「非常にいい映画だと思われましたが‥」余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 komagire23さんの映画レビュー(感想・評価)
非常にいい映画だと思われましたが‥
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(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
このNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は、個人的にも非常にいい映画だと思われました。
特に、桜井春奈を演じた出口夏希さんの演技は心を打つ場面もかなりあったと思われます。
主人公・早坂秋人(永瀬廉さん)、桜井春奈のかつての親友・三浦綾香(横田真悠さん)との関係やそれぞれの演技も瑞々しくて良かったと思われます。
ストーリーも破綻なく、鑑賞後感も非常に良いものでした。
ただ、意地悪な観方をすれば、ちょっと色々と盛り込み過ぎなのではとは思われました。
2人の病気のことだけでなく、花言葉や絵画を通した話やかつての親友話など、感動させるためのエピソードがかなり盛られていて、かつどこかそれぞれ既視感があり、映画としてのリアリティとしてそこまで私的には深く刺さらない作品だなとは一方で思われました。
ただおそらく私のような者を対象にした映画でなく、そんな意地悪な観方をしなければ、高い評価になっているのは一方で理解は出来ます。
なので、とはいえ良い映画だったでしょ?と問い直されれば、それに対する二の句は全くなく、その通りだねとは思ってはいます。
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