
天使か
最近、出口夏希がかわいさで言えばイチオシくらいの感じなので、これが映画館では上映されず、Netflix限定だと知った時は悲しかった。。というわけで、一度やめたNetflixに再加入、笑。評価も高かったし、見ないわけにはいかなかった。
いいお話でした。余命がある中でもキラキラしている2人が素敵。親の思いや友達も含め、いい人ばかりの映画なので気持ちよく見られますが、やはり切ない。ひっそりと思い合う2人と、それがのちにわかる感じ、お互いを愛していい意味で気遣い合いまくってる姿が素敵です。
出口夏希、天使のようにかわいかったです。やはり好き。
余命題材は苦手ながら役者陣のファンなので鑑賞。秋人の虚無な顔が次第...
余命題材は苦手ながら役者陣のファンなので鑑賞。秋人の虚無な顔が次第に色を帯び、逆に春奈の明るい顔が次第に寂しい表情も帯びるようになって物語にすっかり引き込まれてゆきました。若くて瑞々しい命のきらめきに焦点を当てています。鑑賞中にやはり涙しましたが、哀しみと同じくらいスッキリした愛おしさに溢れました。
人生は長さではなく密度
半年と短い時間ではあるが、会うべくして出会い、このために生まれて来たんだと感じる程に充実した時間を共に過ごす事が出来た。
こんな出会いを経験出来たら本当に幸せだと思うし、辛い事があってもその思い出に力を貰って頑張れるのだと思う。
困難に直面した時、自分の心の持ちようも大切だけど、周りの関わる人達も強い支えとなっている。
自分も誰かの人生に優しさを加えられる様に関わって行きたいと思わせる映画。
せっかくの人生を、生き生きと過ごせる様に心がけていきたいと感じた。
劇的で秀逸なラスト20分
何故ここまでの高評価がわかりました、それまでの綺麗で優しいストーリーも良いのですが、とにかくラスト、涙が止まらない。
例えるなら、『いま、会いにゆきます』のラストのようです、オマージュなのかな。
あー、私も会いたい。
自分が余命わずかだったら、周りの人に負担をかけたくなくて、大切な人を遠ざけてしまうかもしれない。
大切な人が余命わずかだと知ったら、ちゃんと話してほしい。そして、私に思い出がほしい。
どちらの気持ちもわかる。
春奈ちゃんは幸せだなー。
私は綾香ちゃんになりたかった。
会いたい人には会いたい時に会っておかないと後悔する。
秋人くんは春奈ちゃんに出会って、残りわずかな時間を人のために生きれて幸せだったと思う。
高校生男子をもつ母としても二人の出会いは最後に彩りがあり、その人生を全うでき、救いがあった。
二人は出会うべくして出会い、生きる"希望"がわずかな時間でも持てたのかな。
そして秋人くんの素敵な作品がしあがって良かった!
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